平成4144日目

2000/05/13

この日のできごと(何の日)

【森喜朗首相】次期衆院選で見解

森喜朗首相は13日午後、都内でNHK報道番組の録画撮りを行い、衆院選について「連立の組み合わせのどれが一番いいのか、基本的に国民に問い掛けるものになると思う」と述べ、自民、公明、保守の3党連立の是非を最大の争点に据え、信任を得たいとの考えを表明した。また「6月25日投票」が固まってきたことに関しては、「そういう流れを変えることにはならないとみている」と事実上認めた。

首相は、経済運営について「財政構造の問題があっても、安定成長路線に乗せるまではどんなことをやっても景気回復を(最優先に)にやるべきだ」と強調。「来年度予算編成ではわたしなりの考えを示し、そこから(独自色を)出していきたい」と述べた。

ロシアとの関係について首相は、年内の平和条約締結に意欲を示すとともに「ブーチン大統領はロシアの経済改革への協力に期待をしている。日本も重要な役割を果たしていきたい」と述べ、対ロ経済支援を拡充していく考えを示した。

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【J1】第1ステージ第12節

Jリーグ1部(J1)第1ステージ第12節(13日・国立競技場ほか=8試合)前節首位に返り咲いた横浜F・マリノスがアビスパ福岡に4−2で逆転勝ちし、勝ち点24で首位を守った。

横浜は1−2とリードされた前半42分にエジミウソンが同点ゴール。後半も松田、エジミウソンが加点して福岡を突き放した。セレッソ大阪は後半に西谷、西沢の得点で2−1とFC東京を逆転、勝ち点23で2位浮上。ジェフ市原を1−0で退けた清水エスパルスが同22。ジュビロ磐田はガンバ大阪に1−2で競り負けて今季初の連敗、同20で東京と並んでいる。

京都サンガの三浦が後半12分に得点し、Jリーグ初の通算100ゴールを記録。三浦は終了間際にも勝ち越しゴールを挙げ、3−2でヴィッセル神戸を下して連敗を8で止めた。《共同通信》

【大相撲夏場所】7日目

大相撲夏場所7日目(13日・両国国技館)横綱曙が大関とりを目指す関脇雅山を寄り切って、1敗を守った。雅山は5勝2敗。横綱貴乃花も大善を寄り切って6勝目を挙げた。大関では、千代大海が浜ノ島を突き倒して5勝2敗とした。出島は小結土佐ノ海にはたかれて3敗目。かど番の貴ノ浪も関脇栃東に敗れ、2敗目を喫した。栃東は5勝目をマーク。この結果、両横綱と小結魁皇、平幕の琴竜、闘牙、栃乃花の六人が1敗でトップ。《共同通信》

【日中両外相】箱根で植樹

中国の唐家璇外相は13日午前、神奈川県・箱根町で河野洋平外相とつかの間の休暇を満喫した。両外相は宿舎のホテル前庭で、高さ2.5メートルのヤマボウシを日中友好を記念して植樹。その後、芦ノ湖畔の船着き場まで散策し、小型遊覧船で湖上を約30分にわたって周遊した。あいにく小雨が時折ばらつき、唐外相が富士山が見えませんね」と残念がると、河野外相は「この次にいらっしゃる時まで取っておきます」と応じた。

別れ際、唐外相は河野氏の手を握りながら「次は北京で」と訪中を重ねて要請。さらに「北京に箱根はないし、こんな素晴らしい受け入れは難しいが何とかします」と流ちょうな日本語で約束した。唐外相は同日午後、成田から帰国する。《共同通信》

【ジャンボ鶴田さん】死去

全日本プロレスの元トップレスラーで、米オレゴン州立ポートランド大学客員教授のジャンボ鶴田さんが5月13日入院先のマニラ首都圏ケソン市の国立腎臓研究所で肝臓の移植手術中に出血多量でショック症状を起こして死亡。49歳だった。

鶴田さんは肝臓がんで、肝移植手術を受けるため、治療で滞在していたオーストラリアから5月2日にフィリピンに渡り、5日から9日まで同研究所に検査入院した。臓器提供者が見つかった為、12日深夜から移植手術を受けたが、手術開始から約16時間後に亡くなった。

担当医は「症状が末期で、移植しても1年もつかどうかだった。それを本人に説明したが、強い意思があったので、手術に踏み切った」と説明している。《読売新聞》



5月13日 その日のできごと(何の日)