平成6415日目

2006/08/01

【秋篠宮紀子妃殿下】着帯の儀

秋篠宮妃紀子さまは1日午前、東京・元赤坂の宮邸で、安産を願って腹帯を締める「着帯(ちゃくたい)の儀」に臨まれた。

妊娠9か月目の戌(いぬ)の日に行われる皇室の伝統儀式。

午前9時40分ごろ、「帯親」を務める三笠宮さまの使者によって帯が宮邸に届けられた。帯は天皇、皇后両陛下が贈られた表が白、裏が紅の「生平絹(きのひらぎぬ)」で、長さ4メートル55、幅46センチ。

この後、薄クリーム色の絹のロングドレスを着た紀子さまは、側近の侍女長の介添えでこの帯を腰に巻かれ、秋篠宮さまが結ばれて式は終了した。夕方にはご夫妻で皇居・御所を訪ね、儀式が無事終わったことを両陛下に報告される。

紀子さまは7月中旬の定期検診で、胎盤が子宮口の一部をふさぐ「部分前置胎盤」と診断されたが、宮内庁によると、その後の状態は安定しているという。《読売新聞》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【小泉純一郎首相】豪・ダウナー外相と会談

来日中のダウナー豪外相は1日、首相官邸での小泉純一郎首相との会談に、ノーネクタイで臨んだ。直前の安倍晋三官房長官との会談ではネクタイ着用だったが、安倍氏から首相のクールビズへの打ち込みようを聞かされ、気を利かせた。

ダウナー外相との会談でクールビズをほめられた安倍氏は「ネクタイをすると小泉純一郎首相への忠誠心が疑われる」とジョークで応酬。「昨年、郵政民営化法を国会で通したが、反対する人はだいたいネクタイをしていた」と笑いながら首相とクールビズの「一体性」を説明した。

さっそくクールビズ姿で臨んだ外相を首相は「ノーネクタイ!」と上機嫌で迎え、イラクでの自衛隊駐留への豪州の支持に謝意を伝えた。《毎日新聞》

【この日の民主党】

小沢代表・菅代表代行・鳩山幹事長が揃って三宅島を訪問

小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長は1日、揃って三宅島を訪問した。

この三宅島は、2000年6月の噴火災害により全島避難を余儀なくされ、避難指示の解除後も火山性有毒ガスの影響が残っている。今回の小沢代表・菅代表代行・鳩山幹事長揃っての訪問では、三宅島の方々の意見・要望を聞くとともに、観光産業の再活性化をめざす三宅島のアピールなどを目的としている。また、今回の訪問には、三宅島も選挙区とする松原仁衆議院議員も同行した。

一行は1日早朝、三宅島に到着。まず初めに観光資源としての水産資源の調査も兼ね、漁船に乗り込んで昼過ぎまでのおよそ6時間に渡って釣りを行った。この間、釣り上げた魚の数は、キハダマグロ、イシダイ、メジナ、アジなど約80匹。火山噴火後減少が危ぶまれていた魚などの水産資源は、着実に戻ってきていることが裏付けられた。

この後、一行は、坪田高濃度地区の視察、三宅島村役場で村長らとの意見交換、漁港での地元の皆さんとの懇談など、限られた時間の中、精力的に島内を回り日程をこなす予定。

小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、松原仁衆議院議員ら民主党三宅島視察団一行は1日午後、島内各地を精力的に視察し、三宅島が抱える諸問題について関係者と意見交換を行った。

この日の午後、坪田高濃度地区を訪れた一行は、立ち入り制限地域と立ち入りが許可されている地域に二分されているため、航空機の発着ができずに閉鎖されている三宅島空港や、高濃度の火山性ガスにさらされて放棄せざるを得なかった三池地区などを訪れ、その被害状況をつぶさに視察した。

一行は続いて三宅村役場を訪れ、集まった島内各地の関係者から、要望などを聞き、意見交換を行った。この中では、島の観光に直結する三宅島空港の早期再開を、天候不順であっても、船舶が島に接岸できるよう、新たな入港地の設定を、島内の生活は自動車に頼るところが大きく、ガソリンが安価にならないか、現在就航中の船舶の老朽化が進んでおり、高速化した新型船の導入を、などといった要望が出された。

これに対して民主党側からは菅代表代行が、「三宅島も含めた、離島特区のような考えで、ガソリン税を離島に限り無税にするようなことができないか、考えている」などと答えた。また鳩山幹事長は、「確かに船の老朽化が進んでいる。何とか新造船について努力をしていきたい」などと答えた。

意見交換を終えた後、この日の三宅島視察について記者団に所感を問われた小沢代表は、「いろいろな報道がなされているが、実際に見るのとではこんなにも違うのかと思う。立ち枯れたままの木がたくさんあったが、あの光景は実際に目で見ないと分からない」などと述べ、災害現場を自らの目で確かめることの重要性を語った。また、多くの要望や意見が出されたことについても、民主党としても更に努力を重ね、島民の皆さんの要望をかなえるようにしていきたいとの意向も改めて語った。《民主党ニュース》



8月1日 その日のできごと(何の日)