平成3171日目

1997/09/13

この日のできごと(何の日)

【マザー・テレサ】国葬

インド・カルカッタを拠点に困窮者の救済活動に生涯をささげたカトリック修道女、故マザー・テレサのインド政府による国葬が13日午前10時から同市内で行われ、ネタジ体育館では葬儀のミサが執り行われた。

ミサはソダーノ枢機卿がつかさどり、マザーが設立したカトリック修道会「神の愛の宣教者会」(代表シスター・ニルマラ)のシスターら約100人が聖歌を斉唱。厳かな雰囲気の中で遺体の祝福が行われ、米国のヒラリー・クリントン大統領夫人ら各国の代表参列者らが献花、「スラムの聖女」に別れを告げた。

葬儀後、遺体はマザーの住居でもあった市内の「宣教者会」本部の建物内に埋葬され、永遠の眠りについた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【大相撲秋場所】7日目

大相撲秋場所7日目(13日・両国国技館)全勝の大関若乃花は水戸泉を上手出し投げで下し、単独首位を守った。横綱貴乃花は、蒼樹山の押しに一瞬危なかったものの落ち着いて寄り切り、横綱曙は小結玉春日を一方的に突き出し、ともに1敗をキープ。関脇栃東との力相撲を制した大関武蔵丸も1敗を堅持。平幕の栃乃和歌が敗れたため、若乃花を1差で追うのは三人となった。大関貴ノ浪は稲妻を寄り切り4勝3敗。出島は関脇土佐ノ海を引き落としで破り、栃乃洋は安芸乃島を寄り切ってともに4勝目。十両は大和が6勝1敗で単独トップ。この日は六日ぶりに満員御礼の垂れ幕が下がった。《共同通信》

【Jリーグ第2ステージ】第12節

Jリーグ第2ステージ第12節(13日・札幌厚別公園競技場ほか=8試合)首位のガンバ大阪は2−1で横浜フリューゲルスを破り、9連勝。勝ち点を28に伸ばしてトップを守った。エースのエムボマは、リーグタイ記録の6試合連続得点をマークした。

ベルマーレ平塚はシモンのVゴールでセレッソ大阪を5−4で下した。日本国籍を取得したばかりのロペスは2得点して勝利に貢献した。清水エスパルスは1−0でサンフレッチェ広島を倒し、ヴェルディ川崎は2−0で名古屋グランパスに勝った。《共同通信》

【自民党・加藤紘一幹事長】佐藤氏入閣「中曽根氏の強い情念」

自民党の加藤紘一幹事長は13日午前、よみうりテレビの番組で、佐藤孝行氏の入閣について「中曽根康弘元首相の強い強い情念があったのは確かで、皆さんの批判と中曽根元首相の情念の中で橋本龍太郎首相も揺らいだ」と内幕を明らかにした。

加藤氏は「過去のことはあるが、佐藤氏はその後何回か選挙の洗礼を受けている。党の行革本部長として汗を流したことを理解してもらいたい。火だるまになって行革をやることで批判を消す努力をしてもらうしかない」とあらためて理解を求めた。「社民党の反発がかなり強い。(3党体制の維持の上で)一番難しい。理解していただけるよう努力したい」とも述べた。《共同通信》

【台湾・李登輝総統】中米6カ国首脳と会談

台湾への支持固めのため中南米歴訪中の李登輝総統は13日、エルサルバドルの首都サンサルバドルで中米6カ国首脳と会談し①新設される3億ドル(約360億円)の中米地域開発基金のうち2億4000万ドルを台湾が拠出する②中小企業育成で5000万ドルの支援をする―などで合意した。

中米首脳は共同声明で、台湾の国連再加盟を支持するとともに、中国の「いわゆる一国二制度は受け入れられない」と表明した。総統と中米首脳は、中米の輸送網充実などでも合意。経済関係の一層の強化は確実となったが、台湾が呼び掛けた自由貿易協定については、中米側が「経済構造の違いや市場開放の速度に違いがある」などと主張、協議開始の合意には至らなかった。

地域開発基金は中米経済統合銀行に創設、残りの6000万ドルは中米諸国が拠出する。日本外交筋によると、台湾は、中米5カ国の労働者計25万人の受け入れも提案している。《共同通信》



9月13日 その日のできごと(何の日)