平成7512日目
2009/08/02
【この日の民主党】
菅代表代行「税金の使い方を変えよう」
菅直人代表代行は2日午後、東京第17区の早川久美子総支部長とともに、東京都葛飾区亀有駅前で約300人の聴衆を前に街頭演説し、政権交代を実現し、税金の使い道を、公共事業から命を大切にすることに変えようと訴えた。
早川久美子総支部長は、「公共事業に税金を使うのか、それとも命を大切にする医療・介護に使うのか。それを決める日が30日。一番の格差は命の格差、救急車が病院に着くのに54分もかかる。こんな状況をなくして、この町の皆さんの命を守る。医師の数を増やす、ドクターヘリを増やす、そのことに民主党は税金を使う」と訴え党への支援を求めた。
また、「1本数円でネジを造っている。中小企業を救わなければこの町は元気にならない」と中小零細企業を大切にすることで町を元気にしたいと訴えた。
菅代表代行は、31日発表された自民党のマニフェストに触れ、肝心なことが書かれていないと指摘。「郵政民営化ができれば、税金も安くなる、外交まで良くなると、4年前のマニフェストにあった」として、この結果について書かれていない今回のマニフェストには、意味がないと批判した。
さらに、なぜ税金のムダづかいがなくならないのかについて、道路特定財源の一般財源化を例に挙げ、「一番抵抗したのは国土交通省という団体。なぜか。天下り先がなくなるからだ」と自らの天下り先確保を優先する官僚の姿勢を糾弾した。
また、この官僚と癒着している自民党政権では、天下りをなくすことはできないと訴えた。早川総支部長については「必ず大きな政治家になる」との期待を表明した。
演説会が終わると大きな拍手ととともに、あちこちから「頑張れよ、良かったぞ」との声がかかり、民主党への期待の大きさをうかがわせた。街頭演説に先立ち、菅代表代行と早川総支部長は、亀有銀座商店街ゆうろーどを歩いて一軒一軒の商店に挨拶し、民主党への支持を訴えた。《民主党ニュース》
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【愛知県警】自宅に放火、中3男子を逮捕
愛知県警常滑署は2日、同県常滑市、中学3年の少年(14)を現住建造物等放火容疑で逮捕した。発表によると、少年は1日午後6時半頃、自宅1階の仏間の布団に火を付け、2階建て同住宅約280平方メートルと、隣家の2階建て倉庫約190平方メートルを全焼させた疑い。出火当時、家族は外出中だったが、帰宅した少年の母親(48)が火を消そうとして腕に軽傷を負った。
調べに対し、少年は「マッチで布団に火を付けた」と供述しているといい、同署が動機を調べている。少年の家は、両親と長男(18)の4人家族で、少年は不登校だった。火事の後、少年は電車で岐阜市へ逃走したが、2日未明、同市内のネットカフェにいるところを発見された。《読売新聞》
【麻生太郎首相】愛知県で街頭演説
麻生太郎首相は2日、衆院選に向けて愛知県内5カ所で街頭演説を行った。名古屋市内では「政権交代で景気が後退したのでは話にならない。政権交代の先は混乱だった。それでも話にならない」などと、政権交代を訴える民主党を強くけん制した。
首相は立候補予定者の事務所開きであいさつした後、街頭に出た。名古屋市内での街頭演説では、「革命的選挙をやると言っている政党もあるが、我々は革命を起こすつもりはない。自民党は真の保守政党だ。生活を守り、家族を守る。守るべきものは守ったうえで改革すべきだと申し上げている」と自民党の基本姿勢を強調した。
一方、民主党の鳩山由紀夫代表は2日、千葉県の4選挙区を回った。印西市の街頭演説では、麻生首相が衆院解散直後に自民党の支持団体回りを重ねたことに触れ「既得権に守られている方々に『自民党を応援してください』とお願いにあがっている。既得権に守られている政治をこれからもやろうとしている」と批判した。
また自民党のマニフェストで「世帯当たりの可処分所得を10年以内に100万円以上増やす」としている点について「10年先の約束をされても困る。私たちは次の総選挙まで最大4年間に何をやるか、財源を見いだして示している」と強調した。《毎日新聞》