平成2749日目

平成8年7月18日(木)

1996/07/18

【自民党】難航選挙区決着

自民党は17日、党本部で前日に引き続き群馬1−5区、千葉12区、岐阜4区の計7小選挙区の候補者調整を行い、18日未明に橋本龍太郎首相(総裁)裁定の形で決着した。

最も難航していた群馬4、5区は4区が福田康夫氏、5区小渕恵三氏と決まり、中曽根康弘元首相は北関東ブロック比例代表に回ることとなった。

群馬1、千葉12区、岐阜4区はいずれも選挙ごとに小選挙区と比例代表が交代するコスタリカ方式を導入。群馬3区に関しては、コスタリカ方式を原則とし、当事者で合意した場合はこれに従うことにした。

次の選挙は(1)群馬1区は尾身幸次氏が小選挙区、佐田玄一郎氏は比例代表(2)群馬3区は谷津義男氏が小選挙区、中島洋次郎氏が比例代表(3)千葉12区は浜田靖一氏が小選挙区、中村正三郎氏が比例代表(4)岐阜4区は藤井孝男氏が小選挙区、金子一義氏が比例代表–となった。群馬2区については尾身、佐田両氏が出馬を拒否したため、候補は決まらなかった。《共同通信》



【大相撲名古屋場所】12日目

大相撲名古屋場所12日目(18日・愛知県体育館)優勝争いのトップに立つ貴乃花、曙両横綱と大関貴ノ浪の3人がともに1敗を守った。3敗力士がいなくなり、賜杯の行方は完全にこの3人に絞られた。貴乃花は関脇武双山を逆転の寄り切りで下した。曙は大関武蔵丸を落ち着いてはたき込み、水戸泉を寄り切った貴ノ浪と13日目に激突する。大関若乃花は湊富士を突き落として勝ち越しを決めた。関脇魁皇は琴の若に敗れて5敗目。貴闘力と大翔鳳の小結対決は貴闘力が押し出して8勝目を挙げた。十両は若翔洋が9勝3敗でトップ。《共同通信》

【最高裁】パーマ禁止の校則は合憲

パーマを禁じた校則に基づく退学措置が違法かどうかが争われた訴訟で、最高裁第一小法廷(井嶋一友裁判長)は18日、パーマ禁止の校則を適法とした上で「学校側の措置に違法はない」として二審判決を支持、学校側を相手に卒業認定などを求めた元私立女子高生の上告を棄却する判決を言い渡した。元女子高生の敗訴が確定した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・自民党の加藤紘一幹事長は中曽根康弘元首相の衆院比例代表選挙転出での公認調整決着を受け、18日午後、群馬県高崎市で開かれた中曽根氏後援会の集会に急きょ出席。「(中曽根氏は)ネバーダイ、ネバーリタイアだ。政治家として死なず、引退せず、終身議員として(比例代表で)選挙の憂いなく活動していただきたい」と強調するとともに「戦後の首相としての業績の重さは、吉田茂、佐藤栄作そして中曽根首相の3人」などと精いっぱい持ち上げた。中曽根氏も「新しい国会議員の地位に立ち、終生、政治の仕事をしたい」と決意表明するなど、「世代間戦争」もつかの間の休戦?

○・・・新進党の小沢一郎党首はこの日、党本部で開かれた対話フォーラムで、同党支持者から趣味の鳥飼育について質問され「ブンチョウ30羽。それからカナリア、インコ…」と次々に鳥の名前を挙げ「地元からもらったキジもいて、ほぼ毎日、キジの卵を食べている。うまいもんですね」と、会場の笑いを誘った。さらに「毎朝、散歩して、ご飯を食べ、鳥の世話をしてから出てくる。面倒くさくもなるが、かわいらしくて続けている」と、タカ派イメージの払しょくに努めたが、「やはりペットの中にハトはいない」と陰の声。《共同通信》

【ドジャース・野茂英雄投手】10勝目

米大リーグ、ドジャースの野茂英雄投手は18日(日本時間19日)、サンフランシスコのスリーコムパークでのジャイアンツ戦に先発し、8回を4安打3点に抑えて10勝目を挙げ、昨年に続く、2けた勝利をマークした。

野茂は二回に連続二塁打で1点を失い、2−1で迎えた六回にはM・ウィリアムズに2点本塁打されて逆転を許した。しかし、七回にドジャース打線がブッシュの満塁本塁打などで6点を奪って再逆転。野茂は3本塁打を浴びた前回登板(13日)の雪辱を果たした。

ドジャースはロッキーズが敗れたためナ・リーグ西地区首位にパドレスと並んだ。《共同通信》

【米・アトランタ】聖火が到着

全米2万4000キロを走り継がれてきた聖火が18日午後9時40分、アトランタ市内に入った。開会式まで、24時間を切った市内の沿道では、市民が車道にまであふれ、歓声を上げて聖火ランナーを迎え、米国らしいにぎやかな開幕前夜となった。

聖火は4月、空路ロサンゼルスに到着。今月9日にジョージア州に入り、この日午前6時20分にアトランタ郊外を出発した。市中心部から約15キロの市境で、聖火は弁護士のジム・ベティットさん(36)から、高校生のジョージ・ライトさん(17)に引き継がれ、市内へ向かった。

アトランタ市内では、約600人のランナーが徹夜で走り継ぎ、19日夜、開会式のクライマックスで五輪スタジアムに入る。《読売新聞》

【トランスワールド航空墜落事故】100遺体を収容

米ニューヨーク州ロングアイランド沖で17日起きた米トランスワールド航空(TWA)ジャンボ機(乗員・乗客228人)の空中爆発で、米連邦捜査局(FBI)は18日、テロ捜査班を投入し、ニューヨーク市警と協力して、今後の捜査を主導する方針明らかにした。

これは、米捜査当局が、爆発は19日に開幕するアトランタ五輪を狙ったテロとの見方を強めていることを強く示唆するものだが、連邦機関の運輸安全委員会(NTSB)は、爆発したジャンボ機が1970年製造の老朽機だったことから整備不良によるエンジン爆発などの可能性も十分あるとしている。米関係当局はテロと事故の両面から慎重に捜査を進める構えだ。

現場では、18日朝から捜索活動が本格化し、ニューヨーク市当局によると、約100遺体が収容された。

爆発したTWA機は17日午後、ギリシャのアテネからニューヨーク市のケネーディ空港に到着、約3時間駐機した後、パリのシャルル・ドゴール空港に向けて離陸し、約30分後に爆発した。

捜査当局は、アテネの空港かケネディ空港で何者かが機内に爆弾を仕掛けた可能性もあるとみて、移民局、税関などの協力を得て不審者の洗い出しを行うとともに、ギリシャの関係当局にも捜査協力を依頼する方針とみられる。これまでの調べでは事前に脅迫や爆破予告はなかった。《共同通信》



7月18日のできごと