平成10468日目
2017/09/05
この日のできごと(何の日)
【民進党・前原誠司代表】山尾幹事長案を撤回
民進党の前原誠司代表は5日、いったん幹事長に内定した山尾志桜里元政調会長の起用案を撤回し、大島敦元総務副大臣を任命した。党本部で開かれた両院議員総会で人事案を提案し承認された。
衆院当選2回の山尾氏の幹事長登用に異論があり、代表代行を含めた要職ポストへの抜てきを見送った。前原氏は「人事のことでご心配をお掛けしていることに、おわびを申し上げたい」と陳謝した。内定した主要人事の変更は異例。
代表代行は前原氏と代表選を戦った枝野幸男元官房長官。政調会長には階猛元政調会長代理、国対委員長には松野頼久元官房副長官、選対委員長には長妻昭元厚生労働相をそれぞれ充てた。《共同通信》
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【日本航空6便】左エンジンから火、緊急着陸
5日午前11時すぎ、羽田空港を離陸したニューヨーク行きの日本航空6便ボーイング777で、左エンジンにトラブルが起きたとの表示が出た。左エンジンで一時、炎が確認され、同機は管制官に緊急事態を宣言、羽田に引き返し、午後0時9分に着陸した。乗客乗員は計248人で、けが人はいなかった。
日航によると、鳥が衝突するバードストライクが原因とみられる。左エンジンを停止させて着陸した。ボーイング777はエンジンが2基あり、1基が停止しても飛行は続けられる。
国土交通省東京空港事務所によると、このトラブルの影響で羽田空港の滑走路1本が閉鎖された。《共同通信》
【プロ野球・楽天】10連敗でストップ
日本ハム1-6楽天◇5日◇富山
楽天が連敗を10で止めた。ドラフト1位・藤平尚真投手(18)=横浜高=が六回まで無安打無失点。七回に初安打を許したが後続を断ち、7回1安打8奪三振の好投で、2勝目(2敗)をマークし、2005年に2度記録した球団ワーストの11連敗を阻止した。
藤平は前回8月22日のロッテ戦で5回無失点でプロ初勝利を挙げ、チームの連敗を6でストップ。それ以降、チームは再び白星に見放され、再び連敗ストッパーとなった。《サンケイスポーツ》
【サッカー日本代表】W杯最終予選で敗れる
サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選は5日、各地で最終戦が行われ、B組1位を確定し既に6大会連続6度目の本大会出場を決めている日本はアウェーでサウジアラビアに0―1で敗れた。
気温30度超、湿度は80%に迫る過酷な環境で、日本は後半18分に先制を許した。杉本(C大阪)久保(ヘント)を投入したが追い付けず、無得点での黒星はハリルホジッチ監督就任以降初めて。6勝2分け2敗の勝ち点20で全日程を終えた。
サウジアラビアは勝ち点19の2位で3大会ぶり5度目のW杯。オーストラリアは得失点差で及ばず3位。《共同通信》
【自民党・岸田文雄政調会長】消費増税「確実に実施」
自民党の岸田文雄政調会長は5日、共同通信などのインタビューに応じ、2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げについて、社会保障の財源確保や財政健全化の観点から「確実に行うべきだ」と明言した。「消費への影響を勘案した上で、引き上げ可能な経済環境をつくっていく」と述べた。
岸田氏は、安倍晋三首相後継「ポスト安倍」の有力候補。インタビューでは自身の経済政策に関し「消費の力強さを実現するため、賃上げを考えなければならない」と言及。キーワードに「持続可能性」を掲げた上で、人口減少を踏まえた社会保障や教育制度改革、格差問題の解消に取り組む考えを示した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
インド・ジャイトリー国防相と会談
安倍晋三首相は5日、インドのジャイトリー国防相と官邸で会談し、弾道ミサイル発射や核実験を強行する北朝鮮への対応に関し「暴挙を食い止めることができるかは国際社会の連携にかかっている。インドと連携しながら北朝鮮の政策を変えさせていきたい」と呼び掛けた。ジャイトリー氏は、核・ミサイル開発が両国にとって懸念事項だと応じた。
会談で首相は「北朝鮮の暴挙は地域の平和と安定を脅かすものであり断じて容認できない」と強調。今月中旬からのインド訪問について「楽しみにしている」と述べた。
首相は7月、インドのモディ首相と会談し、米国を交えた防衛協力を進める方針で一致した。《共同通信》
国家戦略特区諮問会議
政府は5日、国家戦略特区諮問会議を開いた。出席した議長の安倍晋三首相は、加計学園による獣医学部新設問題を念頭に「省庁間で『言った、言わない』の水掛け論に陥り、国民的な疑念を招く結果となった」と述べた。有識者議員から事業認定の透明性を高める対策案が提示され、首相は早期の具体化を指示した。
また出席した小池百合子東京都知事は、2020年の東京五輪に合わせ、外国人旅行者の入国査証(ビザ)の発給要件を緩和し、滞在期間を拡大するよう提案。兵庫県養父市の広瀬栄市長もテレビ会議システムを通じ、養父市で実施されている企業による農地取得の特例を全国展開するよう要望した。《共同通信》
独・メルケル首相と電話会談
安倍晋三首相は5日夜、ドイツのメルケル首相と電話会談した。6回目の核実験を強行した北朝鮮への対応を巡り協議し、国連安全保障理事会で制裁強化を目指す新たな決議採択に向けて連携することで一致した。メルケル氏は「日本のみならず、世界全体への脅威だ」と述べた。西村康稔官房副長官が官邸で記者団に明らかにした。
両首脳は北朝鮮に対する安保理決議の厳格かつ全面的な履行についても確認した。メルケル氏は「欧州連合(EU)に働き掛け、日本と連帯、一致団結して臨みたい」とも語った。《共同通信》