平成5592日目

2004/04/30 

この日のできごと(何の日)

【鴻池祥肇氏、鳩山由紀夫氏】年金未納

自民党参院議員の鴻池祥肇前防災担当相、民主党の鳩山由紀夫前代表が30日、国民年金保険料の未納期間があったことをそれぞれ自身のホームページで明らかにした。鴻池氏は大型連休明けに衆院を通過する見通しの年金制度改革関連法案について「仕切り直し」を求めている。

鴻池氏は衆院議員時代の1991年、沖縄開発政務次官就任に伴い民間企業の代表取締役を退任した際、厚生年金から国民年金への切り替えを忘れ、1年3カ月間未加入のまま。95年の参院議員時代も4カ月間の未納期間があった。鴻池氏はホームページで、政治家の未納問題などによる国民の「年金不信」が参院選を含む政局に与える影響に懸念を示した。

鳩山氏は30日午後、東京都内で記者団に対し「年金問題に対する意識が乏しかったと反省している」と釈明。同じく未納だった菅直人代表の責任については「身内が身内を痛めつける話でなく、望まれる野党第一党の姿を駅どう再構築するかを考えるべきだ」と指摘した。

民主党税制調査会長の峰崎直樹参院議員も30日昼、札幌市内で記者会見し、初当選した1992年9月から今年4月にかけて未納だったことを公表し、陳謝した。

また、自民党参院議員の陣内孝雄元法相、民主党の佐々木秀典衆院議員、福山哲郎、山根隆治両参院議員も議員になってから未納期間があったことをそれぞれ明らかにした。《共同通信》

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【第6回国民大集会】拉致問題解決を目指し開催

小浜市の地村保志さん、富貴恵さん夫妻ら北朝鮮による拉致被害者の子供たちの早期帰国と、北朝鮮への経済制裁を求める「第6回国民大集会」が30日、東京・日比谷公会堂で開かれた。

全国から約3000人の市民が集まり、集会後外務省や首相官邸前を歩く初の「国民大行進」を実施、一日も早い全面解決を目指し気勢を上げた。《福井新聞》

【三菱自動車】他メーカーと提携視野

経営再建中の三菱自動車は30日、臨時株主総会と取締役会で、新しい会長兼社長に三菱重工業の岡崎洋一郎取締役を専任した。岡崎社長は記者会見で、同社の支援を打ち切ったダイムラークライスラー以外との提携について「今は考えていないが、将来の可能性はあり得る」と述べた。

5月中旬に発表する再建策は基本的に三菱グループ主導でつくるが、新車開発などで相当資金がかかると判断すれば、他の自動車メーカーとの提携も選択肢との考えを示した。三菱自の現状について岡崎社長は「厳しい。会社存続を問われる重要な岐路に立っている」と分析した。

再建策について岡崎社長は「事業、財務、組織改革から成る。国内外の市場で必要な車種の検討を進めている」と指摘。各市場での新車種の投入計画を決めた上で、工場などの生産体制見直しに着手する考えだ。《共同通信》

【小泉純一郎首相】完全失業率「もっと低くしたい」

小泉純一郎首相は30日、首相官邸で記者団に対し、3月の完全失業率が4.7%と改善されたことについて「良いことだと思う。明るい兆しが見えてきた。もっと失業率を低くしたい」と述べた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】治安関連施設を視察

4月30日のできごと(何の日)【小泉純一郎首相】治安関連施設を視察

平成16年4月30日、小泉総理は都内の治安関連施設を視察しました。

小泉総理は、まず府中警察署を訪れ、会議室で説明を受けた後、留置場などを視察しました。 次に訪れた府中刑務所では、受刑者の更生を図るための諸施設を見学しました。歴代の総理大臣で刑務所の視察を行ったのは、今回の小泉総理が初めてです。

その後、江東区にある東京税関コンテナ検査センターを訪れ、X線を使って大型のコンテナ貨物などを検査する模様を視察しました。この大型X線検査装置の導入により、検査時間が大幅に短縮されました。

