平成6206日目

2006/01/04

【この日の小泉総理】

年頭記者会見

小泉純一郎首相は4日午前、首相官邸で年頭の記者会見を行い、自らの靖国神社参拝をきっかけに中国、韓国が首脳会談などを拒否していることについて「一つの問題で他の交渉の道を閉ざすべきでない」と厳しく批判。靖国参拝批判に対しては「外国政府が心の問題に介入して、外交問題にするのは理解できない」と反論した。首相は9月の退任まで、構造改革路線を継続する決意を強調した。

首相は経済の現状について「大方の人が、日本経済が回復の道を歩み始めたと感じる状況になった」と景気回復に強い自信を示した。その上で「『改革なくして成長なし』の路線が正しかったという決着をみた」とし、「今後も改革を続行し、景気回復軌道をしっかりしたものにしたい」と述べた。《共同通信》

平成18年1月4日、小泉総理は、総理大臣官邸において年頭記者会見を行いました。

会見の中で小泉総理は、経済政策について、「今年は大方の方々に日本経済もようやく回復の道を歩み始めたなという感じを持っていただいていると思います。今後も、この景気回復の歩みを、しっかりしたものにしていくことが、私の責務だと思っております。」と述べました。

また、国民の安心・安全の確保について、「犯罪の多発、アスベスト問題、住宅等の耐震構造設計の偽装問題、こういう問題について政府としては、しっかりとした対応をしていきたい。特に、暮れからお正月にかけて、各地域で大雪の被害が大分出ており、このような防災対策に対しても、しかるべき対策を講じていきたい。」と述べました。

さらに、少子化問題について「多くの方々が子育ては楽しいと、子どもを持つことは人生を豊かにすると、そのような環境整備に多くの皆さんの知恵を借りて邁進していきたい。」と述べました。《首相官邸》

税源移譲追加の可能性を示唆

小泉純一郎首相は4日、税財政の三位一体改革に伴う地方への税源移譲に関し、地方側から不十分との指摘が出ていることについて「今まで3兆円以上の税源移譲をしたことはない。過去最大だ」と反論したうえで、追加の税源移譲に関し「成果を考えながら今後どうするか検討すべきだ」とも述べ、あらためて検討する可能性を示唆した。

三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝後、記者団の質問に答えた。

2006年3月末に補助金特例法の期限を迎える市町村合併については「それぞれ事情があるから強制ではない」との認識を示した。そのうえで「(合併した市町村は行政)規模の大きさをいかに住民福祉に役立てるかが大事だ」と指摘、市町村長や地方議員が効率的な政策遂行に努めるよう求めた。《共同通信》




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【仙台地検】強姦未遂容疑で60歳副検事逮捕

仙台地検は4日、強姦未遂の疑いで、仙台区検副検事のA容疑者(60)=仙台市=を逮捕した。調べでは、A容疑者は2005年12月中旬の夜、東京都内のホテルで、同僚の女性検察事務官に性的暴行をしようとしたが、抵抗されて未遂に終わった疑い。A容疑者と事務官は捜査のため東京に出張し、同じホテルに滞在していた。事務官が4日、仙台地検に告訴した。《河北新報》



1月4日 その日のできごと(何の日)