平成5949日目

2005/04/22

【小泉純一郎首相】アジア・アフリカ会議で演説

小泉純一郎首相は22日、ジャカルタで開幕したアジア・アフリカ会議(バンドン会議)50周年記念首脳会議で演説した。


https://www.kantei.go.jp/

冒頭、歴史認識に触れ、戦後50年(1995年)の村山富市首相談話を踏襲し、過去の植民地支配と侵略に対する「痛切なる反省と心からのおわびの気持ち」を表明、日本が今後も「平和国家」として歩んでいく姿勢を強調した。《共同通信》


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【みちのく銀行】顧客情報131万件を紛失

地方銀行のみちのく銀行(本店・青森市)が、個人や法人など約131万に上る取引先の情報を紛失していたことが、22日明らかになった。

紛失した顧客情報には、顧客名や預金残高、借入金残高などが含まれており、みちのく銀はすでに東北財務局に報告、同日午後にも発表する。銀行の顧客情報の紛失では、みずほ銀行が3月30日に約27万顧客の情報を紛失したと発表しているが、100万顧客分を超える大量のデータ紛失は前例がない。

みちのく銀行によると、紛失した顧客情報は、青森市内の事務センターでCD2枚に入力され、本店で管理されていたが、20日になって紛失が判明したという。行内で誤って廃棄された可能性が高いとしている。 みちのく銀は業績が悪化しており、大道寺小三郎会長(79)と原田和夫頭取(67)が責任を取って6月までに辞任する。今回の顧客情報の大量紛失が明らかになったことで、後任人事にも影響が出そうだ。《読売新聞》

【ポール牧さん】死去

指パッチン芸で一世を風靡したタレントのポール牧さん(63)が22日午前5時前、東京・新宿のマンション前で倒れているのが発見され、間もなく死亡が確認された。警視庁は自室の9階ベランダから飛び降り自殺したとみている。遺書はないが、最近は仕事を求め、うつ病にも悩んでいたという。コントそのままのバイタリティーあふれる生きざまで話題を集めた芸人が、若手お笑いブームの中で寂しい最期を迎えた。

ポールさんは、12階建ての自宅マンション前の歩道に、腰のあたりから血を流してあおむけに倒れていた。タクシー運転手が発見した。師匠でもある放送作家はかま満緒さん(67)は最期の姿について「顔はきれいでかすり傷程度。足から落ちたようで、こちらはひどい状態だったようです。残念でなりません」と語り、肩を落とした。《日刊スポーツ》

【この日の民主党】

[年金改革両院合同会議]古川政調会長代理が共通認識求める

年金改革両院合同会議が22日、衆議院で開かれ、前回に引き続き各党の見解表明・質問と自由討議が行われた。

民主党からは古川元久政策調査会長代理が冒頭の見解表明に立ち、与党は日本の現状を見るにあたり、経済成長・人口増を前提としているのではないかとして、「社会・経済構造が大きく変化しているとの共通認識を持つべきだ」と提案。「1日も早く、資料などによって危機感を共有しないと、議論が建設的なものになっていかない」と資料の提供を改めて求めた。

また、与党が、厚生年金と共済年金との一元化を先行させることを具体案としている点について、「被用者保険の一元化を平成8年に閣議決定している。積立金、職域加算、共済の短期給付などをどうするか」として、この部分の具体案がないと案とは言えないと批判し、具体案を早急に示すよう求めた。

小宮山洋子『次の内閣』ネクスト男女共同参画担当大臣は、「データを基に、あるべき姿・問題点を議論する必要がある。厚生年金も加入人口がピーク時から177万人、5.5%も減っている。モデルが、40年勤続とそれを支える専業主婦、というのでは現実を直視していない。ライフスタイルの変化を基にした議論でないと、不公平感はぬぐえない」と特に女性の年金について指摘した。

