平成4139日目

2000/05/08

【米軍横田基地】親子3人が侵入「亡命したい」

8日午前7時半ごろ、東京都福生市福生の米軍横田基地の第17番ゲートで、3人が乗った普通乗用車が憲兵隊員の停止命令を振り切って侵入した。乗用車はそのまま駐機場に向かい、3人は止まっていた医療航空機C―9(通称ナイチンゲール)の座席に乗り込んだ。追ってきた憲兵隊員が3人を取り押さえ、刑事特別法違反容疑で取り調べている。

横田基地広報部と警視庁福生署によると、3人は高松市出身の親子で、父親(39)と母親(37)とその長女(2つ)。父親が運転して、出口用の車線を逆走してゲートから侵入したという。C―9は出発間近のため扉のかぎは開いており、パイロットも乗り込んでいた。3人は扉から入り、パイロットの後ろの後部座席に座った。

3人は座席で「アメリカに亡命したい」「日本が嫌になった」などと話していたという。武器は見つかっていないという。同基地広報部によると、C―9はDC9を改造したもので、太平洋地域での患者輸送に使われている。同基地に4機あるうち、3機はすでに飛び立ち、最後の1機だったという。航空機には乗客、患者は乗っていなかった。《朝日新聞》




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【大相撲夏場所】2日目

大相撲夏場所2日目(8日・両国国技館)初日に続いて両横綱が安泰。曙は平幕の和歌乃山を一気に押し出し、貴乃花は小結土佐ノ海を冷静に寄り切った。大関陣は、かど番の貴ノ浪が小城錦を寄り切りで下して2連勝。出島も浜ノ島を寄り切ったが、千代大海は小結魁皇に寄り切りで敗れた。出島と千代大海はともに1勝1敗で、魁皇は2勝目。大関とりの懸かる関脇雅山は、旭鷲山に快勝して2勝目を挙げ、関脇栃東も勝って初日を出した。《共同通信》

【ナスダック・ジャパン】受け付け開始

大阪証券取引所は8日、新興企業向けの新市場「ナスダック・ジャパン」への上場申請の受け付けを始めた。第一陣として家電などの販売店チェーン、ドン・キホーテ(東京)など8社が上場を申請した。18日にも上場が承認される見通しで、取引開始は6月19日の予定。

新興企業向けでは、東京証券取引所がマザーズを開設、現在8社が上場している。ベンチャー企業の上場ブームといわれる中、有望企業をめぐる市場間の競争が本格化しそうだ。

上場申請した8社のうち、新規公開は4社、店頭市場からのくら替えが2社、既存の取引所との重複上場が2社だった。ナスダック・ジャバンに構想段階から関与しているソフトバンクが出資する企業の申請はなかったが、9日にも投資情報サービスのモーニングスター(東京)が申請する見通し。《共同通信》

【ソニー】新社長に安藤国威氏

ソニーは8日、臨時取締役会を開き、安藤国威執行役員副社長(58)が社長に昇格し、出井伸之社長(62)を代表権のある会長にするトップ人事を内定した。最高経営責任者(CEO)は引き続き出井氏が務め、安藤氏は最高執行責任者(COO)を兼務する。6月29日の株主総会後の取締役会で正式決定する。大賀典雄会長(70)は、代表権のない取締役として取締役会の議長専任となる。

同社は3月にエレクトロニクス、インターネット両事業をともに強化する経営方針を発表。今回は、この路線に沿った社内の役割分担を人事面でより明確化するのが狙いとみられる。

安藤氏は、都内での会見でデジタルテレビ、移動端末など強化分野に挙げ「21世紀にソニーがさらに輝き続けるよう最大限の努力をしたい」と抱負を語った。《共同通信》

【森喜朗首相】少年法改正「国民感情を考慮し検討」

森喜朗首相は8日昼、国会で少年法改正に関する審議について「現実的な面で国民の感情も考えて話を詰めてもらいたい。専門家が話ばかりしていても先には進まない」と述べ、少年による凶悪事件に多発を受け、改正に前向きに取り組んでいく考えを示した。《共同通信》

