平成4009日目

1999/12/30

【皇太子妃雅子殿下】流産、手術

懐妊の兆候があった皇太子妃雅子さま(36)は30日午後、皇居の宮内庁病院で再検査を受けられた。宮内庁は同日夜、記者会見し「けい留流産と診断され手術を受けられた」と発表した。術後の経過は良好で「今後の妊娠に影響はない」としている。同夜は宮内庁病院に入院、皇太子さまも付き添った。ご夫妻にとって、結婚から6年半で初めての妊娠だったが残念な結果となった。

宮内庁は雅子さまの体調を考慮して今後の日程調整に入るが、新年の各行事を含め1、2カ月間は公務を離れ、住まいの東宮御所などで静養するとみられる。

この日は13日に次ぐ検査で、雅子さまは午後3時45分ごろ、皇太子さまとともに宮内庁病院入り。あらためて超音波診断などの詳しい検査を受けた。

会見した古川清・東宮大夫や担当医の岡井崇・愛育病院産婦人科部長によると、検査は5分以内で終了。雅子さまは妊娠7週とみられるが、胎児の心拍動が確認されず、前回検査と比べて胎児の成長も見られなかったことから、けい留流産と判断した。ご夫妻は検査結果を落ち着いた様子で聞き、状況を正しく理解していたという。

けい留流産は、胎児が死亡したにもかかわらず、出血や陣痛などの流産症状が起きずに子宮内に残ったままになる状態で、妊娠初期にだれにも起こり得るという。

原因について、岡井医師は「健康な夫婦が妊娠して10−15%が流産する確率がある。妃殿下の年齢や12月初めのベルギー訪問は関係なく特別な原因はない。今後の妊娠にも影響はない。マスコミ報道によるストレスも原因ではない」と説明した。

13日の検査では妊娠は確認できず、宮内庁は「現時点で妊娠と発表できる段階にない」と説明。「妊娠の可能性は続いており、しかるべき時期に検査する」としていた。その後、宮内庁は雅子さまの公務日程を調整。23日の天皇誕生日の一般参賀には姿を見せたが、午後の祝宴などは欠席した。

雅子さまは皇太子さまとともに今月3日からベルギー皇太子の結婚式出席のため同国を訪問し、7日に帰国。出発前から妊娠の兆しがあり、帰国後の簡易検査で陽性反応が出ていた。《共同通信》




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【オウム真理教・上祐史浩幹部】正大師の地位返上

29日出所したオウム真理教の上祐史浩幹部(37)が30日、教団ナンバー2の「正大師」の地位を返上した。村岡達子代表代行名のファクスが、報道各社に届き、教団関係者が地位返上の事実を確認した。

団体規制法では、公安調査庁が請求した観察処分の要件の一つとして「無差別大量殺人当時の役職員が現在も役職員」と規定しており、公安当局は「役職員ではないと装う新法逃れ」と指摘している。

ファクスには、地位返上の経緯について「上祐元緊急対策本部長から、自らが犯した罪を深く反省し、責任を取って称号を返上したいと申し出があり、受理した」と書かれていた。

上祐幹部は地位を象徴する緑の「クルタ」(教団服)も返上。村岡代表代行は「同じ過ちを犯さないことを誓わせた」という。

「正大師」は松本智津夫被告(44)=教祖名麻原彰晃=に次ぐ地位。上祐幹部は平成7年3月の地下鉄サリン事件後、緊急対策本部長を務めていた。《共同通信》

【東京株式市場】大納会

東京株式市場は30日、大納会を迎え、平均株価(225種)終値は前日比123円76銭高の1万8934円34銭と11月26日以来約1カ月ぶりに今年の最高値を更新し、1万9000円台に接近、活況に沸いた一年を象徴する締めくくりとなった。年末の株価が年初を上回ったのは4年ぶり。

ことしの株式市場は、平均株価が400円を超える急落で幕を開け、大発会の終値は1万3415円。しかし、金融不安の後退や実質ゼロ金利政策により、外国人や個人投資家の買いで3月以降は急反発。景気回復への期待感や米国など好調な海外市場に支えられて堅調に推移し、年間の上昇率は約40%とバブル期以来の伸びを見せた。

市場では、平均株価が1万3000円割れとなった昨年10月を底に「バブル崩壊後10年のトンネルを抜け、長期的な反転相場が始まった」(準大手証券)との認識が優勢。企業業績の本格回復が期待される来年一も上昇基調を予想する声が多い。

東証の大納会は、昨年まで株式売買立会場で行う2000人規模の三本締めが恒例だったが、ことし4月に立会場を廃止したため、コンピューター端末が並ぶシステム売買室で規模を縮小して実施された。《共同通信》

【ナホトカ号重油流出事故】「風評被害」を初認定

平成9年1月のロシアのタンカー「ナホトカ」重油流出事故の補償問題で、国際油濁補償基金(本部ロンドン)が、事故の影響で魚介類の売り上げや観光客数が落ち込んだなどとして、福井県内の百数十の観光業者に仮払いした補償金は約3億4000万円に上ることが30日、関係者の話で分かった。

業者側代理人の弁護士は、事故後の報道などで観光客らが海産物を買い控えるなどしたといわれる「風評被害」の影響で、業者の売り上げが落ち込んだ点が認められた、としている。

風評被害の補償に踏み込んだ国内初のケースとみられ、他府県での補償の行方にも影響しそうだ。

業者代理人の弁護士によると、流出事故の風評被害で補償が認められたのは、世界的にもイギリス、イタリアなど3例しかない。

福井県のケースでは、土産物などについて、事故当時の売上額と事故前4年間の売上額とを比べた結果、当時の景気の落ち込みなどの影響を差し引いても、風評被害の影響とみられる相当の落ち込みがあったことが認められたという。