山本孝史参議院議員は、すでに基礎年金の給付は各制度からの保険料・税で一元化されているとして、「基礎年金の改革に尽きる。厚生年金の1階と2階の部分、拠出金制度はこのままでいいのか。けなし合いでなく、問題点の指摘を」と述べた。

枝野幸男衆議院議員は、昨年の年金制度改悪について、経済成長率・出生率の数字などを給付と負担と上限・下限を決めた上で合わせたのではないかとして、「20年・30年後のことは分からない。決めるほうが無責任」と批判。どうして決定したのかを示すよう求めた。

また古川議員は、与党側の質問に答え、「現状・将来に対する危機感が少ないと、国民はこの議論を見ていると怒りを感じるのでは」とした上で、「民主党案が完璧とは思っていない。新しい制度をつくろうとこの場で決断すれば、新制度への移行期間も短くすることは可能だ。まず、基礎認識を一致させる」ことが重ねて重要だ、などとした。

城島正光衆院議員は、昨年の改悪を、「ガラス細工。崩れている」と批判し、基礎年金へ厚生・共済年金から膨大な支出がなされていることを指摘した。また、「各党が改革案を出し合うべき」などと提案を行った。

党幹部4夫人が仙台入り 門間ゆきこ候補とともに訴え行う

選挙戦も残り2日に迫った22日、鳩山由紀夫元代表夫人の鳩山幸さん、菅直人前代表夫人の菅伸子さん、岡田克也代表夫人の岡田多津子さん、川端達夫幹事長夫人の川端冨美子さんの4人が仙台入りし、門間ゆきこ候補とともに参加した街頭演説会などで、民主党への更なる支持を訴えた。

街頭演説会で鳩山幸さんは、「門間候補は、阪神大震災の時、NPOの人たちとともに神戸入りし、ボランティア活動に汗を流した。また、商店街を活性化させるため、泊り込みで研究・学習を行うなど、行動力がある」として、その行動力を活かす場を与えて欲しいと訴えた。

菅伸子さんは、「小泉さんは4年前に総理になったが、一体何が良くなったのか?小泉総理は、いつも他人事のような話し方で、自分で政治を行っているという感覚に欠けている。小泉政権にノーと言うためにも、門間さんに力を貸して欲しい」などと語った。

川端冨美子さんは、「長年の自民党政権で澱んだものを流すためには、政権交代が必要。不平や不満をつぶやくだけでは世の中は変わらない」として、変えようとする思いを民主党にぶつけて欲しいなどと呼びかけた。

岡田多津子さんは、「今回の補選、門間ゆきこさんという女性が、新しい情熱を持って立候補している。この仙台から日本を変えるために皆さんがその流れを起こして欲しい」と訴えた。

最後に門間ゆきこ候補が、「仙台から、日本を変えたい」として、その思いを聴衆に語りかけた。

岡田代表、門間候補らとともに仙台市内で党への支持を熱く訴え

衆議院統一補欠選挙も最終盤の22日、岡田克也代表は宮城県仙台市に入り、街頭演説で門間ゆきこ候補らとともに、民主党への支持を力強く訴えた。

この中で岡田代表は、「小泉総理が最優先課題としている郵政改革だが、今の政治状況からすれば、なんと小さな改革なことか」と、政府・自民党のコップの中の嵐とも言うべきドタバタ劇を痛烈に批判。「しがらみの多い、族議員の多い自民党に、本当の改革などできるわけがない。本当に改革を行うなら、政権交代をしなくてはならない」として、有権者の大きな力の結集を力強く呼びかけた。

同じく挨拶に立った連合の草野忠義事務局長は、「年金を上げ、定率減税を廃止するなど、弱い者から、取りやすいところから取るのが小泉政権のやり方だ。そんなやり方を許さない」として、「この選挙で民主党が勝つことが、民主党政権の実現につながる」などと訴えた。