最後に訪れた港区の東京入国管理局では、外国人の在留資格の検査場や収容施設を視察しました。

視察を終えた小泉総理は、「より安全な国の復活のために、どういう対応、予算措置をすればよいのか。現場の声をよく聞いて、現実的な対応をしなければならない。」と感想を述べました。《首相官邸》

【イラク情勢】

イラク中部ファルージャであ包囲作戦を続けていた駐留米軍は30日、地元代表との合意に基づき複数の包囲地点から撤退を開始。ファルージャ入りしたイラクの新たな治安部隊が陣地や検問所を引き継いだ。AP通信などが伝えた。3週間余りの米軍の包囲作戦で600以上のイラク人が死亡したとされ、米軍側にも大きな被害が出たファルージャ情勢は新たな局面を迎えた。

駐留米軍のキミット准将は30日、ファルージャ周辺の海兵隊配置は継続すると表明。部分的な撤退であることを強調し、イラク側の出方次第では再び強硬姿勢に転じる可能性を示唆した。米中央軍のアビザイド司令官は同日の会見で、イラク人部隊だけで治安維持に当たるのは時期尚早との認識を示した。

キミット准将によると、一部撤退後、ファルージャ近郊で車爆弾により海兵隊員2人が死亡、6人が負傷した。

「ファルージャ防衛軍」と呼ばれる同治安部隊を指揮するサハレ司令官は30日、ファルージャ入りし、同部隊が検問所数カ所を引き継いだ。司令官はロイター通信に、防衛軍は「治安と(社会の)安定の維持に当たるイラク保安隊と警察を支援する」と強調した。《共同通信》

イラクで人質になり解放されたフォトジャーナリストの郡山総一郎さん(33)とフリーライター今井紀明さん(18)が30日午後、15日の解放以来初めて記者会見。拉致直後、武装グループの尋問に対し、イラク入りの目的を説明すると謝罪があり「命を保証する」と言われたが、ビデオ撮影ではナイフを突き付けられ、恐怖を感じたなどと、経緯を詳しく話した。

武装グループの自衛隊撤退要求や解放表明の声明は、日本大使館に保護された後で初めて知ったという。グループに日本語を話す人はおらず、郡山さんは「レジスタンス、自警団でテロリストではない」と述べた。

自己責任に関連し、郡山さんは「ジャーナリストは危険だからこそ現場に行き、伝えることがある。リスクを負って行動しており、僕らには当てはまらない」と話し、今井さんは「自分にとっての責任は、今回の体験を日本の人々に伝えること」とした。

一緒に人質になったボランティアの高遠菜穂子さん(34)は、北海道の実家で療養中で欠席した。《共同通信》

ブッシュ米大統領は30日、イラク戦争の「大規模戦闘終結」を宣言してから丸一年となるのを前に「困難に直面している」と述べ、イラク復興が依然厳しい局面にあるとの認識を表明。また1日にはラジオ演説で「主権移譲が近づくにつれ、自由への反対勢力による暴力が増えるだろう」と、抵抗が激化するとの見解を示した。

大統領は30日、ホワイトハウスで記者団に対し、一年前に空母艦上で「任務完了」の横断幕を前に終結宣言したことについて「フセイン政権を倒すという任務を達成した。まだ困難な仕事が待ち受けているとも指摘した」と弁明。終結宣言が「時期尚早だった」との批判に反論した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、ドジャースの石井一久投手は30日、ロサンゼルスでのエクスポズ戦で6回を投げ6安打2点に抑え4勝目(1敗)を挙げた。チームは13−4で大勝した。

パドレスの大塚晶則投手はメッツ戦で7−6の九回、三者凡退に封じ初セーブ(2勝1敗)。11試合連続無失点とした。メッツの松井稼頭央内野手は5打数1安打。

ヤンキースの松井秀喜外野手はロイヤルズ戦で3打数1安打。マリナーズのイチロー外野手はタイガース戦で今季1号の先頭打者本塁打を放ち5打数1安打だった。《共同通信》

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4月30日 その日のできごと(何の日)