平成7216日目

2008/10/10

【この日の麻生総理】

安全・安心なまちづくり関係功労者表彰

平成20年10月10日、麻生総理は総理大臣官邸で安全・安心なまちづくり関係功労者表彰を行いました。

政府は、10月11日を「安全・安心なまちづくりの日」と定め、犯罪に強い社会の実現のため、安全・安心なまちづくりを推進する機運を全国的に波及・向上させ、国民の意識と理解を深めることとしています。

この表彰は、安全・安心なまちづくりの推進に関し、顕著な功績又は功労のあった個人又は団体を顕彰し、優れた取組を広く普及することを目的とするもので、今回は10団体が表彰されました。

麻生総理は挨拶の中で、「ここのところ子供の痛ましい事件などがいくつも街で起こっておりますが、地域住民の方々にとりましては皆さんのようにボランティアでやっていただける人がいる、その存在自体が非常に大きな安心になっていると存じます。今後とも活動を進め、他の地域へもいい影響を広めていただけることを心から期待申し上げます。」と述べました。

これに対し表彰された団体の代表者から、「今後とも、地域社会の安全確保のために更なる努力をしてまいりますことを、ここにお誓い申し上げます。」と謝辞がありました。《首相官邸》




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【プロ野球・巨人】2年連続32回目のリーグ優勝

プロ野球セ・リーグは10日、優勝へのマジックナンバーを「2」としていた首位巨人がヤクルトに3―1で勝ち、2位阪神が横浜に3―4で敗れたため、2年連続32度目のリーグ優勝を決めた。1リーグ時代を含めると41度目。セでは最大差となる13ゲーム差を逆転しての優勝だった。パでは1963年に西鉄が南海との14・5ゲーム差を逆転して優勝している。

今季のセは7月22日、阪神に優勝へのマジックナンバー「46」が点灯。巨人は一時13ゲーム差をつけられたが、九月の阪神3連戦に3連勝して追い付き、32年ぶりの12連勝(1分けを挟む)も記録。今季141試合目、残り3試合で初めて単独首位に立ち、143試合目で優勝を決め、終盤の激しい追い上げで球史に残る大逆転劇を演じた。原辰徳監督(50)は通算5季目の指揮で3度目のリーグ制覇。

巨人は02年以来となる日本一を目指し、上位3チームが日本シリーズ出場権を争うクライマックスシリーズ(CS)に出場する。《スポニチ》

【三浦和義氏】自殺

81年の米ロサンゼルス銃撃事件に関与した疑いで米自治領サイパンで2月に逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=がロサンゼルス市内で自殺を図り、死亡した。ロサンゼルス市警から10日午後10時(日本時間11日午後2時)ごろ、現地の日本総領事館に連絡が入った。

三浦元社長は同日夜、ロス市警本部の留置場で、Tシャツで首をつったという。意識不明の状態で係官に発見された。近くの病院に搬送されたが、午後10時ごろ死亡が確認された。三浦元社長は独房に入っていたが、ロス市警によると、巡回は30分ごとに行うことになっており、発見の10分前の巡回では異状がなかった。遺書は見つかっていないという。

三浦元社長は10日早朝、サイパンからロサンゼルスに移送された。週明けの14日に起訴前の罪状認否のためロサンゼルス郡地裁に出廷する予定だった。《朝日新聞》

【大和生命保険】経営破綻

経営不振に陥っていた中堅生保の大和(やまと)生命保険は10日、自力再建を断念し、東京地裁に更生特例法の適用を申請した。生保破綻(はたん)は戦後8社目。最近の株価下落で有価証券などの損失が急速に拡大し、08年度中間期決算で、110億円の当期赤字に転落し、114億円の債務超過に陥る見込みになった。負債は2695億円程度になる模様。

東京地裁は申請を受けて同社に対して財産などの保全管理命令を出した。更生手続き中は解約などはできなくなる。契約者が受け取る保険金などは一定割合で減額される見通しだ。記者会見した中園武雄社長は「市場の環境が急速に悪化して大幅な資産の劣化を食い止めることができなかった。支援をいただいた関係者の方々には誠に申し訳なく、心よりおわび申し上げる」と語った。

大和生命は戦前の1911年に創業。2008年3月期の総資産は2831億円、契約件数は17万7千件。最近は毎年1万件以上のペースで契約件数を減らしていた。《朝日新聞》

【愛知、三重県警】汚染米転売事件「浅井」を捜索

接着剤製造会社「浅井」(名古屋市)による事故米の不正転売問題で、愛知、三重両県警は10日、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」に汚染された事故米が食用に転売された疑いが強まったとして合同捜査本部を設置、食品衛生法違反(規格基準外食品の販売)容疑で、浅井本社など関係先の一斉捜索を始めた。《読売新聞》

【この日の民主党】

政権交代こそ最大の景気対策 鳩山幹事長

鳩山幹事長は、10日午後の定例記者会見で、「政権交代こそ最大の景気対策」と強調し、改めて解散・総選挙を求めた。

鳩山幹事長は、本日の株価の暴落(一時前日比1000円超下げ8000円台に)、円高(1ドル=98円台に)、また、大和生命保険会社の破たんに触れ、自民党総裁選の最中、ハチに刺されたようなものと発言した担当大臣の発言を「そんなに甘いものではない」と批判。

また、第2次の補正、経済対策についても「旧来型の対応になるのではないか」との懸念を示した。

そのうえで、今朝、党の金融対策チームが「民主党の金融危機対応策」をまとめたことを披歴した。

また、本日発売の月刊誌『文藝春秋』で麻生首相が「小沢代表よ、正々堂々と勝負しよう。私は絶対に逃げない」との副題のついた論文を寄稿していることに触れ、「逃げまくりではないか。『私は絶対に逃げまくる』としか読めない」と、解散・総選挙という国民の審判から逃げまくる首相を厳しく批判した。

さらに、麻生首相がこの論文の中で、「まず国民の審判を仰ぐのが最初の使命だと思う」としていることを挙げ、解散・総選挙を早期に行うべきだとした。

記者の解散・総選挙を行えば政治空白が生じ、さらに景気が悪化するのではとの質問に、鳩山幹事長は、「政権交代こそ最大の景気対策。明日が見えなくなっている。政治に対する信頼が回復したとき、その政策にも信頼が呼び戻ってくる。官僚の手のひらに乗った政策である限り、国民に支持されない。選挙で政府が空白になるわけではない。政治が機能していない状況こそ政治空白」と答えた。

党の金融対策チームがまとめた「民主党の金融危機対応策」は、中小企業対策として、信用保証枠の拡大、生命保険会社の契約者保護への公的支援の2年延長、国際的な投機マネーの監視強化、流動性不足対策などからなっている。《民主党ニュース》



10月10日 その日のできごと(何の日)