平成6207日目

2006/01/05

【安倍晋三官房長官】総裁選出馬に意欲

9月の自民党総裁選をめぐり5日、安倍晋三官房長官が出馬に意欲をにじませたのに対し、麻生太郎外相は「覚悟ぐらい決まっている」と表明、「ポスト小泉」の有力候補から発言が相次いだ。自民党の山崎拓前副総裁も出馬を検討する考えを示すなど新年を迎え、総裁選をめぐる駆け引きが活発化してきた。

安倍晋三官房長官は5日夜、TBSの報道番組で「人生にそうチャンスはないのは誰にとってもそうだ。『幸運の女神に後ろ髪はないから後で気づいてもつかまえられない』という言葉を父(故安倍晋太郎元外相)が受けていた。胸に刻んで頑張りたい」と出馬への意欲をにじませた。

ただ同時に「父は自分自身に宰相の資格があるか自問自答していた。政治家はそうあらねばならない」と述べ、慎重に判断する考えも示した。

一方、麻生太郎外相は同日、訪問先のイスラマバードで日本人記者団と懇談し「(立候補に必要な推薦人)20人を集めれば引くことはないのかと聞かれたら、覚悟ぐらい決まっている」とあらためて決意を表明。《共同通信》




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【プロ野球・西武】江藤智内野手の獲得を発表

西武は5日、フリーエージェント(FA)宣言して巨人に移籍した豊田清投手(34)の補償選手として、巨人・江藤智内野手(35)の獲得を発表した。背番号は33。《共同通信》

【G4】事実上分裂

国連安全保障理事会常任理事国入りを目指す日本など4カ国(G4)のうち、ドイツ、インド、ブラジルの3カ国が5日、昨年7月に国連総会に提案した安保理拡大のための「枠組み決議案」を国連事務局に再提出した。日本は共同提案国に加わっておらず、G4は事実上分裂したことになる。

枠組み決議案は米中両国などの強い反対で昨年9月、採決できないまま廃案となった。日本はG4の協力の枠組みを維持しながら米国の理解も得られる新決議案づくりを進めていたが、ドイツなど3カ国から「見切りをつけられた」格好となった。《共同通信》

【警察庁・漆間巌長官】「拉致被害者帰国へ勝負」

漆間巌警察庁長官は5日の記者会見で「今年勝負に出なければならないのは北朝鮮による拉致問題だ。残る11人の拉致被害者らの帰国をサポートできるよう捜査に力を入れたい」と述べた。

地村保志さん(50)夫妻と蓮池薫さん(48)夫妻の拉致事件で、警察当局は、別の拉致事件に関連し国際手配中の元工作員辛光洙容疑者(76)と、1985年摘発のスパイ事件で主犯格とされた「朴(パク)」と呼ばれる工作員を実行犯と特定。国外移送目的略取容疑で捜査を進めている。

漆間長官は「今回はある意味で北朝鮮にインパクトを与えられるような情報も入ってきている」と述べ、1月下旬からの政府間協議で、新たな捜査展開が、北朝鮮側の「拉致問題は解決済み」との主張を崩す材料になると示唆した。《共同通信》

【小泉純一郎首相】国民参加型の総裁選実施を

小泉純一郎首相(自民党総裁)は5日、武部勤幹事長と官邸で会い、今年9月の自民党総裁選について「党のルールに従わなければならないが、首相を選ぶことになるだけに、国民は強く関心を寄せるだろう。国民が参加している実感を持てるよう知恵を出して議論してほしい」と指示した。《共同通信》

【この日の民主党】

前原代表、仕事始めで挨拶「国民の負託に応える政党に」

5日に仕事始めを迎えた民主党本部で、前原誠司代表は年頭の挨拶を行い、「『常在戦場』で常に政権交代を目指し、国民の目線に立って、違う選択肢が欲しいという国民に対する受け皿となる準備をしなければならない」と述べた。

前原代表は「政策・党体制・広報活動のいずれをとっても、しっかりとした態勢を取っておくことが極めて重要」だと指摘。国会対応としては、主に子ども・建物・食べ物・乗り物の4分野について、安心・安全をどのように確保するのか、セーフティネットを張るかにポイントを置きたいと語った。また、人への投資を行うため、教育や社会保障、特に医療制度改革に関して、対案を出してたたかってゆきたいと表明。上半期に、重要政策に関するすりあわせを党内で行う考えも示した。

前原代表は「増税や安全の問題などについて、不安を感じる国民の皆さんが多い。そういう意味で、民主党の果たさなければならない役割はきわめて重い。2480万票の重みを肌身で感じて、国民の負託に応える政党として、しっかりやりきる意思を持って欲しい」と職員に訓示し、代表としても先頭に立ってたたかうなどと決意を語った。

前原代表、連合2006新年交歓会に出席

党本部で行われた仕事始めから本格的な政務をスタートさせた前原誠司代表は5日午後、東京都内で開かれた連合主催の「連合2006新年交歓会」に出席した。

高木剛連合会長の主催者挨拶や来賓挨拶などに続いて登壇した前原代表は、古賀伸明事務局長らとともに木槌を手に恒例となっている新年を祝う鏡割りを行った。鏡割りに続いては「明るい日本になることを祈念したい」との森越会長代表の音頭で全員で乾杯。会場では顔を合わせた関係者や知人と笑顔で言葉を交わし、民主党への支持と理解を訴えた。《民主党ニュース》



1月5日 その日のできごと(何の日)