平成8730日目
2012/12/02
【中央道・笹子トンネル天井板落下事故】
2日午前8時ごろ、山梨県の中央自動車道上り線笹子トンネル(長さ約4.7キロ)内でコンクリート製の天井板が崩落した。山梨県警などによると通行中の車3台が下敷きになり、車両火災が発生した。トラック車内の男性1人の死亡を確認。ワゴン車内に複数の遺体、乗用車内で別の遺体が見つかり、県警や消防が救助活動を続けた。
高速道のトンネルで同種事故が起きた例はないとみられる。笹子トンネルの復旧のめどは立っておらず、物流などに影響が広がりそうだ。県警や消防によると、ほかに女性2人が負傷して病院に搬送されたが、いずれも意識はある。県警は業務上過失致傷容疑などで捜査を開始した。《日経新聞》
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【仙台市】五輪選手がパレード
ロンドン五輪とパラリンピックの日本代表選手のパレードが2日、東日本大震災の被災地の仙台市で行われた。JR仙台駅近くの沿道には市民約4万8千人が詰め掛け、女子レスリング金メダルの吉田沙保里選手や陸上男子ハンマー投げ銅メダルの室伏広治選手に「ありがとう」「おめでとう」と大歓声を送った。
参加した選手は約50人。赤いコート姿で1列に並び、笑顔で手を振りながら約470メートルのコースをゆっくりと行進した。首からメダルをかけた選手も。市民らは小旗を振って応えた。《共同通信》
【柔道・グランドスラム東京大会】最終日
柔道のグランドスラム東京大会最終日は2日、国立代々木競技場で男女5階級を行い、女子78キロ超級は田知本愛が決勝でロンドン五輪金メダルのイダリス・オルティス(キューバ)に一本勝ちし、2年ぶりに制した。16歳の朝比奈沙羅は準決勝でオルティスに一本負けした。78キロ級は佐藤瑠香がロンドン五輪代表の緒方亜香里との決勝に優勢勝ちして初優勝した。
井上康生監督による再建が期待される男子重量級は、100キロ級で小林大輔がイリアス・イリアディス(ギリシャ)に決勝で一本勝ちして優勝。100キロ超級は準決勝で敗れた七戸龍の3位が最高と振るわなかった。《共同通信》
【韓国・李明博大統領】竹島上陸「当然」
韓国の李明博大統領は2日までに共同通信など世界の主要通信社6社と会見し、日韓関係が急速に悪化する引き金になった8月の島根県・竹島(韓国名・独島)上陸について「韓国領土視察の一環であり、国民はこれを当然のことと考えている」と述べた。
また旧日本軍の従軍慰安婦問題などの歴史問題に関し「日本が国際社会で尊敬される国になるため、正しい歴史認識を持ち、誤った歴史に心からの反省と省察をすることを期待する」とした。
来年2月に任期切れを迎える李大統領は、次期政権も領土と歴史問題で日本に譲歩することはないとの認識を示した。《共同通信》
【平野達男復興相】住宅再建の追加支援説明
平野達男復興相は2日、村井嘉浩宮城県知事と仙台市で、達増拓也岩手県知事と盛岡市でそれぞれ会談し、東日本大震災からの住宅再建の追加支援として、被災自治体向けの「震災復興特別交付税」を増額する政府方針を説明した。
平野氏は会談後、記者団に、総額は総選挙後に補正予算などを編成して決めるとした上で「最大で1千億円規模になるのではないか」との見通しを示した。配分方法などは「各県や町村の判断に任せたい」とした。
村井知事は住宅再建の際の利子補給に充てる考えを示し「被災者間で差が生じないようにしたい」と述べた。《共同通信》
【日本未来の党】「小沢体制」で選挙戦
嘉田由紀子滋賀県知事が結成した新党「日本未来の党」は2日、都内のホテルで衆院選公約と公認候補を発表した。先月28日の結党からわずか4日、公示まで2日しかない状況でつくった急ごしらえの選挙態勢は盤石とは言い難い。準備不足が指摘されるなか、選挙戦は小沢一郎氏が事実上、取り仕切ることになりそうだ。《日経新聞》
【日本維新の会・橋下徹代表代行】嘉田氏を批判
日本維新の会の橋下徹代表代行は2日、金沢市の街頭演説で日本未来の党の原発政策に関し「10年後にゼロとか、バナナのたたき売り、バーゲンセールじゃない。今の段階でいつ原発ゼロにするか言えるわけがない」と代表の嘉田由紀子滋賀県知事を厳しく批判した。
同時に、鳩山由紀夫元首相が米軍普天間飛行場の県外移設を主張し、断念した経緯を引き合いに「言うのは格好いいが、原発ゼロにするのかという議論はまさにこれと一緒だ」と指摘した。《共同通信》
【この日の野田総理】
ミサイル迎撃準備に万全期す
野田佳彦首相は2日、千葉市内での街頭演説で、今月10日から22日の間の北朝鮮ミサイル発射予告に関し、日本領域内への落下に備え自衛隊による迎撃態勢の準備を急ぐ意向を強調した。「衆院を解散したが政治空白をつくれない。現実的な危機管理に万全を期すことを約束する」と述べた。《共同通信》
「最後は自民党との戦い」
野田佳彦首相(民主党代表)は2日、千葉県四街道市での街頭演説で、日本維新の会と日本未来の党の政策を念頭に「原発対応、エネルギー政策も毎日のようにころころと変わり、この国をどのように持っていこうとしているのか、さっぱり分からない」と批判した。
そのうえで「最後は民主党と自民党との戦いだ」と述べ、自民党に照準を合わせて政策論争をしかける姿勢を示した。《日経新聞》