平成7066日目
2008/05/13
【土井隆雄宇宙飛行士】福田首相を表敬訪問
福田康夫首相は13日午前、首相官邸で、スペースシャトル「エンデバー号」に搭乗し、国際宇宙ステーションに日本初の有人施設実験棟「きぼう」の保管室の取り付け作業をした宇宙飛行士の土井隆雄さん(53)と同乗者5人の表敬を受けた。作業について、首相が「大成功でしょ」とねぎらうと、土井さんは「すばらしい仲間に恵まれた」と応じた。
土井さんらは、宇宙で食べた日本の焼き鳥のエピソードを披露し、飛行記念パネルをプレゼントした。首相は「宇宙人と話ができて、大変な経験だ」などとジョークを交えるほど上機嫌だった。土井さんらは、3月11日から16日間搭乗した。同月20日には、首相が国際宇宙ステーションに滞在中の土井さんと交信した。《産経新聞》
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【阪神・金本知憲外野手】通算400本塁打
阪神の金本知憲外野手(40)が13日、広島6回戦(富山)の九回に横山から6号2ランを放ち、プロ野球15人目となる通算400本塁打を達成した。40歳1カ月での400号は2007年に39歳0カ月で到達したローズ(オリックス)を超えて史上最高齢となる。《共同通信》
【四川大地震】発生から2日目、死者が1万2000人に拡大
中国国営通信新華社によると、四川大地震の死者は13日までに1万2000人を超え、約2万3000人が生き埋めになった。負傷者は2万6206人に達した。中国政府は約5万人の軍兵士や武装警察部隊を動員したが、被災地への道路は寸断され、相次ぐ余震と降り続く雨で救助活動は難航している。《共同通信》
【改正道路財源法】成立
国の道路特定財源を2008年以降も10年間維持する改正道路整備費財源特例法は13日午後の衆院本会議で、憲法第59条の規定に基づき自民、公明両党など3分の2以上の賛成多数で再可決され成立した。民主、共産、社民各党などは反対した。
これに先立ち政府は13日午前の閣議で、道路特定財源を09年度から全額一般財源化する基本方針を決定した。民主党は衆院再議決を受けた福田康夫首相に対する問責決議案提出は見送り、国会審議を通じ首相を追い詰める戦略だ。《共同通信》
【この日の福田総理】
G8労組指導者との会見
平成20年5月13日、福田総理は総理大臣官邸で、G8各国の労働組合の代表による訪問を受け、サミット議長に対して行われる労働組合声明の申し入れを受けました。
5月11日から13日までの間に新潟市で行われたG8労働大臣会合の関連行事として開催された国際労組会議(レイバーサミット)は、主要国の労働組合のリーダーが労働組合の立場から見た重要な課題について話し合った結果を、提言として北海道洞爺湖サミット議長に申し入れることにより、サミットの議題や結果として反映させようとするものです。
福田総理は挨拶で、「先ほど、北海道洞爺湖サミットに向けた提言を頂戴いたしまして、本当にありがとうございました。今回のサミットの議長として誠に意義あることだと思っています。サミットでは、主要議題の下で首脳間での議論を深めていきたいと考えておりますけれども、問題に対処していくためには政府間の協力は勿論、各国の産業界、労働界からの協力が必要不可欠です。各国における労働界のリーダーである皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。」と述べました。《首相官邸》
【この日の民主党】
「道路改革は終わらない」真の改革実現に向けて緊急街宣を開催
民主党は13日午後、道路特定財源・暫定税率問題対策本部のメンバーを中心に、同日午後の衆議院本会議で道路財源整備費特例法改正案が再可決したことを受けて東京・有楽町で緊急街頭演説を開催。道路特定財源の一般財源化、税金の無駄づかいをなくして真の改革を実現しようと呼びかけた。
5月とは思えない冷たい風が吹く中、道行く人々は「頑張って」の声援をはじめ、受取ったちらしを片手に立ち止まり、街頭活動を行う国会議員と熱心に言葉を交わしながら民主党の取り組み、方針に理解を寄せた。
街宣は対策本部の高山智司副事務局長の司会進行のもと、川内博史、藤末健三両副事務局長、逢坂誠二、大串博志、小宮山泰子各衆議院議員が参加。高山副事務局長は、与党が衆議院で3分の2再議決を強行したことについて「民意を反映していない」と非難、「道路改革は終わらない」と引続き一般財源化に向けて取り組んでいく決意を表明した。
各議員はそれぞれ、道路特定財源のムダ遣いを正さないまま道路にしか使えない予算を成立させた政府・与党の姿勢を問題視。道路特定財源を2009年度から一般財源化するとした同日午前の閣議決定については、内閣が代わったら効力をもたないものであると批判した。また、国民の多くが道路特定財源の一般財源化を望んでいることは世論調査でも明らかであると指摘。一般財源化により医療、福祉、教育など道路以外にも必要な用途に使えるよう予算配分を改めて無駄づかいを根絶、国民生活を守るための政治を取り戻す必要性を強調した。
最後にマイクを握った川内議員は、与党による権力の乱用、数の暴力に屈することなく引続き道路特定財源の一般財源化に向けて取り組み、「国民の生活向上のための財源にしていく」と表明。一般財源化は「日本の政治を変えていく世直しの第一歩である」として、真の改革実現に向けたがんばろう三唱で締めくくった。《民主党ニュース》