門間ゆきこ候補は、「今の日本ではどれだけ私たちの声が届いているのか。この日本を変えていくには、皆さんの声を集めていくしかない。新しい日本の夜明けをつくるために、皆さんの声を」などと、聞き入る聴衆を前に熱く語りかけた。

選挙戦に手応え、検察審査会の議決は当然 岡田代表が記者団に

岡田克也代表は22日、街頭演説終了後に記者団の質問に答え、今日までの選挙戦の感想と、いわゆる日歯連事件についての検察審査会の判断についてコメントした。

岡田代表はまず、選挙戦について、「かなりの手応えを感じている。投票率がどうなるかが問題だが、相手候補の背中はもう見えているので、あと1日で追い越すところまで持っていく」と、強い決意を語った。

また、日歯連のヤミ献金事件について、東京第一検察審査会が、自民党の佐藤勉衆議院議員らに対する検察側の不起訴処分を不当とする議決を下したことについて、「当然の議決だ。不起訴不当ということは、自民党ぐるみの不当献金であったということが明らかになったということであり、検察当局はもう一回再捜査をして、自民党の問題であるということを解明してもらいたい」と、検察当局に対し、きちんとした再捜査を強く求めた。

藤井代表代行、菅原文太さんらが、福岡市内での街頭演説で熱い訴え

22日夕方、福岡市内で行われた街頭演説では、藤井裕久代表代行らが民主党の政策を力強く訴えたほか、駆けつけた俳優の菅原文太さんも、福岡2区の平田まさのり候補の肩に手を当てながら温かい気持ちのこもった演説を行い、喜納昌吉参議院議員も歌で会場を盛り上げた。会場を埋めた多くの聴衆からは何度も大きな拍手が起こり、平田候補に対して次々に激励の声が飛んだ。

蓮舫参院議員の司会の下、まずマイクを握った藤井代表代行は、今回の補選を「小泉内閣の評価が問われている」選挙だとして、その小泉内閣の政治を、「スローガンと全く逆のことをやっていることは、自信を持って言える」と断じ、「その例には枚挙にいとまがない」として、年金問題に言及。「参議院選挙でほとんどの皆さんに拒否された年金制度を、まだいいものだと言っている」小泉・自民党を厳しく批判し、人口構成の変化への未対応ぶりや専業主婦の年金権など年金制度の欠陥を指摘した。藤井代表代行は更に、地方分権の問題についても触れ、補助金で地方をコントロールし、その利権にしがみついている自民党に改革はできないことを、力強く、分かりやすく訴えた。

平田まさのり候補は、有権者の皆さんが「街頭で色々な言葉を投げかけてくれた」ことが「私の宝であり私の支えだ」とし、「努力してもなかなかうまくいかない、努力したくても努力できない、そういった方々に手をさしのべるのが、政治の役目ではないか」と強調。一部の既得権益を守ろうとしている人のための政治を、「本末転倒だ」と厳しく批判し、「それを叩き直していきたい」と決意を述べると、激励の声とともに大きな拍手がわき起こった。

続いて俳優の菅原文太さんが駆けつけ、平田まさのり候補の肩に手を当てながら、「金もない、地位もない」平田さんが、「若い世代を背負って、新しい日本をつくろう、今の日本を変えようと決心して立ち上がった」と紹介。「映画や演劇の世界でも、若い人たちが出られないでいる」、「腐った連中が、自分たちの欲と利益の追求ばかりをするために、本当に純粋な若い連中が頭打ちになっている」などと指摘し、平田さんの勝利が「日本中の若者たちに勇気を与えてくれる」として、「日に焼けて精悍になって、顔が輝いている」平田さんの今回の戦いを、「日本の舵取りを取り戻す戦いだ」と訥々と語りかけた。更に菅原さんが、「彼はがんばってくれる。今度の補選は、彼のスペシャル・オリンピックだ」と語りかけ、その温かみのある語りに聞き入っていた多くの聴衆からは、大きな拍手がわき起こった。《民主党ニュース》



4月22日 その日のできごと(何の日)