平成7513日目
2009/08/03
【民主党・鳩山由紀夫代表】「民主と自民のマニフェストのどちらが国民の暮らしを守るものか見比べてほしい」
鳩山由紀夫代表は3日夕、兵庫県神戸市の三宮駅前で開かれた街頭演説会で、1500人以上の聴衆を前に、井戸まさえ・兵庫県第1区総支部長、向山好一・同第2区総支部長、そして石井としろう・同第7区総支部長らとともに演壇に立ち、民主党と自民党のマニフェストのどちらが正しいか、どちらが国民の暮らしを守るものなのか比べていただき、「やっぱり民主党だね」という応援の輪を広げて欲しいと挨拶した。
井戸1区総支部長は挨拶の中で、「政治を機能させるには、政権交代しかない」としたうえで、児童虐待の通報件数が昨年は4万件になったということを取り上げ、「今の日本の国が忘れてきた、やってこなかった、家族に対しての施策をしっかりとやらなければいけない」と述べた。
さらに井戸総支部長は、「(民主党が主張している)子ども達への投資は、(自民党が言うような)バラマキではなく未来への投資です。しっかりとそれができる民主党を応援して欲しい」とさらなる支援を求めた。
鳩山代表は、「50年、60年の自民党長期政権を倒して終わりだという小さなことを言うのではなく、官僚内閣制と今こそ決別し、政治家が官僚をコントロールできるようにしなければならない」と述べたうえで、「官僚のみなさんは優秀だが、国民の暮らしを守る方向にその能力が使われていない。そして天下りや役所のために税金が使われている。そういう官尊民卑の発想から国民が主役になる政治にするために民主党は活動してきた」と話した。
そして鳩山代表は、「民主党のマニフェストと、自民党のマニフェストと、どちらが正しいものか、どちらが国民の暮らしのためになるのかを比べていただいたうえで、「やっぱり民主党だね」という応援の輪を広げて欲しい」と話し、政権交代に向けて、いっそうの民主党への支援を呼びかけた。
演説会終了後鳩山代表は、井戸総支部長らと共に民主党のマニフェストを配布し、用意していた1200冊のマニフェストは瞬く間になくなってしまった。《民主党ニュース》
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【警視庁】俳優・押尾学容疑者を逮捕
俳優で歌手、押尾学(31)が3日、合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬および向精神薬取締法違反容疑で警視庁麻布署に逮捕された。東京・六本木の高級マンションの一室で2日夜、30代女性の全裸死体が発見される事件があり、この部屋に出入りしていた押尾容疑者を事情聴取。薬物中毒の症状が見られたため、尿検査を行い陽性反応が出た。警視庁によると、押尾容疑者は女性が亡くなる前に部屋で一緒で、異変を感じて自分のマネジャーに知らせたあと、立ち去っていた。
麻布署の調べによると、2日午後9時19分、高級マンション、六本木ヒルズレジデンスの一室で30代の女性が死亡していると、部屋を訪れた男性から119番通報があった。駆けつけた消防署員がベッドに横たわる30代女性の全裸死体を発見。同9時27分、死亡を確認した。司法解剖の結果、女性は死後10時間前後経っており、外傷はなく、死因を特定するには2週間ほどかかるという。
押尾容疑者はこの部屋で女性と一緒にいて、女性に異変を感じたため自分のマネジャーを呼び、その後部屋から立ち去っていた。マンションの防犯カメラには、押尾容疑者と女性が別々に建物に入る姿が写っていた。
同署は3日午後1時前、押尾容疑者を呼び、女性の死亡について事情聴取。同容疑者は手が震え、顔が青白くなるなど薬物中毒の症状が見られたため、任意で尿検査を実施。幻覚作用のある合成麻薬MDMAの陽性反応が認められたため、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで同日午後10時35分、逮捕した。同容疑者は「知人からもらった固形物をきのう(2日)飲んだが、違法なものとは思わなかった」と容疑を否認している。《サンケイスポーツ》
【女優・大原麗子さん】死去
女優大原麗子さんが東京・世田谷区の自宅で亡くなっていたことが6日、分かった。62歳だった。親族が最近、大原さんと連絡がとれなかったため様子を見に行ったところ、亡くなっていたという。
大原さんは99年ごろからギラン・バレー症候群を患っていた。昨年秋には病気の影響で自宅ガレージで転倒し右手首を骨折した。女優復帰を目指していたが、最近は病気の影響による体力の衰えが隠せず、マネジャーや運転手なども置かなくなっていたという。
大原さんは64年にNHK「幸福試験」でデビュー。東映入社後は映画「網走番外地」シリーズなどに出演。数多くの映画、ドラマに出演し、和風な美人女優として人気を集めた。ハスキーボイスによるサントリーレッドのCM「すこし愛して、なが~く愛して」のセリフが大流行した。《日刊スポーツ》
◇
6日に自宅寝室で亡くなっていたのを発見された女優の大原麗子さん(享年62歳)の行政解剖が7日行われ、3日に病気で亡くなっていたことが分かった。遺体はこの日、葬儀を前に都内の斎場で荼毘(だび)に付された。8日に東京・世田谷区の自宅で密葬が執り行われる。後日、かつての共演者らが中心となって「お別れの会」が開かれる予定だという。
大原さんがひっそりと旅立ったのは、発見から3日前、今月3日だった。この日午前中に家族の承諾のもと行政解剖が行われたが、警視庁成城署は「病名までは分からず原因不詳として遺族に引き渡した」としている。事件性や自殺の可能性はなく「病死」と判断された。《スポーツ報知》
【東京地裁】初の裁判員裁判
国民が裁判官とともに判決を決める裁判員裁判の第一号事件の選任手続きが3日午前、東京地裁で始まり、裁判員候補者47人が手続きに参加した。
抽選などを経て、午前10時38分、全国初の裁判員6人と補充裁判員3人が選任された。公判は午後から開廷。刑事裁判に国民の社会常識を反映させるために導入された新制度が動き始めた。
被告は、東京都足立区で今年5月、韓国籍の整体師A子さん(当時66歳)を刺殺したとして殺人罪で起訴された無職B被告(72)。
公判は午後1時28分頃始まり、法廷に初めて裁判員が姿を現した。裁判員に選ばれたのは、男性が1人、女性が5人で、法壇の裁判官3人の両脇に着席した。補充裁判員3人は男性だった。検察官の起訴状朗読の後、B被告は「間違いございません」と起訴事実を認め、弁護人の伊達俊二弁護士も、「被告人と同様です」と述べた。《読売新聞》
初の裁判員裁判1日目を終え、東京地検の青沼隆之特別公判部長は3日夕、この日の検察側の立証を「合格点。法曹関係者に意見を聞いたら、分かりやすいと評価された」と振り返った。
青沼部長は「冒頭陳述では分かりやすい言葉を使い、証拠調べでは見取り図や写真で、現場の状況をすぐに分かるようにしたつもりだ」と工夫した点を説明。裁判員に遺体写真を見せた点については「必要なものは見せざるを得ない」としながらも、抵抗感の少ない写真を、最小限の枚数に絞ったと強調した。
傍聴した検察幹部は「初日が円滑に滑り出して良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。
一方、主任弁護人の伊達俊二弁護士も会見し、「裁判員を意識して、画像を使うなど分かりやすく努めた」と話した。同弁護士によると、B被告(72)は裁判員の6人中5人が女性だったことに困惑していたという。《時事通信》
(死亡推定日時が8月3日)