平成7067日目
2008/05/14
【福田康夫首相】ニュージーランド・クラーク首相と会談
福田首相は14日、ニュージーランドのクラーク首相と首相官邸で会談し、地球温暖化問題で緊密に連携することなどを確認し、共同声明を出した。地球温暖化を進める温室効果ガスの一つで、家畜が排出する「げっぷ」に含まれるメタン発生の抑制策の共同研究を進めることで合意した。
福田首相は会談後の共同記者発表で「クラーク首相と環境、気候変動分野で、2国間で一層協力していくことを確認した」と語った。共同声明では、ニュージーランドが家畜からの温室効果ガス削減に取り組んでいることを日本側が評価した。
畜産大国のニュージーランドは、約4千万頭いる羊のげっぷが国全体の温室効果ガスの排出総量の半分を占めるなど、同国にとって「げっぷ」が深刻化。「げっぷ」によるメタン発生を抑制する技術が進んでいるとされる日本側と技術面で協力することにした。
一方、両首脳は日本が温室効果ガスの削減策として提案する「セクター別アプローチ」に基づく途上国への技術や資金の提供で協力することを確認。クラーク首相は、ポスト京都議定書の枠組み作りで、セクター別アプローチが果たす役割を「有用」と評価した。《朝日新聞》
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【福田康夫首相】道路財源一般化の与野党協議を指示
自民、公明両党は14日、閣議決定された道路特定財源の2009年度からの一般財源化に向けた調整に入った。福田康夫首相の指示を受けたもので、早ければ5月中にも与党協議会を設置、野党との協議も平行して進め、今秋に関連法改正案など具体案取りまとめを目指す。
福田康夫首相は14日、自民党の谷垣禎一政調会長らと官邸で会談し、与野党間の協議も進めるよう指示。首相は同日夜、記者団に「まず与党で考え方を整理し、その上で与野党協議をする。両方大事だ」と述べた。《共同通信》
【中日・山本昌投手】通算3000投球回数達成
ヤクルト1-4中日◇14日◇神宮
中日の山本昌投手(42)が今季2勝目、通算195勝目を挙げた。5回3分の2を6安打1失点の内容で、ウッズ、李、中村紀の3本のアーチに援護された。史上26人目の3000投球回数も達成。「効果的に点を取ってもらってホッとしています」と話した。チームの連敗は3で止まった。《日刊スポーツ》
【横浜・石井琢朗内野手】通算3000塁打
横浜の石井琢朗内野手が14日の巨人7回戦(横浜)の2回、金刃投手から中前安打を放ち、プロ42人目の通算3000塁打を達成した。初安打は1989年10月10日のヤクルト25回戦(神宮)の3回に加藤から。《時事通信》
【四川大地震】発生から3日目
中国国営新華社通信によると、四川大地震の死者は14日、1万4866人に上った。四川省ではなお2万5788人が生き埋め、1405人が行方不明になっており、中国政府は人民解放軍などの救援部隊を投入、救助を急いでいる。《共同通信》
【この日の民主党】
[次の内閣]総選挙に向け医療、年金、道路のビジョンづくりを確認
民主党は14日午後、国会内で『次の内閣』閣議を開催。次期衆議院選挙に向けて後期高齢者医療制度をはじめ年金、道路問題等への取り組みについて民主党の考えを明確に示すとの方針を確認した。
冒頭、菅直人『次の内閣』ネクスト副総理大臣(代表代行)は、与党が道路整備費財源特例法改正案を衆議院の3分の2により再議決したことに言及。今国会3度目の暴挙であり、国民の意思から乖離したものであると批判した。そのうえで、後期高齢者医療制度をはじめ医療・保険制度、年金制度、道路一般財源化をめぐる問題等について具体的なビジョンを示す必要性を主張。総選挙に向けて政策担当者それぞれの立場で民主党政権のあるべき姿を描くようにと指示した。
鳩山由紀夫ネクスト国務大臣(幹事長)は、衆院山口2区の補欠選挙勝利ならびにマスコミ各社の報道で民主党の支持率が自民党を上回っていることについて「国民の思いを代弁して政策をつくった賜物」と評価。「政党は政策が命である」と述べ、今後いっそうの努力を求めた。
直嶋正行ネクスト官房長官(政策調査会長)は、4野党の政策責任者会議において後期高齢者医療制度廃止で一致、法案内容については協議中であるとの経過報告を行った。
岡崎トミ子ネクスト環境大臣、田島一成政調副会長は民主党が既に法案を提出している生物多様性基本法案への対応について、与党側から協議をもちかけられ修正協議を行った経緯を説明。協議の結果、民主党案を軸に超党派案としていくことを確認した。
法案等の取扱いでは、小宮山洋子ネクスト文部科学大臣が一任案件となっていた民主党議員立法「学校安全対策基本法案」について報告、法案条文の一部変更を確認した。
法案審査では、山田正彦ネクスト厚生労働大臣、法案担当者の大久保潔重参議院議員が民主党議員立法「歯の健康の保持の推進に関する法律案」を説明。歯の健康保持のための施策を推進するため、国民全体に対する歯科検診による歯科疾患の早期発見、適切な歯科治療、歯科疾患の要望や口腔ケアに関する教育・啓発等について国、及び地方公共団体、医療保険者の責任等を規定を盛り込んだ法案内容を了承した。
また、仙谷由人衆議院議員を座長とする「刑罰のあり方検討PT」の設置を了承。死刑に代わる刑の選択肢としての「仮釈放のない終身刑(重無期刑)」の創設問題を中心に、裁判員裁判における死刑言い渡しのための評決要件など刑罰のあり方をめぐる問題について幅広く検討し、提言を行っていく。《民主党ニュース》