平成7217日目
2008/10/11
【この日の民主党】
鳩山幹事長、山花・東京22区総支部長と「国民の生活が第一」の政治実現を訴える
鳩山由紀夫幹事長は11日夕、東京都三鷹市を訪れ、連休初日で賑わう三鷹駅南口で、山花郁夫・東京都第22区総支部長とともに街頭宣伝活動を行った。駅頭には、300名を超える市民が、政権交代への期待を込めて、熱心に耳を傾けた。
まず、山花総支部長は、「国民の生活が第一」の政治を一日も早く達成しなければ、与党の無策・怠慢によって年金、医療システムの崩壊がさらに進むと指摘。子育て・教育についても、十分な財源の下、子ども手当の支給や私立高生に対する授業料補助を通じて、家計負担をできるだけ減軽する政策を直ちに実行する必要性を訴えた。また、医師不足が進み、小児科や産婦人科で深刻な医療現場を再生させるには、医師の大幅な増員が必要であり、税金のムダ遣いを一掃し、直ちに医療関係の予算を充実していくことを約束した。
続いて、鳩山幹事長は、官僚が机の上で積み重ねた空理空論が原因で、国民生活の不安感がピークに達していると、すべてを官僚任せにし、国民生活をないがしろにした自公与党を厳しく批判した。
「国民とは無縁な、非民主的な手続きによって一年間で3名の首相が誕生した。本来であれば、すでに衆議院が解散されていて当然であるところ、昨今の金融危機に乗じ、危機感を欠き、実効性のない対応で露骨に政権延命を優先させる国民無視の政治を直ちにストップさせよう」と、足を止めた多くの市民に力強く訴えた。
さらに、在職中40本以上の議員立法に取り組んだ山花総支部長の実績についても触れ、「山花総支部長に代表される、市民感覚に富んだ政治家が大いに活躍する場がなければ、社会が、日本が沈没してしまう」と、地域において支援の環をさらに拡げていただくよう、市民に熱く訴えた。
演説終了後、鳩山幹事長と山花総支部長は、三鷹駅南口の中央商店街を歩いてまわった。商店を一軒一軒訪ね、支援を呼びかけつつ、歩道で出会った市民の皆さんとガッチリ握手。「今度は民主党を応援する。とにかく景気を良くしてほしい」、「家計を切り詰めながら、子育てに奮闘しているので、何とか支援をしてほしい」と、民主党に対する大きな期待の声が上がった。
街頭演説では、このたび山花総支部長が党のマニフェストに先行してとりまとめたプレス民主号外版「くらしのマニフェスト11」を配布。消費経済の建て直し、中小企業支援などを含む内容で、手に取った市民からは早速、賛同の意見が寄せられた。《民主党ニュース》
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【米政府】北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除
米国務省のマコーマック報道官は11日午前、緊急記者会見を開き、北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除したと発表した。未申告核施設の検証を拒んだ北朝鮮に対し、6者協議の枠組み維持を最優先した米政府が譲歩し、事実上、申告した施設に限った検証計画を受け入れ、見返りに指定解除を決めた。日本政府は「検証計画には確認すべき点が残っている」として慎重な対応を求めていたが押し切られた形だ。
ライス国務長官が11日午前7時半ごろに解除の手続きを行い、即時に発効した。マコーマック氏は解除理由を「検証に関して北朝鮮の相当の協力が得られた」とした。北朝鮮は解除を受けて直ちに無能力化を再開することで合意している。また、今月中にも6者協議首席代表会議を開き、米朝間の合意を確認する。《朝日新聞》
【米・ブッシュ大統領】麻生首相と電話会談
米ホワイトハウスのジョンドロー国家安全保障会議(NSC)報道官は11日、ブッシュ大統領が同日、麻生太郎首相と電話会談し、拉致問題で日本の立場を支持、北朝鮮に対し約束を守るよう働き掛けていくと表明したことを明らかにした。
報道官はまた「検証可能な形で朝鮮半島非核化を達成することが6カ国協議の目標であることを両首脳が再確認した」と説明。「すべての核兵器と現存する核計画を廃棄するという約束」を北朝鮮に守らせるために、協議参加国が努力することで一致した」と語った。《共同通信》
【峰岸徹さん】死去
貴重なバイプレーヤーとして活躍した俳優の峰岸徹さんが11日午後11時32分、肺がんのため都内の病院で死去した。65歳だった。東京都出身。4月にがんの告知を受けた後も復帰を信じて闘病を続け、公開中の出演映画「おくりびと」のヒットを喜んでいたという。故人の遺志で密葬を行い、後日「お別れの会」が開かれる予定。
シリアスものからコミカルな役まで芸域の広い俳優として知られた峰岸さんが帰らぬ人となった。7カ月に及んだ闘病生活は一進一退を繰り返したが、11日夜に容体が急変。家族らにみとられて息を引き取った。《スポニチ》