【自民党・原健三郎元衆院議長】政界引退を表明

政界最長老で比例代表近畿ブロック選出の自民党の原健三郎元衆院議長が8日、兵庫県洲本市(淡路島)内のホテルで記者会見し「今期限りで衆院議員を辞める」と述べ、引退を正式に表明した。理由について「50年、半世紀以上議員をし、ちょうど区切りもよい。明石海峡大橋もでき、肩の荷が下りた」と話した。

原氏はまた、竹下登首相らのベテラン議員が相次いで引退を表明したことについて「関係ない。自分のことは自分で決める。(自民党の)定年制など独裁政治に通じるものだ」と述べた。

選挙区での出馬準備を進めているとされる私設秘書(元通産官僚)について、原氏は「皆さんの意見を聞いて、いいということならば異議はない」と述べるにとどまり、後継者としての明確な指名を避けた。

原氏は昭和21年4月の戦後初の総選挙で初当選し、連続20回当選。労相、国土庁長官などを歴任し、61年7月から平成元年6月まで衆院議長を務めた。8年2月には議員在職50年表彰を受けた。《共同通信》

【天皇、皇后両陛下】訪欧を前に会見

天皇、皇后両陛下は8日午後、20日からのオランダ、スウェーデン、スイス、フィンランドの欧州4カ国訪問を前に皇居・宮殿で記者会見し「旧知の人々と旧交を温め、新たに多くの人々と接して訪問国に対する理解を深め、それぞれの国との友好関係増進に努めていきたいと思います」と抱負を述べられた。

今年は日本とオランダの交流が始まって400周年。陸下は「このような年に訪問することがでうれしく思います」とする一方、第二次大戦中、同国の捕虜や抑留者の処遇をめくり、損害賠償請求訴訟が起きるなど根強い反日感情が残っていることについて「第二次大戦時に戦火を交えることになったのは返す返す残念。いまなお痛みを抱える人々がいることは本当に心の痛むことです」と述べられた。

オランダ国民に対しては、「両国間の歴史を全体として認識した上で、一層の友好関係を進めたいと願っていることを伝えたい」とされた。皇后さまも「戦時中の辛い記憶に苦しむ人々がいることを決して忘れることなく、両国の絆が二度と失われることがないよう祈りつつ訪問の日々を過ごすつもりです」と話された。

陛下は会見の最後に発言を求め「出発に際して気に掛かっているのは有珠山の噴火のことです。皆、十分に災害に気を付け、心身の建康を大切にして、この時期を乗り越えていってほしいと願っています」と述べられた。《共同通信》

【東電女性職員殺害事件】ネパール人被告を再収監

東京電力の女性社員殺害事件で、強盗殺人罪に問われ東京地裁で4月14日に無罪判決を受けたネパール国籍の元飲食店従業員A被告(33)について、東京高裁(高木俊夫裁判長)は8日、職権で拘置することを決めた。

不法残留をめぐり無罪判決後に進められていた強制退去の手続きは中断。東京都内の入国管理局施設に収容されていたA被告は同日、東京拘置所に収監された。

無罪判決を受けた被告が、新証拠もなく、控訴審の審理も経ずに拘置されるのは異例。弁護側は「被告の出国を阻止するためだけの不当な拘置」と反発。拘置理由を明らかにする法廷を開くよう求めたほか今後、拘置決定に対し異議を申し立てるという。

高木裁判長は、刑事訴訟法が定めた①定まった住居がない②証拠隠滅の恐れがある③逃亡の恐れがある−の拘置の要件に該当すると判断した。

A被告については、控訴した検察側が、出国すると、二審での審理を続けることや、有罪となった場合の刑の執行が困難になるとして、東京地裁(大渕敏和裁判長)と東京高裁(木谷明裁判長)に拘置を求めたが、いずれも認められなかった。

拘置を認めない理由として、木谷裁判長は「現時点で(高裁に)被告の裁判記録がなく、判断する権限がない」とした上で「(一審で無罪となった)被告を再度拘束できるのは、控訴審で審理を遂げ、裁判所が有罪の心証を固めた後と考えられる」としていた。

このため東京高検は今月1日、東京地裁からA被告の一審記録の送付を受け、二審を担当することになった高木裁判長にも、あらためて職権で拘置するよう要請。これを受けて高木裁判長はこの日、A被告を呼び出し、事情を聴いた上で、拘置を決めた。《共同通信》

