平成7439日目
2009/05/21
【この日の麻生総理】
国際交流会議「アジアの未来」晩餐会で講演
平成21年5月21日、麻生総理は都内のホテルで、新聞社主催の第15回国際交流会議「アジアの未来」の晩餐会で「経済危機を超え、再び飛躍するアジアへ」と題して講演を行いました。
演説では、アジアの潜在力を引き出し繁栄を確かなものとするためには、大きく分けて次の3つの分野で取組を進めていく必要があるとし、第一は、適切なマクロ経済政策と金融市場対策による経済・金融危機への対応、第二は、中・長期的な視点からの経済成長構想の実施、第三は、人々が安全に安心して活動出来るよう、環境、保健・衛生、テロ・海賊、安全保障など、国境を超える問題への対応等について具体的に述べました。
そして結びに、「私は『経済的繁栄と民主主義を希求する先に平和と人々の幸福がある』、『Peace and Happiness through Economic Prosperity and Democracy』という考え方を政治的な信念としております。個々人に『選択の自由』を提供し、社会の安定と繁栄を一層強固なものとする。アジアでも、そのような道を歩む国では確実に国民の幸福は高まっていると思います。同じ道を歩み、努力する友人を日本は応援していきます。」と述べました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【中央大教授殺害事件】28歳元教え子逮捕
東京都文京区の中央大後楽園キャンパスのトイレで今年1月、理工学部教授、Tさん(45)が刺殺された事件で、警視庁富坂署捜査本部は21日、中央大卒業生でTさんの教え子だった神奈川県平塚市、アルバイト店員、Y容疑者(28)を殺人容疑で逮捕した。捜査本部によると、Y容疑者は「トイレ内で先生を刃物で何回も刺して殺したのは間違いない」と容疑を認め、動機については「今は話したくない」と供述しているという。《毎日新聞》
【東京地裁】ライブドア元社長らに76億円の賠償命令
ライブドア(LD、現LDH)グループの粉飾決算で株価が下落し損害を被ったとして、個人株主3316人と法人株主24社がLDHやLD元社長、堀江貴文被告(36)=上告中=らに計約230億7000万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、総額約76億2800万円の支払いを命じた。難波孝一裁判長は「有価証券報告書の虚偽記載が投資家の判断に影響を与えたことは明らか」と述べた。 《毎日新聞》
【自民党】世襲制限は麻生首相の判断へ
自民党は21日、次期衆院選から新人の世襲候補の出馬を制限する方向で調整に入った。直系親族かが同一選挙区から続けて立候補する場合は公認しない案が軸。党内に異論もあるため、麻生太郎首相(党総裁)が最終判断する。
決定すれば、公認が内定していた小泉純一郎元首相の次男、進次郎氏(神奈川11区)と臼井日出男元法相の長男、正一氏(千葉1区)の公認が見送られることになる。複数の選対幹部によると、その場合は両氏とも無所属で出馬する見通し。自民党は対抗馬を立てず、当選後に追加公認する可能性もあるという。《共同通信》
◇
麻生太郎首相は21日、世襲制限に関し「(党で)公募という制度をやっている。公募をかけてきちんとやればいい」と記者団に述べた。公募で選ばれた場合は制限の対象外にすべきだとの考えを示したもので、首相は「有能な人たちが出られなくなるのも具合が悪いし、世襲だからといって何もなしで(選挙に)出ちゃうのもいかがなものかと思う」と語った。《毎日新聞》
【この日の民主党】
政権交代で絆、愛のある社会を 鳩山代表がさいたま市で
鳩山由紀夫代表は21日夕、さいたま市長選挙が行われている大宮駅西口で、代表就任後初めての街頭演説を行い、集まった聴衆約2000人を前に、政権交代を成し遂げ、絆、愛のある社会をつくろうと訴えた。
街頭演説会には、埼玉県連代表の枝野幸男衆院議員、高山智司衆院議員らが参加した。
鳩山代表は、曾祖父の代から続く政治家だと切り出し、「しかし私は親類縁者がだれもいない選挙区から出馬した」とも述べ、そのうえで、国会議員の3親等以内の親族が同一選挙区から連続して立候補するのを制限する国会議員の世襲制限を民主党はまとめたことを報告。長期権力は必ず腐敗するとの認識も示し、さいたま市でも政権交代を果たすべきだと訴えた。
さらに、友愛という言葉を大事にしてきたとして、「今の社会は強いものが勝てばいいとの発想で滅茶苦茶になってしまった」と述べ、その結果、地域に格差が生まれ、社会保障、教育にも及んでいるとして、「弱肉強食の政治が心を荒んだものにした」と分析、こうした政治を正すために、政権交代を果たさなければならないと訴えた。
また、民主党の政策の1丁目1番地は地域主権であるとして、国が財源も権限も握り、「くれてやるよ」と言った上から目線の現在の政治のあり方を、国民、市民の目線のものに変えていくと宣言。「国民の目線に立った政治をつくろう」と力説した。
鳩山代表は最後に、「国の大掃除をする」と力説すると、集った聴衆からは期待をこめた声援と拍手が沸き起こった。
終了後には多くの市民の皆さんにもみくちゃにされながら握手を交わし、政権交代実現へ民主党への支持を訴えた。《民主党ニュース》