平成4142日目

2000/05/11

【衆院憲法調査会】

衆院憲法調査会は11日、日本国憲法の制定過程をめぐる締めくくりの自由討議を行った。

自民党の小泉純一郎氏は憲法9条について「誰が読んでも軍隊を持つ事は当然であり、平和主義を害するものではないと明記した方がいい」と自衛隊自衛権を明記するよう主張。民主党の島聡らも「きちんと議論すべきだ」と、9条の見直しに同調した。これに対して共産党の春名直章氏は「9条は世界でも先駆的な原則で、世界に誇れる日本の宝だ」と改正に反対した。

自民党の山崎拓氏は憲法改正の手順について①次々回の衆院選で各党が憲法改正案を提示②衆参両院合同の憲法調査会が新憲法案を発議−すると提言。これに対し共産党の東中光雄氏は「調査会は新憲法を作るシンポジウムではない」と調査に限定するよう運営方法に注文をつけた。

現憲法の制定過程について、自民党の保岡興治氏は「連合国の占領政策の下で、極めて短期間で制作された」などと「押し付け憲法論」の立場から憲法改正を強く求めた。公明党の平田米生氏は「押し付け憲法論」に対し「現憲法は制定時から国民の圧倒的支持を受けてきた」と反論。社民党の伊藤茂氏は「アジアにも平和のテーブルを設ける議論が先行すべきだ」と9条改正論を批判した。《共同通信》




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【大相撲夏場所5日目】

大相撲夏場所5日目(11日・両国国技館)横綱貴乃花が小城錦を落ち着いて寄り切り、上位陣でただ一人全勝を守った。横綱曙は小結魁皇を寄り切り4勝1敗。魁皇は初黒星。大関は出島が小結貴闘力を押し出して白星を先行させ、千代大海は和歌乃山を退け4勝目。かど番の貴ノ浪は栃乃洋の左すくい投げに屈して初黒星を喫した。大関とりの関脇雅山は玉春日を寄り切り、連敗を免れ1敗を堅持。関脇栃東は小結土佐ノ海に敗れ2敗となった。貴乃花と平幕、の闘牙、追風海の三人が全勝を守り、十両は高見盛と若の里の二人が勝ちっ放し。《共同通信》

【日本サッカー協会】トルシエ監督去就、来月に判断

日本サッカー協会は11日、東京・渋谷の協会事務局で会長、副会長、専務理事による三役会を開き、日本代表、五輪代表を率いる。フィリップ・トルシエ監督(45)の去就問題を協議したが、結論を先送りし、6月の二つの国際大会の結果を見て判断すると決めた。

このため、6月までの本契約期間内はトルシエ体制が維持されたことになり、トルシエ監督の指揮で日本代表は6月にハッサン二世杯(4、6日・モロッコ)とキリンカップ(11−18日・日本国内)両大会に臨む。日本協会の強化推進本部は両大会の試合ぶりを評価して6月中に再度報告をまとめ、これを受け、三役会—理事会で最終的な結論を下。「すことになった。

同監督の去就に関し、2002年ワールドカップ(W杯)への強化全般を担当する強化推進本部(本部長・釜本邦茂副会長)は同日、岡野俊一郎会長に評価リポートを提出。引き続いて三役会が開かれた。三役会後、会見した岡野俊一郎会長は「リポートでは最終的に意見を集約できなかった。もうちょっと検討が必要というのが共通の意見だった。釜本本部長には慎重かつ十分に論議し、最終の分析を手元に出してほしいと伝えた」と述べた。

これまで強化推進本部の幹部間では、トルシエ監督の契約を延長しない方向で固まっていた。しかし後任監督への就任を要請している元名古屋グランバス監督で、アーセナル(イングランド)のアーセン・ベンゲル監督(50)から明確な回答がないことから、後任人事が依然流動的な状況で、これも問題を先送りした原因の一つとみられている。

三役会には、岡野俊一郎会長、川渕三郎、小倉純二、釜本邦茂の各副会長、森健児専務理事が出席した。《共同通信》

【西鉄バスジャック事件】運転手が会見

西鉄高速バスが佐賀市の少年(17)に乗っ取られた事件で、バスを運転していたA運転手(57)が11日、福岡市の西鉄本社で事件後初めて記者会見した。

Aさんは3日午後1時35分ごろ、九州自動車道太宰府インター(福岡県太宰府市)付近で乗っ取られた直後、社内マニュアルに従い方向指示灯や前照灯を点滅させて周囲に異常を知らせようとしたが、だれも気付かなかったことを明らかにした。少年が逮捕されるまでの15時間半を「地獄のようだった」と語り「死者を出してしまい、申し訳ありません」と泣き崩れた。《毎日新聞》

