平成7581日目
2009/10/10
【この日の鳩山総理】
日中韓サミット
鳩山由紀夫首相が初参加となる温家宝中国首相、李明博韓国大統領との日中韓首脳会談が10日午前、北京の人民大会堂で開かれ、北朝鮮の核問題に関する6カ国協議の早期再開に向け協力することで一致した。
会談後、3首脳は北朝鮮に協議への早期復帰を促すとともに、長期目標として東アジア共同体を検討することなどを盛り込んだ共同声明を発表した。《共同通信》
平成21年10月10日、鳩山総理は、中華人民共和国の首都北京で日中韓サミットに出席しました。
まず、今回のサミット参加国である、中華人民共和国の温家宝国務院総理と大韓民国の李明博大統領との3か国首脳が握手をし、その後、日中韓サミットに出席しました。
日中韓サミットでは、経済に関してはお互いに経済的な協力が必要であるという認識で一致し、気候変動に関しては共通の目標を持ち、それぞれの差を互いに認め合いながら、地球をぞれぞれ守っていこうという理解が得られました。
また、3か国の協力のために不可欠なのは青少年の交流であり、特に大学生の交流ではないかと提案し、その一環として知識人の会議を開催することや、北朝鮮問題に関しては、六者会合の再開や、米国を含めた四か国が北朝鮮の問題に協力することの必要性をお互いに認め合いました。
続いて、日中韓共同記者会見を行い、鳩山総理は「最終的に、持続的な成長についての共同声明を発出することができたことも、何より素晴らしいことです。日中韓は、アジアの7割というGDPを占めております。それだけに、3か国が今まで以上により積極的に協力を進めていくことは、東アジア、ひいては世界の経済のために、また平和のために不可欠であると思っており、参加してよい意見交換ができたことを本当に感謝しています。」と述べました。
その後、温家宝総理との首脳会談を行い、日中関係や食の安全、東シナ海資源開発問題等について意見を交換しました。
また、鳩山総理は、釣魚台国賓館において、李明博韓国大統領とともに胡錦濤中国国家主席と会見を行い、引き続き胡主席主催の夕食会に出席しました。《首相官邸》
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【プロ野球・阪神】今岡誠選手と契約更新せず
プロ野球阪神は10日、今岡誠内野手(35)と来季の契約を結ばないと発表した。今岡は2003年に首位打者、05年には打点王に輝き、ともに阪神のリーグ優勝に大きく貢献した。しかし、故障もあって06年からは成績が下降。今季は23試合に出場し、打率1割3分3厘、0本塁打、2打点だった。《共同通信》
阪神から契約を更新しないと通告された今岡誠内野手(35)が10日、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見を行い「現役にこだわる。自らの気持ちをもう一回すかっとさせたい」と現役続行の希望を明言した。
今後は自由契約となり「誘っていただける球団があればお話ししたい。なければ、最後はトライアウトを受ける。決まるまで最大限努力する」と国内から移籍球団を探すことになる。《共同通信》
【WBCスーパーバンタム級タイトル戦】西岡利晃選手、3度目の防衛成功
ボクシングのダブル世界タイトルマッチは10日、東京・代々木第二体育館で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)スーパーバンタム級王者の西岡利晃(帝拳)が挑戦者で同級5位のイバン・エルナンデス(メキシコ)を3回終了TKOで下し、3度目の防衛に成功した。
試合は互角だったが、3回終了後にエルナンデスがあごを骨折した疑いがあるとして棄権した。西岡の戦績は42戦35勝(22KO)4敗3分け。
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は、チャンピオンのホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)が、挑戦者で同級6位のフアンカルロス・サルガド(メキシコ)に1回1分13秒でTKO負けし、2度目の防衛に失敗した。サルガドは初の王座獲得。
リナレスはサルガドの左フックでダウンすると、さらに左右の連打で再びダウンを奪われ、初黒星を喫した。リナレスの戦績は28戦27勝(18KO)1敗。サルガドは23戦22勝(16KO)1分け。日本のジムに所属する男子の世界王者は5人となった。《スポニチ》
【この日の民主党】
「新たな国の政策を地域で実践できる県政を」菅副総理
菅直人副総理・国家戦略相は10日午後、仙台市で8日告示、25日投開票の宮城県知事選挙の推薦候補が主催する街頭演説会に参加し、副総理就任後初めて約400人の聴衆の前で演説を行った。
はじめに、宮城県第1区の郡和子衆院議員の司会で、「今、国政は大きく変わったが、全国でも最低レベルとなった宮城県民の暮らしを皆さんとともに変えていきましょう」と訴え、街頭演説会がスタートした。
代わって宮城県第3区の橋本清仁衆院議員が挨拶に立ち、「政権交代1カ月で消費税約1%分のムダが削減された。ムダを切り捨てることなく、国民に負担を課してきた今までの政治から、暮らしやすい日本をつくるために、国の政策の実行を加速してくれる県政を行わなければならない」と訴え、民主党への支援を呼びかけた。
続いて今野東参院議員がマイクを握り、今後の宮城県政について、「県民一人ひとりの暮らしに目線を注ぐ政治が必要」と語り、「県民の生活が第一の政治を私たちと皆さんとで一緒につくり上げていこう」と力強く訴えた。
次に菅直人副総理・国家戦略相がマイクを受け取り、鳩山政権発足について言及。「単に総理が変わっただけではなく、内閣の原理そのものが従来の役所任せのあり方から根本的に変わった」とし、具体例として、123年続いた事務次官会議を廃止し、閣僚委員会を作って政治主導を打ち出したことをアピール。さらに、各省庁の政策方針についても、各大臣、副大臣、政務官で協議して方針を決めて行くようになったことを説明。官僚に全て任せてきた今までの日本の政治の大きな膿を出し尽くし、官僚主導から政治家主導の政治に根本から変えていくことを改めて約束した。
また菅副総理・国家戦略相は少子高齢化問題に対して、「本来なら10年、20年前から色々な手当てをすべきだったが、公共事業をやる方が票になるという政治を行ってきたことが今の問題の大きな背景にある」と述べ、「鳩山政権では、ムダを廃して子育て支援や保育所、介護施設、医療の立て直しなど国民が必要とする政策に予算を振り向けていく」との姿勢を示した。
そのうえで、「そのためには国政も変え、その考えを受け止めて地域の中で実践していくことが必要」とし、県民の皆さんとともにそういった宮城県政をつくり上げていこうと民主党へ大きな力を求めてマイクを収めた。
最後に菅副総理・国会戦略相は同日が63歳の誕生日で、プレゼントされた宮城産の枝豆、もち米でつくったずんだもちをおいしくほおばった。《民主党ニュース》