平成4136日目

2000/05/05

【森喜朗首相】米・クリントン大統領と会談

森喜朗首相は5日午前(日本時間5日深夜)、ワシントンのホワイトハウスで、首相就任以来初めてクリントン米大統領と約1時間20分会談した。両国間で懸案となっているNTTの接続料引き下げ問題について、森首相が「日米双方の努力で可及的速やかに解決したい」と表明、事務レベルでの協議を加速、早期決着を目指すことで合意した。


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両首脳は会談で、日本経済が回復に向かっているとの認識で一致し、クリントン大統領は「日本の財政・金融政策には良い印象を持っている」として、ゼロ金利政策と積極財政を評価し、政策の維持を求めた。

これに対し、森首相は小渕前内閣の方針の継承とともに、「構造改革を大胆に行い、日本経済の回復と新生のため金融・財政政策を進める」と強調、積極的な経済運営を継続させる考えを表明した。

沖縄の米軍普天間飛行場代替施設の15年使用期限問題については、森首相は地元要望を米国との話し合いの中で「取り上げる」とした昨年暮れの閣議決定について「繰り返し閣僚レベルで米側に伝えてきた。引き続き緊密に協議をしたい」と求めた。大統領は「いまある問題も将来起こる問題も何とか解決していかなければならない」と述べた。

両首脳の間では、7月の主要国首脳会議(沖縄サミット)の成功に向け協力することが確認された。首相は中心議題として情報技術(IT)革命を取り上げるとともに、デジタルディバイド(情報格差)など「光と影」の部分を議論する考えを表明した。大統領は「ITと接続料金の引き下げがデジタルディバイドを克服することを期待する」と接続料金算期引き下げの重要性を指摘した。

森首相は4月28日からのサミット参加7カ国歴訪を終え、5日午後(日本時間6日未明)、政府専用機で帰国の途に就いた。《北國新聞》




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【森喜朗首相】「信頼関係得られた」

森喜朗首相は5日午前(日本時間6日未明)、クリントン大統領との首脳会談を終えた後、ホワイトハウス近くの迎賓館・ブレアハウスで、日本人記者団に対する会見に臨んだ。森首相が沖縄サミット成功を求めたのに対し、クリントン大統領から全面的な協力の約束を引き出したことなどから、首相は「信頼関係を得られたのではないか」と語り、確かな手ごたえを強調した。

予定を超える約1時間20分の首脳会談を終えた森首相は、会談前とは違い、晴れ晴れとした表情で会場のブレアハウス中庭に姿を見せた。

森首相によると、会談で小渕恵三前首相が沖縄サミットにかけた思いを伝えたところ、クリントン大統領は、大変感動して聞いていたという。また、首相がロシアのプーチン次期大統領の印象などを述べると、大統領は「近く、プーチン大統領と会うので大変参考になった」と語った。

普天間飛行場の移転問題など沖縄における米軍基地の在り方について、森首相は「クリントン大統領も了解する、承知していると言っていた」と今後の両国間の協議の進展に期待した。

森首相によると、首脳会談後のわずかな時間を利用して、クリントン大統領が首相を大統領執務室に招き入れたという。大統領はメダルの収集を趣味の一つにしており、記者会見で首相は「大統領の大事な宝物の数々を見たが、中でも大事にしているメダルをいただいた。これからも親しくさせていただきたい」と、大統領からプレゼントされたメダルを手にうれしそうに語った。

首脳会談では、森首相が九谷焼の花瓶を贈り、クリントン大統領からは大統領サイン入りのアメリカンフットボールのボール、ゴルフボールのほか、スーパーボールに関する本も首相にプレゼントされた。《北國新聞》



5月5日 その日のできごと(何の日)