平成7006日目
2008/03/14
【この日の福田総理】
年金記録問題に関する関係閣僚会議
平成20年3月14日、福田総理は総理大臣官邸で、年金記録問題に関する関係閣僚会議を開催しました。
今回の会議では、「ねんきん特別便」の発送・回答状況や、現在の未統合記録の統合状況、年金記録問題についての今後の対応に関する工程表などについて報告を受けました。
福田総理は関係閣僚に対し、「第一に、厚生労働省、社会保険庁の幹部は、現場の正確な状況把握及び関係者への迅速な報告に一層努力をすること。第二に、全ての作業は常にその成果を第三者の目から見て評価され、迅速に改善されるように体制を整備すること。第三に、問題解決やリスクの全体像をとらえた最終的な年金記録問題に対する国民の不安の解消に繋がる取組を進めること。第四に、これら作業が新しい年金機構の業務にどのように影響していくかを考え、なぜこのような事態になったのか、その教訓に基づいて新しい組織のあり方も考えていくこと。重要なことは、これまでの経緯・組織の利害にとらわれず、国民目線で必要なことを考えること。しっかり頑張っていただきたい。」と指示しました。《首相官邸》
税制法案の修正を指示
福田康夫首相は14日、揮発油税の暫定税率維持を盛り込んだ税制改正法案について、与党に修正を指示した。町村信孝官房長官が同日夕の記者会見で明らかにした。10年間で59兆円を投じる道路整備中期計画の期間短縮や減額、一般財源化の範囲拡大、10年間延長するとした暫定税率の期間短縮などを検討する。《共同通信》
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【寝台急行銀河】ラストラン
ダイヤ改正で姿を消す寝台急行「銀河」の東京行き最終列車が14日午後10時22分、JR大阪駅を発車した。10番ホームには多くの鉄道ファンが詰め掛け、59年の歴史に幕を閉じる銀河との別れを惜しんだ。《共同通信》
【この日の民主党】
ガソリン等の暫定税率廃止、解散へ向け問責決議も視野に 鳩山幹事長
鳩山由紀夫幹事長は、14日午後の定例記者会見で、ガソリン等の暫定税率廃止、値下げ、解散総選挙への戦略を問われ、「問責決議も視野に入れ闘っていく」と述べ、あくまで早期に解散に追い込む決意を改めて表明した。
鳩山幹事長は、参議院の予算委員会では、道路、年金、イージス艦、後期高齢者医療制度、中国製餃子問題などの課題で少なくとも3月28日まで激しい議論を展開すること、税制関連法案は(参議院財政金融委員会が定例で開かれる)火曜日と木曜日フルに審議したとしても3月から4月をまたぐことになるとして、当然暫定税率は3月31日で切れるとの認識を示した。
修正協議についても、「一般財源化、暫定税率廃止、地域主権に資するものでなければならない。道路整備計画の期間を10年から5年にする、足して2で割るような修正は認められない」と強調した。
また、消えた年金記録問題で、5095万件の約4割2025万件が誰のものか不明となっているにもかかわらず、本日、町村官房長官、舛添厚労相がこれで公約は達成したとしていることに関して、「一人でも公約達成を信じる国民がいるのか。さらに国民の怒り買う」と厳しく批判した。
日銀総裁人事について、武藤副総裁の総裁への昇格、参議院で否決された人事案件を再び提出するようなことは「政府の常識としてありえないと思う」とした上で、その場合は、「一事不再理の原則からして、議院運営委員会での処理になる」との認識を示し、強く政府をけん制した。その上で、総裁の空白は民主党として望ましいことではないとして、万一の場合は、白川副総裁が総裁代行として、日銀法に従って粛々と任務に就けばいいとの見解を示した。《民主党ニュース》