平成8728日目

2012/11/30

【東京電力】未公開映像を公開

東京電力は30日、福島第1原発事故直後から記録している社内テレビ会議映像のうち、未公開だった約336時間分を報道機関などに公開した。本店などで録画した昨年3月16~23日分と、30日~4月6日分で、原子炉建屋への放水作業や汚染水の海洋放出などをめぐる社内のやりとりが記録されている。

3月16日には、現場を指揮する吉田昌郎第1原発所長が、水位低下が懸念されていた4号機使用済み燃料プールへの放水指示をめぐり、手順について明確な指示がないことに反発。「そういうものなしに、ただ水入れりゃいいと思ってたのかよ。爆発したら死んじゃうんだぜ」と、本店に怒りをぶつけた。《共同通信》




【福島県大熊町】住民96%「帰宅困難」

政府の原子力災害対策本部は30日、原発事故で全域が警戒区域となり、全ての町民が避難している福島県大熊町の警戒区域を解除し、「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の3区域に再編することを決めた。実施は12月10日。

原則立ち入りができない帰還困難区域内の住民は約3890世帯、約1万560人で、人口全体の96%。

居住制限区域と避難指示解除準備区域は立ち入りが可能になるが、第1原発が立地する大熊町は復興計画で、区域の種別にかかわらず「5年間は帰らない」と宣言している。《共同通信》

【野田佳彦首相】物価上昇率目標「1%が現実的」

与野党11党首は30日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、12月16日投開票の衆院選に向け金融政策や原発などをめぐり論戦を繰り広げた。自民党の安倍晋三総裁はインフレ脱却への物価上昇率目標について「2%のインフレ目標を掲げ、ありとあらゆる手段をとる」と表明。野田佳彦首相(民主党代表)は「1%が現実的な数字だ」と反論した。《日経新聞》

11月30日/のできごと