平成3967日目
1999/11/18
この日のできごと(何の日)
【ライフスペース】ミイラ事件で会見「司法解剖されるまでは生きていた」
千葉県成田市のミイラ事件で、自己開発セミナー主催団体ライフスペース創設者の高橋弘二氏(61)が18日午後、茨城県大洗町で記者会見し、ミイラ化した遺体で見つかった兵庫県川西市の会社員、Aさん(66)について「司法解剖されるまでは生きていた」などと、不可解な主張を繰り返した。事件後、高橋氏が公式の場で会見したのは初めて。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大相撲九州場所】12日目
大相撲九州場所12日目(18日・福岡国際センター)出島が貴ノ浪との大関同士の一番で送り出されて連勝は9で止まり、2敗目を喫した。しかし、ただ一人1差で追っていた小結土佐ノ海も敗れ、出島は依然単独トップ。かど番の貴ノ浪は星を五分に戻した。土佐ノ海を肩透かしで下した関魁皇は、7場所連続の勝ち越し。横綱は武蔵丸が闘牙を、貴乃花が蒼樹山をともに寄り切って3敗を堅持、優勝戦線に踏みとどまった。大関千代大海は小結武双山に寄り切られ、関脇栃東も雅山に敗れて8勝4敗となった。2敗の出島を、3敗で両横綱と土佐ノ海の三人が追う。十両は2敗の大碇が単独首位。
【サッカー】第5回アジアスーパーカップ
サッカーの第5回アジアスーパーカップ第2戦は18日、サウジアラビアのジッダで行われ、第1戦を1−0で先勝していたジュビロ磐田はアル・イテハド(サウジアラビア)に1−2で敗れたが、アウエーゴール2倍ルールで上回り、初優勝を果たした。
磐田は2001年に予定される第2回世界クラブ選手権への出場権を獲得した。日本のクラブチームがスーパー杯を制したのは、第1回の横浜フリューゲルス以来2度目。
磐田は、後半13分に中山のゴールで先制。しかし、同33分に同点に追い付かれ、ロスタイムにGK尾崎のミスから逆転ゴールを溶びた。通算1勝1敗で、得失点でも並んだが、ホームの第1戦を無失点で勝ったことが生きた。《共同通信》
【フジテレビ・愛する二人別れる二人】打ち切り
フジテレビ系の人気番組「愛する二人別れる二人」に夫婦として出演した男女のうち、男性が夫とは別人だった問題で、フジテレビは18日「視聴者の期待を裏切った」として29日放送分から同番組の放送を打ち切ることを発表した。
同局によると、3月8日放送の同番組に「離婚を考えている妻」として出演した埼玉県在住の女性が亡くなったという情報があったため、番組担当者が今月14日に自宅を訪れたところ、夫が別人だったと判明した。フジテレビは14日「身元確認が不十分だった」と陳謝、番組の今後について検討していた。
同番組は昨年10月にスタート。夫婦の間のいさかいをテーマとし、スタジオで夫婦がけんかする場面などが話題を呼んで、20%を超える高視聴率を得ていた。《共同通信》
【政界談話室】
○・・・自民党の野中広務幹事長代理は18日昼の小渕派総会で、臨時国会終了後の派閥研修会や来年1月の党大会の日程を説明。その後、部屋の隅に陣取る記者を見て「マスコミがいるから言いますが、1月19日に党大会が開かれるからといって、それが首相の解散権を縛るものではない」と強調。16日夜の森喜朗幹事長との会談で、衆院の解散・総選挙は来年7月の沖縄サミット以降との認識で一致したと報道されたばかりだが、選挙対策の責任者だけに解散の時期を特定されないよう、けむに巻くのに必死だった。《共同通信》
【自民党・森喜朗幹事長】北陸新幹線「公明加え与党案協議」
自民党の森喜朗幹事長は18日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた会合で、あいさつし、自民、自由党が9月にまとめた北陸新幹線などの建設促進を目指す新しい基本計画の与党案について、両党に公明党を加えて再識する方針を示した。自自両党の与党案で十数年後とされた北陸新幹線上越−南越(武生市)の開業予定時期前倒しを含めて検討し、年内に政府側との協議に臨む考えである。
森氏は9月の自自両党による与党案策定後、自自公連立内閣が発足したことを挙げ、「自自公で完成の時期を示しでも縮めたい。一歩踏み込んだプロジェクトとして新幹線建設を進めたい」と述べた。
財源問題について森氏は、「今年度の公共事業予備費5000億円のような形で、来年度以降も(新幹線建設のための)特別枠を設け続けることができないかと考えている」と語り、24日に自民党整備新幹線建設促進特別委員会の会合を開き、党内での論議を進める意向を示した。《北國新聞》
【自民党】自由党との合流「棚上げ」へ
自民党は18日、自由党との合流問題をめぐる本格協議を今国会中は見送る方針を固めた。小渕恵三首相は、小沢一郎自由党党首との会談が行われた場合でも、合流問題に踏み込まない考えだ。自民党内は合流問題をめぐり賛成、反対両論で揺れ、執行部批判も起きている。首相も慎重姿勢を示しており、森喜朗幹事長は当面、沈静化をはかる意向。
こうした自民党の情勢に対し、自由党も合流・連立離脱問題は棚上げせざるを得ないとみている。12月15日までの残り会期中は、3党合意に基づく安全保障など重要政策の実現に重点を起き、連立政権内で存在感を高めるのが得策としている。《共同通信》
【政府】米をWTOに提訴
日本政府は18日、日本の鉄鋼各社の米国向け熱延鋼板輸出で、米国が反ダンピニング(不当廉売)課税を決めたのは世界貿易機関(WTO)の反ダンピング協定に違反するとして、WTOに提訴した。
日本が同協定違反で米国のダンピング課税を提訴するのは初めて。WTOの紛争処理手続きに基づく二国間協議を米側に要請した。
提訴から60日以内に解決できなければ、日本は第三者の裁定を仰ぐため紛争処理小委員会(パネル)設置を要請できる。米側はWTOで争う方針を明確にしており、来年初めにもパネルが設置され、日米の全面対決は必至の情勢だ。《共同通信》
【トヨタ自動車】実質16.3%の減益
トヨタ自動車が18日発表した平成11年9月中間決算によると、連結の最終利益は2016億5700万円で、前年同期比4.7%増だった。しかし、会計処理の変更や税効果会計などの影響を除くと、同16.3%減の二ケタ減益となる。売上高は同0.6%増の6兆2253億円と過去最高で、ダイハツエ業が連結対象となったことなどが寄与した。
連結対象企業は416社(前年同期比77社増)、営業努力、原価改善で各700億円、研究開発費の効率化で194億円の増益効果があったが、2000億円の円高差損が足を引っ張った。
トヨタ単独では2期連続の減収減益だった。売上高は同5.1%減の3兆5700億円。経常利益は2882億100万円で同微減。税効果会計などの影響を除くと、同12.5%減となる。原価改善を図ったが、約1900億円の円高差損が響いた。ただ、配当性向への配慮から、中間期は11円と1円増配する。
12年3月期の単独見通しは、経常利益が前期比0.3%増の5800億円、売上高は同1.7%減の7兆4000億円。円高差損は3100億円。増益要因としては、販売上積みなど営業努力、原価改善で各1000億円などを挙げている。《共同通信》