平成4288日目

2000/10/04

【プロ野球・広島】新監督に山本浩二氏

プロ野球広島の来季監督に、同球団OBで野球解説者の山本浩二氏(53)が就任することが4日までに決定した。就任要請を受けていた山本氏が、受諾を明らかにした。山本氏は8年ぶりの監督復帰となる。

またチーフコーチに大洋(現横浜)、巨人でコーチを努めた松原誠氏(56)、投手コーチには、OBで現役時代に213勝を挙げた北別府学氏(42)が就任することもほぼ確実となった。シーズン終了を待って、今月中旬にも正式発表される。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【サッカー】JOMOカップ

サッカーのアジアナンバーワンを決めるアジアカップ(12−19日・レバノン)壮行試合を兼ねたJOMOカップは4日夜、東京・国立競技場に約4万人の観衆を集めて行われ、日本代表が2−0でJリーグ外国選手選抜を下した。

日本は前半13分、名波(磐田)のFKを松田(横浜)が頭で合わせて先制し、終盤には高原(磐田)がPKで追加。元イタリア代表のバッジョ(ブレシャ)がゲスト参加した外国選手選抜も決定機をつくったが、日本は森岡(清水)を中心にした守備陣が無得点に抑えた。《共同通信》

【保守党・野田毅幹事長】社会保障有識者会議原案を批判

与党3党の有志議員が4日開いた社会保障制度検討会で、森喜朗首相の私的懇談会「社会保障構造の在り方について考える有識者会議」が2日示した報告書の原案に対する批判が出た。

自民党の丹羽雄哉前厚相が「将来のデザインを示さず、高齢者などの負担を増やすというのでは不安を助長しないか」と指摘。保守党の野田毅幹事長は消費税を福祉目的化を主張する立場から「財源論を避けてはいけない」と述べた。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・民主党の鳩山由紀夫代表は4日の記者会見で、森政権発足から半年経過の感想を聞かれると「評価すべきところはほとんどない。国民にとって半年も続いているのは大変に不幸なことだ」とばっさり。「不支持率も高水準。一刻も早く政権を倒すため野党協力を呼び掛けたい」と続け、野党第一党党首として政権奪取への意欲を強調した。さらに政府に対抗して組織しているネクストキャビネット(次の内閣)について「動き始めたばかりだが極めてスムーズ。順調だ」と述べ、いつでも政権交代可能と言わんばかり。《共同通信》

【森喜朗首相】「芸術の秋」を堪能

森喜朗首相は4日、官邸で備前焼のキャンペーンガールから花瓶をもらったり、デパートでの展覧会に出掛けたりと、与野党対立が激化している中で「芸術の秋」を堪能した。

この日昼、岡山県の備前焼をPRしている「備前焼小町」の赤木かおりさんら3人が官邸を訪問。首相は人間国宝の手になる花瓶を贈られると「私がもらうと資産公開しなければいかんからな」と冗載を飛ばした。

この後、首相は「国会がストップしているからこの機会に」と東京・日本橋の三越本店で開かれている日本芸術院会員の十代大樋長左衛門さんの個展を鑑賞。ビデオカメラを持っていた女性記者に「芸術の秋だ。カメラを回さないで一緒に見よう」と持ち掛け、焼き方などを自ら説明してみせた。また「だれか、品行方正な人はいるか」と女性記者2人を招いて、即席の茶会を開催。ツルとカメの模様が入った茶わんに見入り「カメさん(亀井静香政調会長)なら自民党にいるな」笑わせるなど終始上機嫌だった。

【東京都昭島市】出所直後の男、女子高生を刺す

4日午前8時50分ごろ、東京都昭島市の西武拝島線の拝島駅ホームで、ベンチに座って電車を待っていた通学途中の都立高校三年A子さん(18)が、背後から中年の男にいきなり右わき腹付近を包丁で刺された。A子さんは約1カ月の重傷。

駅員が男を取り押さえ、駆け付けた警視庁昭島署員に引き渡した。同署は殺人未遂の現行犯で男を逮捕した。調べでは、男は住所不定、無職S容疑者(52)。

同容疑者は「先月京都の刑務所を出所したが、また刑務所に戻りたかったので、だれでもいいからやった。放火でもよかった」などと供述しているという。同署はさらに詳しい動機を追及している。

A子さんは5人がけベンチに座り、右手で髪をかき上げていた時、無言で近づいてきたS容疑者が突然刺した。A子さんは自力で駅の事務室へ行って事件を知らせ、駅員がS容疑者を取り押さえた。同容疑者は刃渡り約18センチの包丁を紙袋に入れて持っていたという。

西武鉄道広報課によると、同駅は当時、通勤ラッシュが終わり、十数人の客しかいなかった。電車に遅れもなかったという。《共同通信》

【パレスチナ】三者会談

パレスチナ自治区で続くイスラエル治安部隊とパレスチナ人の衝突を沈静化させ、危機に陥った和平交渉の再開を目指すオルブライト米国務長官は4日、バラク・イスラエル首相、アラファト・パレスチナ自治政府議長とパリの米大使公邸で三者会談を開いた。あオルブライト長官とシラク・フランス大統領は同日、両首脳と個別会談を重ね、粘り強い調整で両当事者が同席する会談実現にこぎ着けた。あ9月28日からの一週間で死者約60人、負傷者約1200人を出した1996年の騒乱後最悪となった今回の衝突が始まって以来、初の直接会談で、戦闘停止のための具体策を協議した。

イスラエルの右派政党、リクードのシャロン党首によるエルサレムの聖地への強行訪問が衝突を招いたと主張するアラファト議長は、個別会談で「虐殺からのパレスチナ住民の保護と、衝突の原因究明を行う国際調査委員会の設立」を要求した。

これに対し、バラク首相は「衝突の責任は自治政府にある。議長が民兵と警官隊に対して、暴力の停止を明確に命令すべきだ」とパレスチナ側を強く非難。しかしイスラエル放送によると、首相側は「議長の要求とは異なった形の、米主導による、パレスチナとイスラエルの独自調査なら受け入れる」と衝突原因の究明に向け譲歩の姿勢を示した。《共同通信》

パレスチナ自治区で起きているイスラエル治安部隊とパレスチナ人の衝突停止と、危機に陥った和平交渉の再開を目指して、オルブライト米国務長官とバラク・イスラエル首相、アラファト・パレスチナ自治政府議長は4日、パリの米大使公邸で三者会談を行い、5時間を超える協議の末、イスラエル軍撤退など衝突終結措置の実施で合意した。

9月28日から一週間で死者60人以上、負傷者1200人以上を出し、1996年の騒乱後最悪の展開となった今回の衝突は、沈静化へ前進した。エジプトで行われる今後の交渉と、自治区のパレスチナ住民らの対応が今後の焦点となる。

しかし、イスラエル放送によると、アラファト議長が合意文書への署名を拒んだとして、バラク首相がエジプトでの会談を拒否、帰国の途についた。事態は流動的になっている。《共同通信》



10月4日 その日のできごと(何の日)