平成1294日目

平成4年7月24日(金)

1992/07/24

【東京株式市場】終値16000円割れ

宮沢首相の緊急株価対策発言をきっかけとして前日に急反発した東京株式市場は24日、同日夜に開かれる政府、自民党の経済対策協議で、株価対策として新味のある内容が出ないとの観測から売り物が広がり急反落した。平均株価(225種)終値は、前日比542円15銭安の1万5497円79銭と再び1万6000円台を割り込み、今年の最安値を再び更新した。《共同通信》



【連合・山岸章会長】社会・土井氏の行動に不満

連合の山岸章会長は24日、奈良市で田辺社会党委員長らとともに記者会見し、土井たか子・前社会党委員長が参院選広島選挙区の諸派候補を応援したことについて、「労働界が連合候補を推薦してきた経過から見て誠に遺憾だ」と不満を表明した。

これに対し、田辺氏は、党としては(広島では)独自候補も立てていないし、連合候補への推薦も行っていない」とし、土井氏の行動をとくに問題にするつもりはないとの考えを示した。

また、広島選挙区での社会、民社両党の対立が福島選挙区に波及し、民社党福島県連が社会党系の連合候補支援に否定的な考えを示しているとの中井洽・民社党選対委員長の発言について、田辺、山岸両氏は「現地では民社党県連も含めてこれまでの方針通り、連合候補支援に全力を挙げる考えだ」(山岸氏)などと述べ、支障はないとの認識を示した。

【参院選】柱不足の連合選挙

激戦が続く参院京都、奈良、大阪の3選挙区で、24日、田辺・社会、江田・社民連両党首と星川保松・連合参院代表、山岸章・連合会長がうちそろって連合候補への支援を訴えた。しかし、連合陣営のもう一方の柱である民社党の大内委員長は、「国連平和維持活動(PKO)協力法であれだけ対立したのに、にこにこ一緒にいられない」と、このそろい踏みを拒否し、川崎市などでの遊説で社会党批判を繰り広げ、対立の根深さを改めて浮き彫りにした。

山岸氏は、奈良市での記者会見で「現状は野党間の政策共闘もできない状態で、政界再編や野党統会派につながらないと述べた。

【日本新党・細川護熙代表】党議拘束がない会派結成目指す

日本新党の細川護熙代表は24日、神奈川県庁で記者会見し、「参院選後、党議拘束をはずした新・緑風会の結成を考えていく。無所属議員らに呼び掛けていきたい」と述べ、選挙後、個人の見識を重んじるゆるやかな院内会派を結成する考えを明らかにした。

また、社民連の江田五月代表が提案している日本新党を含めた野党統一会派構想には加わらない方針を強調した。《読売新聞》

【米・ブッシュ大統領】演説中断5分間

ブッシュ米大統領は24日、ベトナム戦争の捕虜・行方不明者(POW・MIA)家族の集会に出席、「ノー・モア・ライ(うそをつくな)」とやじられて5分間演説を中断する騒ぎとなった。

ワシントン郊外のホテルで開かれた集会でのことで、ブッシュ大統領が演壇に登った直後に婦人が立ち上がって大声で大統領をやじり始め、続いて約300人の聴衆が一斉に「真実を公開せよ」と叫び続けた。このため大統領は5分間降壇後、顔を紅潮させ、皆さん、どうか静かにしてお座りください」と大声で叫んで演説を再開、「米国を湾岸戦争の大勝に導いた軍最高司令官である私が、一日でもPOW・MIA問題をおろそかにすることがあろうか」と語りかけた。

また80年のレーガン大統領当選時に、イラン米大使館人質事件でのカーター再選戦略「オクトーバー・サプライズ」を避けるため、ブッシュ氏ら共和党右派がイラン強硬派と人質解放阻止で密約したとされる疑惑についても言及し、「選挙のためイランに人気を残したとは、この愛国者に対して何たる言いがかりだろう」と語気を荒らげた。《読売新聞》



7月24日のできごと