1995 平成7年11月30日(木)

平成2518日目

平成7年11月30日(木)

1995/11/30

【自民党・橋本龍太郎総裁】「自民首相政権を目指す」

自民党は30日午前、党本部で「立党40周年記念式典」を開き、橋本龍太郎総裁が記念講演を行い、村山富市首相(社会党委員長)、武村正義蔵相(新党さきがけ代表)が来賓として出席した。

橋本総裁は「3党連立政権を維持してきた信頼関係を大切にしながら、自民党の理念、政策を実現していくため他政党・会派の協力を得られるならば自民党首相政権を目指していく」と述べ、現在の自社さきがけによる連立の枠組みの中で自らの首相就任に強い意欲を示した。自民党政権樹立の時期や、村山首相からの禅譲などについては言及しなかった。

また橋本氏は現政権について「改革のスローガンの下に手当たり次第に問題提起し、混乱の間げきをぬって政権奪還を図ろうとする独善的権力志向型の新進党に国民の将来をゆだねさせなかったという意味で、正しい選択だった」と強調した。

村山首相は「自民党が政権党として今日の平和と繁栄を築いてきた功績は大変大きい。社会党も野党第一党の抵抗政党として果たしてきた役割は大きかった」と述べ、自社二大政党の「55年体制」を評価。武村氏も「自民党こそ日本の変革に大きな力を発揮してほしい」と述べた。《共同通信》



【Jリーグ・チャンピオンシップ第1戦】マリノス先勝

サッカーJリーグのチャンピオンシップ、横浜マリノス−ヴェルディ川崎の第1戦は30日、東京・国立競技場で行われ、横浜Mが1−0で先勝した。

横浜Mは後半3分、ビスコンティがゴール。川崎の攻撃を堅い守備で封じて、1点を守り切った。第2戦は12月6日、同競技場で行われる。《共同通信》

【山口敏夫衆院議員】任意の取り調べ拒否

旧二信組組合の不正融資事件で背任などの共犯容疑が強まり、東京地検特捜部から取り調べのための出頭を求められた元労相の山口敏夫衆院議員(55)は30日、同地検を訪れ「突然の不当な家宅捜索で信義が踏みにじられた」として、任意の取り調べを事実上拒否する意向を通告した。

通告後会見した山口議員は「事件の真相究明と全容解明には協力するし、取り調べでは黙秘権は行使しない。しかし、信頼関係が崩れた以上、(事情を)聴き出す方法は検察にお任せする」と地検側に伝えたとし、「逮捕許諾請求が一番いい」と語った。

ただ「(任意の取り調べとは)別の方法を考えてくだ「さいと言ったが、出頭拒否とは言ってない」と含みを持たせる発言もあった。

東京地検は「取り調べを拒否されたので、強制捜査の検討に入った」(甲斐中辰夫次席検事)として、許諾請求や会期終了後の逮捕に踏み切る可能性も出てきたことを明らかにし、緊迫した局面はさらに続きそうだ。《共同通信》

【政界談話室】

【政界談話室】

○・・・村山富市首相は30日午前、自民党本部で開かれた自民党立党40周年記念式典であいさつし、「これまで自民党が政権党で、社会党は抵抗政党だった。みなさんの中には社会党などない方がよいと思われていた人もいるだろう」と笑いを誘った。さらに参院佐賀補欠選挙投開票日のエピソードを紹介し、「自民党候補の当選確実を伝える橋本龍太郎自民党総裁に、率直におめでとうと言った。社会党候補は当選の見込みがなかったから…」。自民党が村山内閣を支える最大与党だけに「安定した勢力になってもらいたい」とリップサービスにこれ努めていた。

○・・・自民党の村岡兼造国対委員長はこの日行われた池田大作創価学会名誉会長らの参考人招致問題に関する与党幹事長・書記長会談に同席「今日の午前8時45分に登院したら、私が自民党で一番乗りだった」と切り出した。続けて「(国会玄関にある)登院ランプを見たら、新進党の衆院議員が60人ぐらい既に登院していた。8時ごろから集まっていたようだ」と、参考人招致に反対している新進党が早朝から臨戦態勢をとっていることを指摘、危機感を持つよう訴えた。ところが、社会党の久保亘書記長が「まさに一騎当千ですなと混ぜっ返したため、村岡氏も苦笑い。《共同通信》

【秋篠宮文仁親王殿下】30歳に

秋篠宮さまは30日、30歳の誕生日を迎えられた。宮さまはこのほど、紀子さま(29)と共に東京・元赤坂の赤坂東邸で記者会見した。

戦後50年の感想について「節目の年だから戦争を見直すのではなく、常日ごろから平和の大切さを考えていかなければならないと思う」と秋篠宮さま。紀子さまも「常に過去の歴史を謙虚に振り返り、世界の人々と友好を深めたい」と答えられた。

ご夫妻によると、長女眞子さま(4つ)は料理に興味を持ち、紀子さまと一緒に台所に立つようになったという。昨年12月には二女佳子さまが誕生、「だいぶお姉さんらしくなった。個性を自由に伸ばせる環境があればいい」(秋篠宮さま)と語られた。《共同通信》



11月30日のできごと