平成8729日目
2012/12/01
【山本太郎氏】衆院選出馬を表明
脱原発活動を続ける俳優の山本太郎氏(38)は1日、都内で記者会見し、衆院選に向け「新党今はひとり」を結成し自らも出馬すると表明した。具体的な選挙区などは明らかにしなかった。
同時に「脱原発、反環太平洋連携協定(TPP)、反増税をはっきり言っている党と共闘したい」と述べた。
山本氏は他党と比例代表で統一名簿をつくりたいと希望を表明したが、時間的に難しいとの認識も示した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【J1・G大阪】初のJ2降格が決定
J1最終節◇G大阪1―2磐田◇1日◇ヤマハ
最終節9試合が行われ、4チームにJ2降格の可能性があった残留争いは、G大阪がアウェーで磐田に1-2と敗れ初の降格。ホームで広島に負けた神戸も05年以来、7年ぶり2度目の降格となった。ホームで川崎Fと引き分けたC大阪は14位、札幌に快勝した新潟は15位でシーズンを終えた。まさかの降格となったG大阪は、中心選手であるMF遠藤保仁(32)が残留を明言し、1年での復帰を目指す。
Jリーグ開幕から20年、西の名門が落日の時を迎えた。午後5時23分、試合終了を告げる無情のホイッスルが鳴ると、G大阪の選手は天を仰ぎ、膝から崩れ落ちた。《スポニチ》
【柔道・グランドスラム東京大会】第2日
柔道のグランドスラム東京大会第2日は1日、国立代々木競技場で男女4階級を行い、男子は73キロ級で20歳の新鋭、大野将平(天理大)が決勝でロンドン五輪銀メダルの中矢力(ALSOK)に大外刈りで一本勝ちし、初優勝した。大野は1回戦からの5試合全てで一本勝ちした。
女子63キロ級で17歳の津金恵(長野・松商学園高)が決勝で昨年の世界選手権代表の阿部香菜(三井住友海上)に優勢勝ちし、初優勝した。
男子81キロ級の日本勢は昨年優勝の川上智弘(国学院大職)の3位が最高で、ロンドン五輪金メダルの金宰範(韓国)が制した。《共同通信》
【古賀茂明氏】橋下氏に「石原さんと決別を」
大阪府市特別顧問の古賀茂明氏は1日、日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長に対し「間違えたということはよくお分かりだと思う。理念も政策も違う石原慎太郎さんや旧たちあがれ日本の老人たちと決別してください」とする文章をツイッターに投稿した。
また日本維新が衆院選公約で「脱原発依存体制」の構築を掲げる一方、達成を義務づける期限を設けなかったことを踏まえ「『大阪府市のエネルギー戦略会議が脱原発の工程表を出していないから原発ゼロと言えない』という言い訳はやめて」と訴えた。
古賀氏は経済産業省出身で戦略会議座長代理。橋下氏のブレーンとも目されていた。《共同通信》
【日本未来の党・嘉田由紀子代表】「原発再稼働あり得ない」
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日、原発再稼働について「今の段階ではあり得ない」と明言した。東京都内で記者団の質問に答えた。これに先立ち民放番組でも「『安全基準があるなら永久に動かしたらいい』というのは理屈として正しそうだが、核のごみは処理できない。私たちはごみをこれ以上、増やさない」と訴えた。
ただ番組では同時に「原子力規制委員会が安全を担保し、政府が認めれば」とも指摘。政権が判断すれば、再稼働を阻止することは難しいとの認識を示した。この発言について、都内で記者団に「再稼働を容認すると誤解を与えたならおわびする」と語った。《共同通信》
◇
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日、2日に発表する衆院選公認候補者について「新人も含め100人
を超える」と都内で記者団に述べた。また党幹事会で、代表代行に環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長を、副代表に山田正彦、阿部知子両前衆院議員、森裕子参院議員を充てる人事を決めた。飯田氏はいったん副代表に内定したが、変更となった。
川島智太郎前衆院議員と佐藤公治、谷亮子、広野允士各参院議員を幹事とすることも決定した。《共同通信》
【自民党・石破茂幹事長】「石原氏の本音は自民」
自民党の石破茂幹事長は1日、埼玉県富士見市で街頭演説し、前日の党首討論会で原発政策をめぐり一時、党公約との食い違いを見せた日本維新の会の石原慎太郎代表について「石原氏の本音は自民党と同じ。原発ゼロを掲げる維新の代表でいるのはつらいし、苦しいだろう」と述べた。重要政策をめぐる日本維新のちぐはぐぶりを批判した。
石原氏は討論会で、公約にある「(原発は)2030年代までにフェードアウトする(消えていく)」との文言は「直させた」と述べた。自民党は原発ゼロを掲げていない。《共同通信》
【この日の野田総理】
TPPに言及せず
野田佳彦首相(民主党代表)は1日午前、北海道函館市で街頭演説し、農林水産業について「守るだけの対象でなく、伸ばして育てて成長させていくべき分野だ」と訴えた。しかし環太平洋連携協定(TPP)交渉参加については直接言及しなかった。
北海道では農業への影響を懸念しTPPに反対論が根強いことから配慮したとみられる。前日の党首討論会では交渉参加に強い意欲を見せたこともあり、聴衆から「TPPはどうするんだ」とやじが飛ぶ場面もあった。《共同通信》
原発巡り第三極を批判
野田佳彦首相は1日、北海道で街頭演説し、第三極の各党の原発政策に批判の矛先を向けた。日本維新の会には「石原慎太郎代表は(公約の)『2030年代に原発はフェードアウト』を見直すと言い、松井一郎幹事長はきょう、見直さないと言った。どうなっているのか」と幹部間の認識のズレを指摘。
「日本未来の党」代表の嘉田由紀子滋賀県知事についても「再稼働を一部認めると発言し、修正した」と疑問を呈した。《日経新聞》
【北朝鮮】ミサイル発射を予告
北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官は1日、今月10日から22日の間に人工衛星をロケットで打ち上げるとの談話を発表した。失敗した4月に続く事実上の長距離弾道ミサイルの発射実験となる。日本の衆院選が16日、韓国大統領選が19日に予定されており、安全保障上の緊張を高めて揺さぶる意図がうかがえる。
平壌放送の報道をラヂオプレスが伝えた。強行すれば北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射は5回目となる。1年に2回実施するのは初めて。今回打ち上げるとしている衛星「光明星3号」、ロケット「銀河3号」はいずれも4月と同じ名称で、同型の可能性が高い。
場所は「黄海衛星発射場」で、前回と同じ北西部の東倉里を指す。飛行ルートは「南方」で、黄海から東シナ海、フィリピン沖へ至るもよう。談話では前回の失敗を踏まえ「欠陥を分析し、信頼性と精密度を改善し、打ち上げ準備を終えた」と表明した。《日経新聞》