平成3968日目

1999/11/19

この日のできごと(何の日)

【沖縄県・稲嶺恵一知事】普天間飛行場県内移設を容認

政府と県が沖縄振興策や基地問題を話し合う沖縄政策協議会が19日、首相官邸で開かれた。稲嶺恵一沖縄県知事が米軍普天間飛行場の県内移設容認を明言したのに対し、政府は北部振興策に関する新協議機関を設置し、普天間返還後の跡地利用について必要な法整備を行う方針を提示した。知事は政府の姿勢を評価、移設問題は年内解決に向け、大きく前進することになった。

稲嶺知事は移設後の施設について(1)軍民供用とする(2)15年間の使用期限を設ける、を要求。一方、政府は軍民共用については実現可能と判断しているが、使用期限については米側の了解を得るのは困難とみている。このため、一定期間後にあらためて協議を行うなど妥協案を探り、県側の理解を求める方針だが、この問題が今後、政府と県との間の焦点となる可能性もある。《共同通信》

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【プロ野球ドラフト会議】

プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は19日、東京都内のホテルで行われ、1位指名で唯一の競合となった河内貴哉投手(東京・国学院久我山高)は中日、広島、近鉄の3球団による抽選の結果、広島が交渉権を獲得した。河内は中日を意中球団に挙げていたが、会見では広島に入団する意向を表明した。

高校生の1位指名は計7人で、河内を抽選で外した中日は朝倉健太投手(愛知・東邦高)、近鉄は宮本大輔投手(宮崎・延岡学園高)を選択。西武は高山久内野手(熊本・九州学院高)、日本ハムは夏の甲子園優勝左腕の正田樹投手(群馬・桐生一高)、横浜は田中一徳外野手(大阪・PL学園高)、ヤクルトは野口祥順内野手(茨城・藤代高)をそれぞれ指名した。

ダイエー、オリックス、ロッテ、巨人、阪神は1、2位を逆指名選手が占めた。1位はダイエーが田中総司投手(立命大)、オリックスが山口和男投手(三菱自動車岡崎)、ロッテが高橋薫投手(日本通運)、巨人が高橋尚成投手(東芝)、阪神が的場寛壱内野手(九州共立大)を選択した。広島は2位指名の木村一喜捕手(日本通運)と早くも仮契約を結んだ。

異色組では日本ハムが7位で遠藤良平投手(東大)を指名。入団が実現すれば、東大出身のプロ野球選手は史上4人目となり、話題を集めそうだ。《共同通信》

巨人、東芝・高橋尚成投手を1位指名

日本ハム、東福岡高・田中賢介内野手を2位指名

ダイエー、鹿児島工・川崎宗則内野手を4位指名

近鉄、堀越高・岩隈久志投手を5位指名

【大相撲九州場所】13日目

大相撲九州場所13日目(19日・福岡国際センター)武蔵丸、貴乃花の両横綱と大関出島が、10勝3敗でトップに並んだ。出島は関脇栃東の土俵際の突き落としで敗れ、連敗で単独首位から滑り落ちた。武蔵丸は大関貴ノ浪を寄り倒した。かど番の貴ノ浪は6勝7敗と大関維持に後がなくなった。貴乃花は大関千代大海を寄り切り、一年ぶりの二けた勝利。もう一人の3敗だった小結土佐ノ海は琴錦に敗れた。3敗の三力士を追う4敗は魁皇、栃東の両脇、小結武双山、土佐ノ海、平幕の栃乃洋の五人。新入幕の隆乃若は勝ち越した。十両は11勝2敗の大錠が二番手に星二つの差をつけて単独トップ。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・社民党の渕上貞雄幹事長は19日、党本部で記者会見。連合の笹森清事務局長との会談で、選挙協力に話題が及んだことに触れて「社民、民主両党が争わないでほしいと希望しているようだ」とポツリ。しかし、現実問題としては「福岡県を例に取っても、民主党が一選挙区を除いて候補者を全部決めている。それを『選挙協力』と言われても…」と不快感を示した。連合は民主党候補を軸にした支援方針を決め、社民党は候補擁立に四苦八苦しているだけに「選挙なんだから対立はよくあることだ」と最後には開き直った様子。《共同通信》

【小渕恵三首相】ミャンマーとの会談に向け調整

小渕恵三首相は19日、マニラで27日から開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大首脳会議の場を利用し、ミャンマー軍事政権のタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長と首脳会談を行う意向を固め、調整に入った。実現すれば、日本の首相とSPDC議長の会談は初となる。《共同通信》



11月19日 その日のできごと(何の日)