平成4273日目
2000/09/19
この日のできごと(何の日)
【シドニー五輪】第5日
第27回夏季オリンピック・シドニー大会第5日は19日、柔道男子81キロ級の滝本誠(日本中央競馬会)が決勝で趙麟徹(韓国)を破り、金メダルを獲得した。
今大会、日本の金メダルはすべて柔道で、男子60キロ級の野村忠宏(ミキハウス)、女子48キロ級の田村亮子(トヨタ自動車)に続いて3個目。バルセロナ、アトランタ両大会での日本の総数と早くも並んだ。
金メダル争いは米国が7個でトップ。地元オーストラリアと中国が6、フランスが5個で続き、日本は5位グループにつけている。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【共産党】有事の自衛隊出動「容認」へ転換
共産党は19日午前、東京・千駄ヶ谷の党本部で第7回中央委員会総会(七中総)を開いた。11月20日からの第22回党大会に提案する大会決議案で、有事も含めた自衛隊出動を容認することを初めて明記した。また、党規約改定案では、「社会主義革命」「前衛政党」の表現を削除し、国民政党の立場を強調した。
中央委員会総会では、志位委員長が党大会に提案する大会決議案を報告。自衛隊の存在について「憲法違反だが、一定期間の存在は避けられない」との従来からの見解を示し、自衛隊の段階的廃止論を打ち出したうえで、「必要に迫られた場合には存在している自衛隊を国民の安全のために活用することは当然」とし、有事の際の自衛隊の活用を認めた。《読売新聞》
【政界談話室】
○・・・自民党の村上正邦参院議員会長は19日午後の全国幹事長会議であいさつ。参院比例代表選への非拘束名簿式導入を取り上げ「党利党略ではなく、あるべき参院の役割を示すために導入する」と大見得を切ったが、自分のあいさつが終わると早々に中座。後に残った野中広務幹事長が、地方組織の代表から制度導入の真意を詰め寄られるはめになり「今の比例代表制度では回を重ねるごとに自民党の組織は枯れてきている。現状を考えると非拘束名簿式の選択はやむを得ない」と本音をポロリ。《共同通信》
【森喜朗首相】「クラスノヤルスク条約」年末まで前進努力
森首相は19日のNHK番組録画撮りで、日露平和条約交渉のため、河野外相が11月にロシアを訪問するとの見通しを示した。
また、今年中の平和条約締結を目指すとのクラスノヤルスク条約合意について「今年は駄目と結論を出すのも、次はどうしますというのもまだ早い」と述べ、年末まで前進を図る努力を続ける考えを強調した。《読売新聞》
【森喜朗首相】先端技術を視策
森喜朗首相は19日午後、東京・東品川の松下電器マルチメディアセンターを訪れ、同社が開発中の次世代携帯電話や光ファイバーを張りめぐらせた住宅などを視察、最先端技術に触れた。ここ数カ月でパソコンメーカーなどを相次いで訪問し、勉強している首相だが、視察後は「見る度、見る度、びっくりするなあ」と感心しきり。自ら提唱している情報技術(IT)革命に追いつくのに懸命の様子だった。
森首相は衛星デジタル放送で商品を購入するシステムを体験。説明役の女性から「奥さまに買い物を」と言われ、「強制的に買わされた」と苦笑いしながらリモコンを操作し3800円のクッションを購入した。《共同通信》
【この日の民主党】
民主党は19日の常任幹事会で、臨時国会の最大の焦点の一つとなる参議院の選挙制度問題に対応する全党的な機関として、菅幹事長を座長とする「参議院選挙制度改革委員会」の設置を承認した。同委員会は幹事長、岡田政策調査会長ら衆参9議員によって構成され、事務局長は千葉景子参議院政審会長。《民主党ニュース》