同事故の補償をめぐっては、日本海沿岸の10府県や漁業関係者などが総額約350億円を同基金に請求している。このうち、観光業者は石川、福井、京都、兵庫の4府県で、請求額は約30億円。《共同通信》

【大阪府知事選】自民府連、太田氏擁立に異論

来年2月の大阪府知事選で自民党大阪府連は30日の幹部会議で、連合大阪と関西経済連合会が非共産統一候補として通産省の太田房江官房審議官(48)を擁立したことに対し、独自候補として党府連会長の中馬弘毅運輸政務次官に出馬を要請することを決めた。同日の府議団総会で太田氏擁立に反発が相次いだためで、来年1月1日に代表が党本部に府連の意思を伝える方針。

中馬氏は記者会見で、「(府連全体の)思いが結集するならこたえるつもりはあるが、党本部の意向なども勘案して決断したい」と述べ、出馬の意思については明言を避けた。

自民党本部は「自公」の枠組みの堅持を重視し、太田氏を統一候補として擁立する意向で、府連内部にも独自候補で戦うのは難しいとの意見もある。連合大阪などは自民党の反発が強いことから、太田氏がが年内に正式な出馬表明をするのは極めて困難になったとしている。

同日の府議団総会で中馬氏は、自民党の野中広務幹事長代理の話として「党は一歩身を引く形となるが、自自公の枠組みを優先させ(太田氏擁立で)納得してほしい」と伝え、理解を求めた。《共同通信》

【ロシア軍】チェチェン首都の支配地拡大

ロシア・チェチェン共和国の首都グロズヌイの攻略作戦を進めるロシア連邦軍は30日までに市北東部レーニン地区の大部分を新たに制圧するなど支配地をさらに拡大。市中心部の制圧を目指し砲撃などの支援を受けた先遣部隊が進攻を続けている。

共和国のマスハドフ大統領は同日インタファクス通信に対し、年内の首都制圧は不可能と強調。またロシアとの「相互関係を調整する具体的な計画」があるとしてロシア側と交渉に入る用意を表明した。制圧作戦に揺さぶりをかける狙いもあるとみられる。

しかし同通信は、ロシア最高検察庁がこの日、共和国内で起きたとする「住民虐殺」で証言を求めるためマスハドフ大統領に出頭を要請したと報道。共和国政権への圧力を強めているもようだ。

タス通信によると、連邦軍側は武装勢力が31日夜に軍の支配地でテロを計画しているとの情報をつかみ、内務省特殊部隊などが30日から警戒を強化した。

民間テレビNTVによると、連邦軍がグロズヌイ市内を細かく分断、区画ごとに支配を広げる戦法をとっている。これに対し武装勢力は29日、進攻を止めようと北東部で有毒塩素ガスの入ったタンクを爆発させた。しかし連邦軍に死傷者はなかったという。

連邦軍司令部によると、30日朝までの丸一日で武装勢力80人が共和国内で死亡。一方、マスハドフ大統領は首都制圧作戦で連邦軍将兵約1000人が死亡したと述べたが、同司令部は否定した。

武装勢力側は29日夜、グルジアとの国境付近でロシア国境警備部隊の検問所を攻撃した。《共同通信》

【ジョージ・ハリソンさん】刺される

元ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリソンさん(56)が30日午前3時半(日本時間同日午後0時半)ごろ、ロンドン西部オックスフォード州にある自宅で、侵入した男に胸を刺された。

ハリソンさんのスポークスマンによると、ハリソンさんは夫人のオリビアさんを守ろうと、寝室に侵入した男と格闘となった。収容先の病院によると、胸を1カ所刺された。「命に別条はなく、容体は安定しているが、痛みを訴えている」(同スポークスマン)という。夫人も頭に軽いけがをした。

警察によると、侵入したのはリバプール出身の33歳の男で、殺人未遂容疑で逮捕された。警察はハリソンさんの熱狂的ファンによるストーカー的犯行とみて調べている。

元ビートルズのメンバーでは、ジョン・レノンが19年前の1980年12月8日、米ニューヨークの自宅前でストーカーに撃たれて死亡している。

ハリソンさんの自宅は、国際ボート競技ヘンリー・レガッタが開かれることで有名なロンドンの西方約50キロのヘンリー・オン・テムズにある。

ハリソンさんは、70年のビートルズ解散後、ソロとして活動。「マイ・スイート・ロード」などのヒットを飛ばす一方、バングラデシュ難民救済コンサートを開き話題になった。最近は、時折コンサートに出演する以外は自宅で静かな生活を送っていた。《共同通信》

【民主党ニュース】

ペイオフ解禁延期について談話

民主党ネクストキャビネットの岡田克也金融・財政担当大臣は30日、政府与党がペイオフの実施を1年間先送りすることを決めたことについて、「ペイオフ解禁は国際公約とも言えるもので、安易な先送り決定はきわめて遺憾」とする談話を発表した。

この中で岡田担当大臣は「政府与党がペイオフ解禁を延期せざるをえないことは、そもそも金融システム不安が解消されていないことを如実に証明するもの」と指摘し、景気の先行きに懸念を示している。また、重大な政策決定を自自公の政党間協議に委ねた小渕首相と宮沢蔵相の責任はきわめて重大だ、と批判した。



12月30日 その日のできごと(何の日)