平成4703日目

2001/11/23

この日のできごと(何の日)

【アフガニスタン】元国王派のほう起拡大

アフガニスタンのハッカニ・タリバン司令官は23日、南部ヘルマンド州内の2カ所で同日、ザヒル・シャー元国王を支持するパシュトゥーン人武装勢力とタリバンとの間で激しい戦闘があり、武装勢力側の司令官2人を含む少なくとも40人が死亡したと語った。司令官がパキスタンの消息筋に明らかにした。

一方、ロイター通信によると、米軍は22日、タリバンの本拠地カンダハルの南方で、核爆弾に次ぐほどの殺傷能力を持つ特殊大型爆弾「BLU−82」(通称デージーカッター)を投下した。

ヘルマンド州では元国王を支持する武装勢力のほう起が相次いでおり、タリバンは鎮圧のため兵力を増強しているが、南部のパシュトゥン人の間で元国王支持と反タリバンを掲げる動きは次第に拡大している。

タリバンはヘルマンドなど南部4州を死守する構えを変えていない。カンダハル州では、ほう起の動きはないもののタリバンの足元は確実に揺らぎ始めたといえそうだ。

ヘルマンド州では元国王派有力者ハミド・カルザイ氏のグループが反夕リバン工作を進めている。《共同通信》

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【浦和学院・大竹寛投手】広島入団決定

広島のドラフト1巡目指名、埼玉・浦和学院高の大竹寛投手(18)=182センチ、75キロ、右投げ右打ち=の入団が23日、決まった。背番号は17。

さいたま市内で両親が同席し、広島の備前スカウト部長、苑田スカウトと交渉して、契約金8000万円、年俸600万円で合意に達した。(金額は推定)《共同通信》

【国際千葉駅伝】日本女子が10連覇

陸上の国際千葉駅伝は23日、千葉県総合運動場陸上競技場発着の42.195キロで行われ、日本女子が2時間13分33秒の大会新で10連覇を飾った。男子は南アフリカが2時間1分56秒で優勝し、4連覇を狙った日本は2位だった。

日本女子は4区で世界選手権マラソン4位の渋井陽子(三井住友海上)が、区間新の快走でエチオピアを抜いて首位に立ち、そのまま逃げ切った。前半で出遅れた日本男子は、4区を走ったマラソン日本最高記録保持者、藤田敦史(富士通)らが追い上げたが、南アフリカに12秒及ばなかった。《共同通信》

【大相撲九州場所】13日目

大相撲九州場所13日目(23日・福岡国際センター)横綱武蔵丸が関脇琴光喜を送り出して1敗を守った。2敗で追う関脇栃東との14日目の直接対決に勝てば、7場所ぶり9度目の優勝が決まる。栃東は琴ノ若を押し出しで下して、ここ3場所での勝利が計33勝となり、場所後の大関昇進を濃厚にした。3敗が消え、優勝争いは武蔵丸、栃東の2人に絞られた。大関魁皇は旭天鵬を寄り切って勝ち越しを決め、かど番を脱出した。大関武双山は小結海鵬を押し出して9勝目。海鵬は負け越した。小結朝青龍は栃乃洋を送り出して9勝目を挙げた。十両は大碇が3敗で単独トップを守った。《共同通信》

【W杯・ジャンプ】開幕戦

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは23日、クオピオ(フィンランド)で個人戦第1戦(ラージヒル=K点120メートル)が行われ、船木和喜(フィット)が3位に入り、来年2月のソルトレークシティー冬季五輪出場を確実にした。船木のW杯個人戦での表彰台は1999年3月8日のスロベニア・プラニツァ大会(フライング)以来3シーズンぶり。

昨季総合優勝のアダム・マリシュ(ポーランド)が1回目6位からの逆転で、通算15勝目を挙げた。2位はマルティン・シュミット(ドイツ)。

船木は1回目122メートルで8位につけ、2回目も123.5メートルと2本そろえて順位を上げた。《時事通信》

【民主党・菅直人幹事長】公団改革で小泉首相を批判

民主党の菅直人幹事長は23日、岡山県高梁市で記者会見し、小泉純一郎首相が高速道路建設の借入金償還期限を現行通り50年とすることを容認したことについて「(道路4公団改革は)首相が改革を実現できるかの最初のハードルだったが、玉虫色の決着だ。ごまかしであり、うそつきだ」と厳しく批判した。

また菅氏は二次補正予算に関連し「NTT株売却益を財源とすると借金の返済ができなくなり、国債を発行したのと同じことになる。これでは『小泉ごまかし内閣』と言わざるを得ない」と述べた。《共同通信》

【自民党・亀井静香前政調会長】「小泉首相こそ抵抗勢力」

自民党の亀井静香前政調会長は23日、兵庫県宝塚市で講演し「私は抵抗勢力の巨魁と言われているが、約束の緊急経済対策をしてくれない小泉純一郎首相こそ抵抗勢力だ」と首相の経済政策を強く批判した。《共同通信》



11月23日 その日のできごと(何の日)