平成5821日目
2004/12/15
【この日の小泉総理】
平成16年12月15日、小泉総理は総理大臣官邸で、ブルガリアのシメオン・サクスコブルク首相と首脳会談を行いました。
会談では、広範な分野における二国間のパートナーシップの強化をうたった両国間の共同声明、イラク情勢、国連改革、経済協力、環境問題、観光促進などについて話し合いが行われました。
冒頭小泉総理から、「ブルガリアはヨーグルトや大相撲の活躍で親近感が深まっている。」と挨拶し、国連改革については「今、改革の機運が高まっている。改革に向けて努力中である。」と述べたのに対し、サクスコブルク首相は「ブルガリアは、日本の安保理常任理事国入りを支持している。日本と一緒に国連全体の改革に向けて協力したい。」と述べました。
また、イラク情勢について小泉総理から、「ブルガリアはイラクに部隊を派遣していると承知している。イラク人による政府づくりのために人道支援をやる必要がある。」と述べたのに対し、同首相は、「1月に予定されている選挙が良い結果を生み、イラクの安定が達成されることが重要です。」と述べ、イラクへの人道復興支援の必要性について一致しました。また、ブルガリア人の日本への「短期滞在査証」の免除が決定されたことに対し、ブルガリア側からは観光を含む両国間の経済関係及び人的交流の促進に資することになるという期待が表明されました。
会談後両首脳は、両国間のパートナーシップに関する共同声明に署名しました。《首相官邸》
小泉純一郎首相は15日夕、ブルガリアのサクスコブルクゴツキ首相と官邸で会談し、イラクの安定のため人道復興支援の継続が必要だとの認識で一致した。日本の安全保障理事会常任理事国入りを念頭に国連改革実現に向け協力することも確認し、会談後、これらを盛り込んだ共同声明を発表した。《共同通信》
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【プロ野球・オリックス】新人選手入団発表
オリックスは15日、神戸市内のホテルで新入団選手4選手を発表した。即戦力として期待される金子千尋投手(トヨタ自動車)は「やってやるぞという気持ち。球の切れを磨きたい」と抱負を話し、仰木監督は「この中から新人王が出てきてほしい」とエールを送った。《共同通信》
【自民党・安倍晋三幹事長代理】対北朝鮮「交渉を続ける意味はない」
自民党の安倍晋三幹事長代理は15日午後の記者会見で、横田めぐみさんの「遺骨」とされた骨を別人と断定した日本側の鑑定結果に反発する北朝鮮の談話に関し「これまでと同じように交渉を続けていく意味はないことがはっきりした」と述べ、経済制裁発動の段階にきているとの認識をあらためて示した。
北朝鮮が鑑定結果を「政治的脚本」としたことには「自分たちの行為を棚上げにし、糊塗(こと)しようとしている」と反論。制裁発動を「宣戦布告と見なす」としていることも「荒唐無稽(むけい)な話だ」と切り捨てた。
アーミテージ米国務副長官が日本の制裁発動に慎重な見解を示したことについては「私も米政府高官と話したが『党が(回答の)期限を切って制裁を考えるのは当然だ』とのことだった」と述べ、米側の理解は得られるとの考えを明らかにした。《共同通信》