平成4367日目
2000/12/22
この日のできごと(何の日)
【巨人・松井秀喜選手】後輩にエール
今季のプロ野球セ・リーグで巨人を日本一に導き、本塁打王、打点の二冠を獲得、日本シリーズとリーグのMVPをダブル受賞した松井秀喜選手が22日、金沢市の稲置記念館で母校星陵高の後輩をはじめ、教職員らから祝福と激励を受けた。松井選手は熱いエールに終始笑顔でこたえ、21世紀を迎える来季に向け、闘志をのぞかせた。
生徒たちの大きな拍手と歓声に迎えられて登場した松井選手は「2年ぶりに帰ってきました」といつもの明るい声であいさつし、表忍校長、藤島俊代議員長からねぎらいを受けた後、野球部の北野良栄首相から花束、生徒会書紀の灰田翔さんから記念品のネクタイを手渡された。
続いて、野球部の山下智茂監督が「20世紀最後の年に巨人の四番、プロ野球の四番としてすごい結果を残してくれた。21世紀には日本一、三冠王、そして55本塁打を目指して日本中の人に夢と希望と感動を与えてください」と激励を込めて祝福。松井選手は恩師の言葉に大きくうなずいた。
この後、松井選手に関する○×クイズが行われたほか、松井選手はテニス、県道、バスケットボール、バレーボールの各部の代表とラリーやパスを交わすなど生徒たちと和やかに交流し、「試合前の集中力の高め方」や「緊張のほぐし方」などの質問にも丁寧に答えた。
「メジャーリーグについては?」の問いには「だれでも興味はあると思うが、僕はたぶん行かないと思う。でも、みんなが行ってほしいと思っているなら考えないでもない」とはぐらかし、受験を控える三年生には「自分を信じて突き進み、頑張って難関を突破してほしい」とエールを送った。《北國新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【杉田あきひろさん】覚せい剤疑惑を全面否定
NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさん、杉田あきひろさんに覚せい剤使用疑惑があると来週発売の「サンデー毎日」が報じることが分かり、杉田さんは22日夜、東京・渋谷のNHK放送センターで会見し「ストーカーによるでっち上げ」と全面否定した。
杉田さんによると、同誌の1月7日、14日合併号は覚せい剤取締法違反で執行猶予付き有罪が確定した男性の証言を基に、この男性と杉田さんが一緒に覚せい剤を使用していたと書いているという。
杉田さんは「ファンだと名乗るその男性とは2年前の春に一度劇場で会っただけ。その後、携帯電話や自宅に何度も電話してきたが、怖くて警察に相談できなかった。覚せい剤には全く身に覚えがない」と否定。
「サンデー毎日には『直接自分に取材してほしい』と伝えたが『締め切りまでに時間がない』と断られ、一方的な記事になった」とし、男性と発行元の毎日新聞社、取材記者の三者に対し、法的な措置を取る考えであることを明らかにした。《共同通信》
【東電OL殺人事件】一審の無罪判決を破棄、無期判決
東京都渋谷区で1997年、東京電力の女性社員を殺害し、現金を奪ったとして強盗殺人罪に問われたネパール人の元飲食店従業員A被告(34)の控訴審判決で、東京高裁は22日、一審東京地裁の無罪判決を破棄し無期懲役を言い渡した。弁護側は判決を不服として直ちに上告した。
被告と犯行を結びつける直接証拠がなく、被告側は一貫して無実を主張したが、高木俊夫裁判長は現場に残された体毛のDNA型や血液型が被告と一致した点などの状況証拠を重視。「被告が犯行に及んだことは十分に証明されており、合理的な疑いは生じない。一審判決は証拠の評価を誤り事実を誤認した」と述べた。《共同通信》
【この日の民主党】
「教育改革国民会議最終報告」に談話~山谷えり子ネクスト大臣
民主党ネクストキャビネットの山谷えり子教育科学大臣は、22日に発表された森首相の諮問機関「教育改革国民会議」の報告書「教育を変える17の提案」について、次のような談話を発表した。
2000年12月22日
教育改革国民会議最終報告に対する談話
民主党教育科学ネクスト大臣山谷えり子本日、教育改革国民会議の最終報告が発表された。
教育は危機的な状況にあり、これらに対する保護者の焦燥感や子供たちの閉塞感は日に日に深刻化している。このため教育改革を早急に断行するのは当然である。
この最終報告で、「有害情報等から子どもを守る」「コミュニティースクールの設置」「教育振興基本計画の策定」をあげている点については一定の評価をするが、以下の点において民主党は反対である。
報告書では、「奉仕活動を全員が行う」ことが提言されている。奉仕活動の要は個々人の自発性と自立性であり、この趣旨に反する形での「奉仕活動」には反対である。教育に多様性が求められ、地方分権が進む中、それに逆行するものと言わざるを得ない。
また、焦点の教育基本法については見直しの必要性を打ち出しているが、教育基本法改正問題を政争の具にすべきではない。
民主党は、全議員参加型の教育基本問題調査会を本年3月に発足させ、教育現場に実際に関わる方など各界の人々から話を聞き、教育とは何か、地域、家庭のあり方等の論議を重ねてきた。今後も教育基本法の理念に照らし、教育の現状を検討し、新しい世紀にふさわしい教育のあるべき姿について論議を深めていく。
全国キャラバン「おかしなことなくし隊」報告・岐阜 2000/12/22
弁士田中甲・川内博史・近藤昭一・山村健・小林憲司・牧義夫・細野豪志
2000年の総選挙で勝利した民主党も、保守王国・岐阜では小選挙区で軒並み惜敗した。若い民主党の国会議員たちによる「おかしなことなくし隊」は、岐阜県民に簡潔でエネルギッシュな訴えをした。来年の参議院選挙では、平田健二議員の再選を果たしたい。そして、保守王国の一角を切り崩したい。
東海ブロックの厳しい日程をやり遂げた隊員が地方議員たちと握手をかわす表情には疲労感の中に静かな達成感が感じられた。《民主党ニュース》