【I LOVE YOU ウイルス事件】マニラの男性容疑者逮捕

世界中に猛威を振るっているコンピューターウイルス「I LOVE YOU」の発信源を捜査しているフィリピン国家捜査局(NBI)は8日、インターネットに不正接続したとして「不正アクセス規制法」違反の疑いでマニラ市パンダカンのフィリピン人男女の容疑者の自宅を捜索、外出先から戻った20歳代後半の男性のA容疑者を逮捕した。女性(28)は不在だった。

捜索でパソコンは見つからず、電話機やフロッピーディスク、コンピューター関連雑誌などを押収するにとどまった。逮捕された男性は事件への関与を否定、女性は弁護士とともに近く出頭するとNBIに伝えた。

NBIは米連邦捜査局(FBI)とも連携し、犯行に使われたパソコンからウイルス発信の裏付けを急ぐ方針を示していたが、決め手となる物証を押収できず、関係先をさらに捜索することを検討している。

NBIなどによると、男女とも銀行員で、二人はアパートの一室で肉親らと暮らしていた。

フィリピンでこれほど大規模なコンピューター犯罪は前例がなく、同国にはコンピューター犯罪を直接取り締まる法律がない。

このためNB1は、容疑者が他人のIDとパスワードを盗んでインターネットの接続や電子メールの送受信を繰り返していたとみられることから、本来クレジットカードの不正使用などを対象とする不正アクセス規制法を適用し強制捜査に踏み切った。

一方、NBI筋によると、ウイルスのプログラムを解析した結果、以前フィリピンのコンピューター学校に通う学生がつくった別のウイルスと構造が似ていることが判明。事件との関連を調べている。《共同通信》

【この日の民主党】

鳩山夫妻が一般女性8人を自宅に招待=ヴィーナスクラブの当選者

民主党の鳩山代表は8日夜、自宅に8人の女性を招き、政治について語り合った。夫人の幸さんが手料理をふるまい、会は終始なごやかにすすめられた。

党が運営する女性のためのホームページ「ヴィーナスクラブ」の企画で、アンケートに答えた約1000人から抽選で選ばれたペア4組8人が招待された。年齢や職業もさまざまで、親子で参加した方や、遠く札幌からやってきた方も。 最初は「何を話したらいいんだろう」と不安げだった参加者も、ワインと13品の手料理、夫妻の気さくな人柄にすっかりうちとけた雰囲気に。最近の教育や税金の問題から、幸夫人の上手な北海道弁の真相まで幅広い話題で盛り上がった。

インターネット関連会社勤務の女性は「こんな面白い経験はめったにないですね」。札幌から参加した看護婦さんは「政治家は威圧的で近寄りがたいという印象と全然違いました。こんなに日本のことを考えている人がいるんだと思い、政治家にお任せばかりではいけないと反省しました」と感想を。

鳩山代表も「ステキな方ばかりで、妻も私も楽しかった。このような交流を通じて、みなさんの率直な意見をどんどん聞いていきたいと思います」と参加者に再会を呼びかけていた。

「卑劣。勝つためなら何でもやる末期症状」羽田幹事長が自民党のデマを批判

民主党の羽田孜幹事長は8日の定例会見で、5日で森内閣誕生1カ月が経過したことにふれ、「この間、小渕前内閣の継承という以外に政策や方針が見えていない。自公保の連立も政策合意のないまま結ばれており、暫定政権、選挙管理内閣だ」と指摘した。

また森首相の7カ国訪問について、「各国とも本格的政権と受け止めてないせいか、あまり大きな討論も話し合いもなかった。単なる顔見せだ」と疑問を投げかけた。

さらに羽田幹事長は、自民党内で「民主・共産政権阻止」などと書かれた文書が出回っていることについて、「自公連立の評価があまりに低いため、目くらましでこんなことを言っている。卑劣だ。勝つためなら何でもやるという末期症状だ。怒るより、あきれてしまう」と批判。公明党についても「自公連立を正当化するためにこのデマを持ち出したのは彼らで、こうした党とは一緒にはやれない。一昨年の参院選直後と比べると今の彼らの主張は急転回しており、危険性を感じる」と自公政権を批判した。《民主党ニュース》



5月8日 その日のできごと(何の日)