平成7607日目
2009/11/05
【この日の鳩山総理】
申告漏れで陳謝
鳩山由紀夫首相は5日の衆院予算委員会で、2008年に株式を売却して得た約7200万円の所得を税務申告していなかったことについて「(税金が天引きされるため確定申告の必要がない)源泉分離課税になっていると思っていた」と説明。「恥ずかしい話で猛省している。おわび申し上げたい」と陳謝した。《共同通信》
虚偽記載問題「脱税・裏献金の認識ない」
鳩山由紀夫首相は5日の衆院予算委員会で、自身の個人献金の虚偽記載問題で鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京・港)の管理する資金が流用されていた事実について、脱税や詐欺、裏献金の可能性を問われ「そのように認識していない」と否定した。
首相は「元秘書を信頼しており、額がどれぐらいになっているか気にも留めずに了承していた」と釈明した。自民党の小里泰弘氏への答弁。《日経新聞》
さらに真剣勝負が続く。お互いにこの国を思う立場から大いに議論したい
鳩山由紀夫総理大臣(代表)は5日夕、首相官邸で記者団の問いに答えた。
冒頭、米国メジャーリーグのヤンキースがワールドシリーズで優勝し、松井秀喜選手がMVPを獲得したことについて問われ、「すばらしいですよね」と語り、「久しぶりに日本にとって勇気をもらった、すばらしい快挙。最後の試合で6打点とは、早く家に戻ってテレビを見たい思いだ」と笑顔を見せた。
同時に、「野球など、スポーツの方がはるかに外交官としてもいい仕事をすることがある。こういうことが日本とアメリカの距離感を非常に近くするものだと思っている。『松井君本当におめでとう』と、また『日本人のためにありがとう』と、さらには『日本人とアメリカ人を近づけてくれてありがとう』と、そんな思いである」と語った。
続いて、3日間にわたった衆議院予算委員会の感想と自民党の質問に関する印象を問われ、「やはり野党になった自民党なので、いろんな角度から攻めてきた」と分析。自らについては「一つひとつの質問に対して少なくとも一生懸命、丁寧にお答えしようと努力はした。どのくらい国民の皆さんがそのことを見ていただいたかによるが、自分なりに一生懸命やらせてもらった」と振り返った。
そのうえで「これからさらに真剣勝負が続くと思っている。お互いにこの国を思う立場から大いに議論したい」と、更なる意欲を示した。
次に、保育所規準の緩和の議論が始まったのを受けて、子育てのハード面をどう強化するかとの質問にはまず、原口一博総務大臣が中心になって、地方分権推進委員会が第三次の勧告を出したものであり、近々、第四次勧告も出される予定であると説明。同時に「まさに大事なのはお子さん方の未来、環境、母と子や父と子の関係である」との見方を示し、その実現のなかで重要なもののひとつは子ども手当ての創設であるとした。
あわせて保育所の規準緩和が一部で始まったことについて、「国がしばっていたものを規制を緩和することでしばりを解き、それによって、住みやすい、地域の皆さんにとって暮らしやすい、そういう世の中に変えていくことができる」と指摘。予算をかけずに進められる有益な方法だとした。また、「私はいいメッセージだと思っている」と述べ、「国がしばっていた、自由度がきかなかった、地域の思いのままに進まない」状態にあったものを、「地域の思いが、地域の住民の皆さん方にいいように伝わって、物事が進んでいける世の中にしていきたい。それが地域主権だから、地域主権という発想で物事を見直して行きたい」とも述べた。《民主党ニュース》
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【米・フォートフッド陸軍基地】少佐が銃乱射、13人死亡
米南部テキサス州のフォートフッド陸軍基地の施設で5日午後1時半ごろ、同基地に勤務する陸軍少佐の精神科軍医が銃を乱射、基地当局者によると兵士ら13人が死亡し、30人が負傷した。容疑者は警官らとの銃撃戦で負傷。容体は安定しているというが、AP通信は、意識がなく病院で人工呼吸器を装着されていると報じた。
米メディアによると、軍医はニダル・マリク・ハサン容疑者(39)。犯行の動機は不明だが、ハサン容疑者は近くイラクかアフガニスタンに派遣される予定だった。FOXテレビによると、イスラム教徒である自身への軍内の差別などから戦地派遣に拒否感を示し、除隊を望んでいたという。
APによると、同基地の司令官は6日、ハサン容疑者は発砲前「アラー・アクバル(神は偉大なり)と叫んだと、米メディアに語った。《共同通信》
【英国人講師殺害事件】容疑者の整形写真公開
英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=殺人死体遺棄事件で、千葉県警行徳署捜査本部は2009年11月5日、名古屋市の美容整形外科で鼻の整形手術を受けた男について、死体遺棄容疑で指名手配している市橋達也容疑者(30)と断定、手術前の写真を公開した。鼻が数ミリ高くなった程度で、外見は公開写真とほとんど変わらないという。《時事通信》
【岡田克也外相】米国務次官補と会談
岡田克也外相は5日昼、外務省でキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)と会談した。12日のオバマ大統領の初来日に向けた地ならしが目的で、日本による新たなアフガニスタン復興支援策や米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設問題などで意見交換したとみられる。
普天間基地の移設問題を巡って、外相は現行案のキャンプ・シュワブ(同県名護市)沿岸部に決まった経緯を検証中。嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案の可能性を探っているのに対し、米側は現行案が「唯一の案」と主張し、日米の隔たりは埋まっていない。
外相は当初、訪米してクリントン国務長官との会談を検討していたが、国会日程との調整がつかずに断念した。《日経新聞》