平成7513日目

2009/08/03

【東京地裁】初の裁判員裁判

国民が裁判官とともに判決を決める裁判員裁判の第一号事件の選任手続きが3日午前、東京地裁で始まり、裁判員候補者47人が手続きに参加した。

抽選などを経て、午前10時38分、全国初の裁判員6人と補充裁判員3人が選任された。公判は午後から開廷。刑事裁判に国民の社会常識を反映させるために導入された新制度が動き始めた。

被告は、東京都足立区で今年5月、韓国籍の整体師A子さん(当時66歳)を刺殺したとして殺人罪で起訴された無職B被告(72)。

公判は午後1時28分頃始まり、法廷に初めて裁判員が姿を現した。裁判員に選ばれたのは、男性が1人、女性が5人で、法壇の裁判官3人の両脇に着席した。補充裁判員3人は男性だった。検察官の起訴状朗読の後、B被告は「間違いございません」と起訴事実を認め、弁護人の伊達俊二弁護士も、「被告人と同様です」と述べた。《読売新聞》

初の裁判員裁判1日目を終え、東京地検の青沼隆之特別公判部長は3日夕、この日の検察側の立証を「合格点。法曹関係者に意見を聞いたら、分かりやすいと評価された」と振り返った。

青沼部長は「冒頭陳述では分かりやすい言葉を使い、証拠調べでは見取り図や写真で、現場の状況をすぐに分かるようにしたつもりだ」と工夫した点を説明。裁判員に遺体写真を見せた点については「必要なものは見せざるを得ない」としながらも、抵抗感の少ない写真を、最小限の枚数に絞ったと強調した。

傍聴した検察幹部は「初日が円滑に滑り出して良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

一方、主任弁護人の伊達俊二弁護士も会見し、「裁判員を意識して、画像を使うなど分かりやすく努めた」と話した。同弁護士によると、B被告(72)は裁判員の6人中5人が女性だったことに困惑していたという。《時事通信》




【警視庁】俳優・押尾学容疑者を逮捕

俳優で歌手、押尾学(31)が3日、合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬および向精神薬取締法違反容疑で警視庁麻布署に逮捕された。東京・六本木の高級マンションの一室で2日夜、30代女性の全裸死体が発見される事件があり、この部屋に出入りしていた押尾容疑者を事情聴取。薬物中毒の症状が見られたため、尿検査を行い陽性反応が出た。警視庁によると、押尾容疑者は女性が亡くなる前に部屋で一緒で、異変を感じて自分のマネジャーに知らせたあと、立ち去っていた。

麻布署の調べによると、2日午後9時19分、高級マンション、六本木ヒルズレジデンスの一室で30代の女性が死亡していると、部屋を訪れた男性から119番通報があった。駆けつけた消防署員がベッドに横たわる30代女性の全裸死体を発見。同9時27分、死亡を確認した。司法解剖の結果、女性は死後10時間前後経っており、外傷はなく、死因を特定するには2週間ほどかかるという。

押尾容疑者はこの部屋で女性と一緒にいて、女性に異変を感じたため自分のマネジャーを呼び、その後部屋から立ち去っていた。マンションの防犯カメラには、押尾容疑者と女性が別々に建物に入る姿が写っていた。

同署は3日午後1時前、押尾容疑者を呼び、女性の死亡について事情聴取。同容疑者は手が震え、顔が青白くなるなど薬物中毒の症状が見られたため、任意で尿検査を実施。幻覚作用のある合成麻薬MDMAの陽性反応が認められたため、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで同日午後10時35分、逮捕した。同容疑者は「知人からもらった固形物をきのう(2日)飲んだが、違法なものとは思わなかった」と容疑を否認している。《サンケイスポーツ》

【女優・大原麗子さん】死去

女優大原麗子さんが東京・世田谷区の自宅で亡くなっていたことが6日、分かった。62歳だった。親族が最近、大原さんと連絡がとれなかったため様子を見に行ったところ、亡くなっていたという。

大原さんは99年ごろからギラン・バレー症候群を患っていた。昨年秋には病気の影響で自宅ガレージで転倒し右手首を骨折した。女優復帰を目指していたが、最近は病気の影響による体力の衰えが隠せず、マネジャーや運転手なども置かなくなっていたという。

大原さんは64年にNHK「幸福試験」でデビュー。東映入社後は映画「網走番外地」シリーズなどに出演。数多くの映画、ドラマに出演し、和風な美人女優として人気を集めた。ハスキーボイスによるサントリーレッドのCM「すこし愛して、なが~く愛して」のセリフが大流行した。《日刊スポーツ》

8月3日/のできごと