【西鉄バスジャック事件】弁護士会、加害少年両親の謝罪文を公表

西鉄バス乗っ取り事件で、広島弁護士会の弁護士5人が11日、広島市で記者会見し、逮捕された少年(17)の両親の謝罪文を公表した。その中で、両親は「私たちの子供が起こした事件について、心よりおわびを申し上げます」「遺族の悲しみを思うと、いたたまれない気持ちでいっぱいです」などと胸の内を明かした。《共同通信》

【森喜朗首相】教育改革に全力

少年審判手続きを大幅に見直す少年法改正案は11日午後の衆院本会議で、趣旨説明と質疑が行われ、審議入りした。

森喜朗首相は多発する凶悪な少年犯罪に関し「社会の病理現象の現れで、家庭、学校、地域、関係機関が連携し、重大な非行の前兆段階で的確に対処することが極めて重要」と指摘。その上で「豊かな心、倫理観、道徳心をはぐくむ教育に転換し、日本の伝統文化、国や地域を大事にする心を育てる全人教育に徹底して取り組んでいく」と教育改革に全力を挙げる考えを示した。《共同通信》

【森喜朗首相】ニカラグア大統領と会談

11日、森総理はニカラグアのアレマン大統領と首脳会談を行った。ニカラグア大統領の訪日は、平成3年のチャモロ大統領以来9年振り。 アレマン大統領は、内戦後、ニカラグアが復興のために最も苦しんでいる時期に、日本が貴重な援助の手を差し伸べてくれたこと、平成10年秋にニカラグアを襲ったハリケーン・ミッチの災害に対しても、日本が復興支援を行ってきていることに感謝の意を表した。《首相官邸》

【滋賀県能登川町・石田遺跡】日本最古の馬鍬出土

滋賀県の能登川町の石田遺跡で、日本最古とみられる馬鍬が見つかり、同町教育委員会が11日発表した。古墳時代前半(4世紀末−5世紀初め)のもので、これまでの発見を100年以上さかのぼり、当時すでに大陸から牛馬耕が導入されていたことを示す貴重な発見。

出土した馬鍬は、ヒノキ製の長さ約70センチの台木に、カシで作った歯が植えられ、くさびで止められている。歯は3本がほぼ全形で残り、長さ約50センチ。

引き棒や取っ手が付いていた跡などがあり、復元すると台木の全長は約1メートルで、歯は計12本になるという。古墳時代前半の土師器とともに川岸跡で出土した。

牛馬耕の開始は、稲作の導入、農具の鉄器化に続く農業革新。これまで牛馬耕は馬鍬の出土例などから6世紀中ごろ以降とみられていたが、100年以上さかのぼることが確実になった。《共同通信》

【東京株式市場】

11日の東京株式市場は、前日の米国株急落を受けてハイテク、情報通信関連株を中心に全面安の展開となった。東証平均株価(225種)は4日連続の下落となって今年の最安値を更新、昨年9月27日以来、約7カ月半ぶりに1万7000円を割り込んだ。終値は前日比819円01銭安の1万6882円46銭で、下げ幅はことし二番目を記録した。

米国経済の先行き不安感や、4月下旬の平均株価採用銘柄の入れ替えが影を落としている。平均株価は大型連休明けの4日間で1500円以上も急落。株式相場の調整が長引けば、回復の兆しが見え始めた国内景気が腰折れする懸念も出てきた。《共同通信》

【この日の民主党】

少年法改正案、衆院で審議入り~佐々木秀典議員が代表質問

政府提出の「少年法改正案」が11日の衆院本会議で議題となり、民主党からは佐々木秀典議員が質問に立って「少年法を刑罰法として見直すのではなく、社会の病根が少年たちを犯罪に走らせないよう、社会全体で対策を考えるべきだ」と主張した。

佐々木議員は冒頭、少年法小委員会の座長として同法改正問題に取り組んできた故・福岡宗也衆院議員に追悼の意を表した。佐々木議員はそのうえで、(1)少年の凶悪犯罪の原因はそもそも何か(2)少年審判での複数裁判官の合議制導入を定めているが、少年が複数の裁判官と直面して萎縮する結果となる(3)事実認定の審判手続で新たに検察官を関与させれば、防衛力の弱い少年の公正な裁判を受ける権利を侵害するなどの問題点を指摘。 さらに、「法案は『少年の健全育成』という理想を忘れ、凶悪犯罪に厳重処罰を求める世論に迎合する手続き論に終わっている」と述べ、改正案が少年犯罪防止の抜本的解決にはならないと批判した。

これに対し森首相は文教行政の責任にはふれず、臼井法相は、複数裁判官の導入について「事実判断の客観性を高める」とし、検察官の関与は「訴追官としてではなく家裁への協力が目的で、被告の不利にはならない」と述べた。《民主党ニュース》



5月11日 その日のできごと(何の日)