平成7572日目

2009/10/01

【この日の鳩山総理】

新型インフルエンザ対策本部会合

平成21年10月1日、鳩山総理は、我が国における新型インフルエンザの感染者が増加を続け、すでに本格的な流行期に入っており、また、これから秋、冬を迎え更なる感染が拡大される現状を踏まえ、総理大臣官邸で、全閣僚が出席する新型インフルエンザ対策本部会合を開催しました。

本日の会合では、新型インフルエンザのウィルスの特徴を踏まえ、国民生活や経済への影響を最小限に抑えつつ感染拡大を防ぐとともに、重症者や重篤化しやすい基礎疾患を有する者等を守るという目標を掲げ、新たな「基本的対処方針」を決定しました。また、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと及びそのために必要な医療を確保することを目的として、「新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針」を決定しました。

鳩山総理は、「インフルエンザはやはり秋から冬にかけて流行感染が広がるものと考えなければなりません。従いまして、対策本部でしっかりとした対策を打ち出すことが何より肝要であります。この対策本部の迅速な対応如何に人の命が係っている、そのようにご理解をいただいて、ぜひとも万全を期して頂きますように重ねて本部長としてお願いを申し上げます。」と述べました。

若田宇宙飛行士による表敬

平成21年10月1日、鳩山総理は総理大臣官邸で、若田光一宇宙飛行士による表敬を受けました。若田宇宙飛行士は、今年3月にNASA(アメリカ国立航空宇宙局)から打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗し、国際宇宙ステーションで4カ月半に及ぶ長期滞在を行い、7月に帰還しました。

本日若田宇宙飛行士は、スペースシャトルや国際宇宙ステーションの模型を持参して仕組みなどを説明し、鳩山総理は質問するなどして熱心に耳を傾けました。《首相官邸》

鳩山由紀夫首相は1日午前、官邸で宇宙飛行士の若田光一さんの表敬訪問を受けた。長期滞在した国際宇宙ステーションでの作業を念頭に「すばらしい仕事だった。あなたこそが宇宙人だ」と話し掛けると、若田さんが「まだ私は地球人です」と応じ、笑いを誘った。

ステーションや日本実験棟「きぼう」の模型を前に、若田さんの説明を聞いた首相は「宇宙分野でも日本は頑張らないといけない」と強調。表敬後、若田さんは記者団に「宇宙的なスケールを持った首相だ」と持ち上げていた。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【プロ野球・広島】緒方孝市外野手兼コーチの引退を発表

広島は1日、緒方孝市外野手兼コーチ(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。同選手から申し入れがあり、球団が受け入れた。今季最終戦となる10日のマツダスタジアムでの巨人戦終了後に引退セレモニーを行う。

緒方は1987年に佐賀・鳥栖高からドラフト3位で広島に入団。走攻守の三拍子そろった外野手として活躍した。度重なる両ひざの故障などに悩まされたが、卓越した走塁技術を武器に、95年から3年連続で盗塁王を獲得した。

昨季からはコーチ兼任となっており、今季は腰痛にも悩まされて主に代打で52試合に出場し、48打数8安打で打率1割6分7厘だった。通算成績は1807試合で1505安打、241本塁打、725打点、268盗塁で打率2割8分2厘。《スポニチ》

【社民党、国民新党】政権運営方針で改善申し入れへ

社民、国民新両党の幹事長と政策責任者は1日夕、国会内で会談した。両党が実現を目指す政策や方針を、政権運営に反映させやすくする仕組みを政府・民主党に求めることで一致した。

鳩山内閣は政府・与党での政策決定の一元化を掲げる一方、各党間の意見調整の場として3党首が出席する「基本政策閣僚委員会」を準備。さらに分野ごとの課題については各省副大臣が主催する「各省政策会議」で対応し、与党議員は政府に出向けば説明を受けられる形式となっている。《日経新聞》

【民主党・小沢一郎幹事長】「国会法改正を検討」

民主党の小沢一郎幹事長は1日、神戸市で記者会見し、国会のあり方について「国民の代表たる政治家同士の議論とそれができるような国会にしたい。脱官僚支配はまず国会が始めなければいけない」と述べ、審議を活性化させるための国会法改正などを検討する考えを表明した。常任委員会の定例日、政府答弁のあり方、議会の調査機能などの見直しが念頭にあるとみられる。

同時に「英国では票買収を除けば、選挙は原則すべて自由だ。できる限り自由に選挙ができる、国民が判断できる仕組みにしたい」と語り、戸別訪問の制限緩和など公職選挙法の改正を進めたい意向も明らかにした。《日経新聞》

【自民党・谷垣禎一総裁】首相に早期国会召集を要請

自民党の谷垣禎一総裁は1日、国会内などで与野党党首らを訪ね、就任のあいさつに回った。鳩山由紀夫首相には「早く国会を開いてもらい、しっかり四股(しこ)を踏んで臨みたい」と臨時国会の早期召集を要請。鳩山首相も「国会で論戦していきましょう」と応じた。

会談には大島理森幹事長らが同席した。大島氏が「民主党は政策調査会を置かないのか」と質問すると、民主党の小沢一郎幹事長が「政府と与党は一体で、与党が政府に文句を言うことはあり得ない。自民党が自由党と連立を組んでいるときにやっていれば、自民党は今でも与党だった」と批判する一幕もあった。《日経新聞》

【自民党・谷垣禎一総裁】八ツ場ダム「中止も選択肢」

自民党の谷垣禎一総裁は1日、日本経済新聞社などとのインタビューで、前原誠司国土交通相が建設中止を表明した八ツ場ダム(群馬県)について「やめることも選択肢だ」と述べ、本体工事の見送りを含め検討する必要があるとの認識を示した。

谷垣氏は「治水、利水が実際に必要ないという判断が正しいのであれば」との前提で建設中止に理解を示した。そのうえで「地元住民の生活がかかったものをマニフェスト(政権公約)に書いてあるとの理由だけで、政府がポンとやめるのは問題だ」と強調した。2日に現地を視察する。《日経新聞》

【仙谷由人行政刷新相】「10年度予算、09年度より減額を」

仙谷由人行政刷新相は1日の閣議後の閣僚懇談会で、2010年度予算編成に関して「09年度当初予算よりも減額された要求が提出されることが基本だ」と述べ、8月末までに各省庁がすでに提出した要求を厳しく見直すよう求めた。2日が期限の09年度補正予算の見直しについては、2兆円超を凍結できる見通しとなった。

仙谷行刷相は10年度予算編成に関し「マニフェスト(政権公約)の工程表に掲げられた7.1兆円の主要な事項を実現させるための財源の確保に全身全霊をかけて取り組んでほしい」と強調。09年度補正予算も含め「どれだけ見直せたかが鳩山内閣への貢献度を示すと言っても過言ではない」と指摘した。

年内を目指す10年度予算編成を巡り、各省庁は麻生内閣が7月に決めた概算要求基準(シーリング)に沿って8月末までに予算を要求した。しかし、鳩山由紀夫首相はシーリングを廃止し、各省庁に15日までに新たな予算要求を提出するよう指示。再要求後の総額は09年度当初予算の一般歳出総額51兆7300億円を下回る水準を目指す。《日経新聞》



10月1日 その日のできごと(何の日)