平成7445日目
2009/05/27
【この日の麻生総理】
タミーム・カタール国皇太子殿下と会談
平成21年5月27日、麻生総理は総理大臣官邸で、カタール国のシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ皇太子殿下と会談を行いました。
会談の冒頭、麻生総理は、「来日を歓迎申し上げます。今回の殿下の訪日によって、緊密な両国の関係が日・カタール合同経済委員会の開催等を通じて幅広い分野で重層的に発展していくことを心から期待しております。」と延べ、皇太子殿下一行の訪日を歓迎しました。
また、引き続きエネルギー分野における両国間の協力の維持・拡大を期待するとともに、2010年春に予定されている成田・ドーハ間のカタール航空の直行便の就航により、ヒト、モノの往来がより一層活発化することを期待する旨を述べました。これに対し、タミーム皇太子より、日本政府からの今次訪日招待に謝意を表するとともに両国間に存在する緊密な協力関係を歓迎し、ハマド首長の指示に基づき二国間の友好関係を更に深化させていきたい旨述べられました。教育関係では、麻生総理大臣より、ドーハ日本人学校の再開に際し、タミーム皇太子のイニシアティブのもと、カタール側から多大なる支援を頂き感謝する、教育協力の更なる進展のため、両国間で密接に相談したい旨述べました。これに対し、タミーム皇太子より、同校は両国の友好・協力関係の象徴であり、この学校でカタールの子供達が日本の子供達と一緒に勉強することを通じて、両国民の関係が一層発展することを期待する旨述べました。
そのほか、二国間経済関係、地域情勢等について話し合われました。《首相官邸》
党首討論
麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表による初の党首討論が27日行われ、衆院選をにらみ西松建設の巨額献金事件や2009年度補正予算案で激しい応酬を繰り広げた。
企業・団体献金を3年後に全面禁止する民主党法案への協力を求めた鳩山氏に対し、首相は西松建設の巨額献金事件で秘書が逮捕された小沢一郎代表代行が「説明責任を果たすのが先だ」と反撃。鳩山氏は検察批判も交え「麻生政権は官僚主導だ」と補正予算案を税金の無駄遣いと指弾し、政権交代を訴えた。《共同通信》
平成21年5月27日、麻生総理は、国会で行われた国家基本政策委員会合同審査会で民主党の鳩山由紀夫代表との党首討論に臨み、北朝鮮の核実験実施、政治献金問題、公務員の天下り問題、補正予算などについて討論しました。《首相官邸》
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【この日の民主党】
理念に基づかない麻生政権の政治が浮き彫りに 党首討論終えて鳩山代表
鳩山由紀夫代表は27日午後、党首討論を終えて、党本部で記者団からの質問に答えた。
冒頭、代表就任後初の党首討論を終えた感想として「皆さんにほめていただいたから、それなりに党首討論としてはできたと思う」と述べた。一方で、「ただ、総理の答弁は実にいいかげんだった。時間だけは稼がれたが、肝心なことに関しては、きちんと答えてくれない。官僚任せの政治をそのままやっていると思った」と印象を語った。
ムダ遣いへの指摘にも何も答えない麻生首相の姿を受けては、「やはり政権交代を何としてもやらなければいけない」という気持ちを新たにしたと述べた。
注力した点については、最初に理念を示したうえで、その理念に基づいて「脱官僚社会をつくらなければならない」と訴えたこと、政治の信頼を回復するため、企業・団体献金の禁止を求めたことを挙げた。また、ムダ遣いばかり生んでしまう補正予算や、それを許すような政治をいかにして変えるが民主党のテーマであることを説明したと振り返った。
鳩山代表は「理念に基づかない政治を、麻生政権がずっと続けているというところを浮き彫りにできたと思う」とも強調、「もっと時間を持って追及をしていければと思う。これからもまだまだチャンスはある。このテーマはまだまだ続く。議論を深めたい」と次の機会への意欲を表明した。また、党首討論は「できるだけ多く頻度を上げていきたい」とも語り、月に2回程度はあってもいいという認識を示した。《民主党ニュース》
【有馬温泉】新型インフルで宿泊キャンセル2万人
新型インフルエンザの感染拡大の影響で「関西の奥座敷」と呼ばれる有馬温泉(神戸市)のキャンセル客が計約2万人に上り、損失が4億円を超えることが27日、明らかになった。同温泉の観光協会は同日、総会を開き当谷正幸会長が「協力して有馬に人影を呼び戻そう」と呼び掛けた。金井啓修常務理事は「阪神大震災直後より深刻」と話している。
観光協会によると、7月末まで入っていた宿泊客のキャンセルをまとめた。温泉街で最大規模の「有馬グランドホテル」では16日以降、約3000人が宿泊をキャンセル。老舗の「銀水荘別館兆楽」は団体客のキャンセルで21日、創業以来初めて臨時休館した。《共同通信》
【福知山線脱線事故】神戸地検、JR西日本社長宅を家宅捜索
107人が死亡した尼崎JR脱線事故で、神戸地検は27日、業務上過失致死傷容疑で、大阪市北区のJR西日本本社と京都府長岡京市の山崎正夫社長(66)宅を捜索した。本社の捜索は昨年10月に続いて2度目、山崎社長宅は初めて。
地検は書類送検や告訴の対象になった幹部、元幹部ら13人の起訴の可否を最終判断するため、事故の発生から4年余りを経て異例の再捜索に着手したとみられる。《神戸新聞》
【作詞家・石本美由起さん】死去
「憧(あこが)れのハワイ航路」「悲しい酒」などのヒット曲で知られる作詞家の石本美由起さんが27日午前0時50分、心不全のため横浜市の病院で死去した。85歳。広島県出身。体調を崩し、1年前から入院していた。約4000曲を発表し、「矢切の渡し」「長良川艶歌」の2作で日本レコード大賞を連覇。中でも古賀政男作曲、美空ひばり歌唱の「悲しい酒」は日本歌謡史の伝説だ。
昨年12月に他界した作曲家の遠藤実さん(享年76)、今年2月の作詞家松井由利夫さん(同83)、今月11日の作曲家三木たかしさん(同64)に続き、歌謡界はまた偉大な作家を亡くした。《スポニチ》