平成8728日目
2012/11/30
【この日の野田総理】
党首討論会
衆院選公示を目前に控えた30日、日本記者クラブが党首討論会を開催、過去最多となる主要11政党の党首が出席。経済政策やTPP交渉参加、原発稼働、憲法改正などを焦点に論戦を繰り広げた。《民主党ニュース》
与野党11党首は30日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、12月16日投開票の衆院選に向け金融政策や原発などをめぐり論戦を繰り広げた。自民党の安倍晋三総裁はインフレ脱却への物価上昇率目標について「2%のインフレ目標を掲げ、ありとあらゆる手段をとる」と表明。野田佳彦首相(民主党代表)は「1%が現実的な数字だ」と反論した。《日経新聞》
社会保障制度改革国民会議
年金、医療、介護、少子化対策を議論する「社会保障制度改革国民会議」の初会合が30日、官邸で開かれ、野田佳彦首相は「来年8月21日までの期限だが、精力的に議論をお願いしたい」と述べ、来夏までに改革案を取りまとめるよう委員に要請した。国民会議は年金の給付抑制策や高齢者医療制度の見直しを焦点に意見集約を急ぐ。
首相は国民会議について「社会保障の残された課題を議論し、道筋を付けるための重要な会議だ」と強調した。《共同通信》
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【東京電力】未公開映像を公開
東京電力は30日、福島第1原発事故直後から記録している社内テレビ会議映像のうち、未公開だった約336時間分を報道機関などに公開した。本店などで録画した昨年3月16~23日分と、30日~4月6日分で、原子炉建屋への放水作業や汚染水の海洋放出などをめぐる社内のやりとりが記録されている。
3月16日には、現場を指揮する吉田昌郎第1原発所長が、水位低下が懸念されていた4号機使用済み燃料プールへの放水指示をめぐり、手順について明確な指示がないことに反発。「そういうものなしに、ただ水入れりゃいいと思ってたのかよ。爆発したら死んじゃうんだぜ」と、本店に怒りをぶつけた。《共同通信》
【福島県大熊町】住民96%「帰宅困難」
政府の原子力災害対策本部は30日、原発事故で全域が警戒区域となり、全ての町民が避難している福島県大熊町の警戒区域を解除し、「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の3区域に再編することを決めた。実施は12月10日。
原則立ち入りができない帰還困難区域内の住民は約3890世帯、約1万560人で、人口全体の96%。
居住制限区域と避難指示解除準備区域は立ち入りが可能になるが、第1原発が立地する大熊町は復興計画で、区域の種別にかかわらず「5年間は帰らない」と宣言している。《共同通信》
【日本維新の会】東国原英夫氏、中田宏が出馬表明
東国原英夫前宮崎県知事(55)と中田宏前横浜市長(48)は30日、都内で記者会見し、衆院選で日本維新の会の比例単独候補として、それぞれ近畿ブロック、北陸信越ブロックで立候補すると表明した。
日本維新から出馬する理由として東国原氏は、衆院選公約で地方交付税に代わる「地方共有税」の創設を掲げていることに賛同したと説明。「地方自治体が創意工夫して自主自立できるよう、国家統治システムを変えるために全身全霊をかける」と述べた。
東国原氏は2007年に宮崎県知事に当選し1期務めた。11年の東京都知事選に出馬したが、当時の石原慎太郎都知事に敗れた。《共同通信》
【日本未来の党・嘉田由紀子代表】小沢氏と会談
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事と、同党への合流を決めている国民の生活が第一の小沢一郎代表が30日午前、東京都内で会談した。嘉田氏周辺が明らかにした。
公認候補や政権公約について意見交換するとともに、選挙に詳しい小沢氏から全国遊説などのアドバイスを受けたもようだ。
嘉田氏は、小沢氏の処遇について「表には出ていただかない」としている。ただ、関係者によると10月以降、小沢氏と会談するのは30日が4回目といい、党運営や政策面で頼る姿勢が逆に目立っている。
嘉田氏は12月2日に、日本未来の公認候補と政権公約を発表する考え。《共同通信》
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日本未来の党に合流する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は30日のラジオ番組で、日本未来代表の嘉田由紀子滋賀県知事が将来の国政進出を視野に入れているとの見方を示した。「嘉田氏も国政に関心を持ち、いずれ出るだろう。今は滋賀県に迷惑を掛けないよう、年度末までは知事の仕事をやらざるを得ない」と述べた。
本年度末まで知事職にとどまり、来年夏の参院選に出馬する可能性に触れたものとみられる。
衆院選については「過半数を取れればいいが、現実には非常に難しいかもしれない。しかし一定の勢力を保ち、いずれ政権をという形を描いている」と強調した。《共同通信》