平成2220日目

平成7年2月5日(日)

1995/02/05

【青森県知事選挙】新人の木村守男氏が当選

4月の第13回統一地方選挙の前哨戦となった青森、秋田、熊本の3県知事選挙と広島、北九州の2政令指定都市市長選挙は5日に投票、即日開票された。

自民党と結党間もない新進党の保守二大勢力の初の「全面対決」として注目された青森では、新進、公明推薦で前新進党衆院議員の木村守男氏(57)が、自民推薦の現職、北村正哉氏(78)を約2万6000票差で破り初当選、新進党系では初の知事が誕生した。

プレ統一地方選で、保守王国の直接対決に勝利した新進側が、地方選本番や参院選、衆院選に弾みがつくと自信を深めており、今後の国会、政局運営などでもより一層対決色を深めそうだ。敗れた自民党側の衝撃も大きく、選挙態勢の早急な立て直しが迫られよう。《共同通信》



【新進党・中野寛成政審会長】震災対応「(首相は)即断即決で手を打てたか」

新進党の中野政審会長は5日のNHKの番組で災害対策での村山首相の対応の遅れについて「即断即決で手を打てたか。(首相の)責任については一連の問題が一段落してからしっかり指摘したい」と述べ、復興対策のめどがついた段階で責任問題を本格的に追及する意向を示した。

今後の災害対策の所管については国土庁ではなく、警察、消防、自治体とのパイプを持っている自治省を中心にすべきだと提起した。《共同通信》

【阪神大震災】7割は圧死

阪神大震災(兵庫県南部地震)による神戸市内の犠牲者のうち、7割は倒壊した家屋や家具などの下敷きになり胸などを圧迫されて窒息する圧死だったことが5日、兵庫県警災害警備本部や神戸大医学部にある兵庫県鑑察医務室が作成した死体検案書で分かった。

2割は家屋倒壊などの際の骨折や出血が原因で死亡したとみられ、焼け跡から見つかった1割は遺体の損傷が著しく、ほとんど死因の特定が不可能だった。

死因は同本部などが神戸市内の犠牲者約3700人のうち、死体検案書が整理できた約3000人分について分析した。残る700人や他地域での犠牲者を加えた計2000人以上についても、分析を急いでいる。

検案書などによると、胸や腹などに圧迫を受け、窒息死などした7割は、ほとんどが即死に近かったり4、5分以内の短時間に死亡としたとみられる。

また家具やがれきの下敷きになるなどし、出血などで死亡した2割も、死因は「その他」とされるが広い意味では圧死といえるという。

一方、震災当日の1月17日、神戸市内だけでも兵庫区で37、長田区で19など計142件の火災が起きた。焼け跡から見つかった遺体は損傷が著しく、骨片だけしか見つからないケースも多数あった。このうち、一酸化炭葵中毒など、明らかに火事が原因で死亡したと判明したのは数例。ほとんどの死因が分からないという。

骨片だけでは遺族の確認が取れず、血液鑑定などもできないため、同災害警備本部は聞き込みなどで身元確定をせざるをえず、今回の地震とその直後の火災のすさまじさをあらためて浮き彫りにしている。《共同通信》

【東レPPテニス】伊達公子選手、日本人選手として初優勝

女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日は5日、東京体育館でシングルス、ダブルスの各決勝を行い、第5シードの伊達公子(ヨネックス)が世界ランキング6位のリンゼイ・ダベンポート(米国)をストレートで破り、四大大会に次ぐグレードのティアⅠ大会で日本人選手として初優勝。賞金14万8500ドル(約1485万円)を獲得した。伊達のツアー優勝は昨年のジャパン・オープン以来5度目。

世界ランキング10位の伊達は俊敏な動きから思い切りのよいショットでダベンポートを圧倒。第1セットを6−1で簡単に奪うと、第2セットも2−2から4ゲームを連取した。

ダブルスはジジ・フェルナンデス(米国)ナターシャ・ズベレア(ベラルーシ)組が初優勝した。《共同通信》



2月5日のできごと