平成7545日目
2009/09/04
【この日の麻生総理】
衆院選敗北を陳謝
自民党は4日、衆院選惨敗を受け全国幹事長会議を党本部で開催、敗因や党再生策をめぐり意見交換した。地方側は衆院解散直前に麻生太郎総裁(首相)の退陣を求める「麻生降ろし」の動きが出るなど、選挙戦に向けて党本部が挙党態勢を構築できなかったことを批判。体制の立て直しに向け、まず特別国会の首相指名選挙に対応を一本化して臨むよう求めた。
麻生総裁は会議の冒頭、衆院選敗北を陳謝した上で「政権奪還に向けて党を再生するのが、われわれに与えられている責務だ」と強調。「自民党を支えているのは都道府県連。地方組織は他党にはない最も優れた力の源泉だ」と、再生には地方の力が不可欠との認識を示し協力を呼び掛けた。《共同通信》
総合科学技術会議
平成21年9月4日、麻生総理は総理大臣官邸で、第84回総合科学技術会議を開催しました。
本日の会議では、さまざまな分野で世界のトップを目指した先端的研究を推進し、研究開発成果の国民及び社会への確かな還元を図ることを目的とした「最先端研究開発支援プログラム」について、30件の中心研究者及び研究課題を選定しました。
麻生総理は「極めて透明かつフェアな手続きで選定していただいた、これは皆さん方のご努力のおかげで感謝を申し上げるところです。日本の優秀な研究者が持っている力を最大限に発揮できるようにするためにどうするか、長い間知恵を集めて、いろんなご努力をいただいた。(選定された研究者は)自信と気概をもって今後とも研究を進めて頂きたい、これによって日本の明るい未来を創造していただきたい。」と述べました。《首相官邸》
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【民主党・鳩山由紀夫代表】官房長官に平野氏
民主党の鳩山由紀夫代表は4日、内閣の要となる官房長官に平野博文役員室長を充てる人事を内定した。首相直轄で予算編成や外交の基本方針を定める新設の「国家戦略局」担当相に菅直人代表代行、外相には岡田克也幹事長の起用が有力となった。国家戦略局担当相は党政調会長も兼任する。鳩山氏は重要閣僚の人事を早急に固め、自らが首相に就任する16日中に組閣を終える意向だ。
鳩山氏は4日、平野氏について党本部で記者団に「役員室長として高く買っている」と述べ、自らの補佐役としての手腕を評価した。《日経新聞》
【民主党・鳩山由紀夫代表】中韓大使と会談
民主党の鳩山由紀夫代表は4日、中国の崔天凱駐日大使、韓国の権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使と党本部で相次いで会談し、民主党政権発足後も日中、日韓の協力関係をそれぞれ発展させることを確認した。権大使とは北朝鮮の核問題解決に向け、日韓両国が連携して対処することで一致した。
鳩山氏は権大使との会談で「歴史問題をしっかり見詰める政権をつくり、より良い関係を築けると確信している」と表明。権大使は「代表の政治姿勢である『友愛』に基づき、新たな韓日関係がさらに強固になると信じている」と強調した。権大使は会談後、記者団に「北朝鮮の核問題についてこれまで通り歩調を合わせて協力していこうという話があった」と述べた。
崔大使は会談で「新しい政府の下で両国関係が発展するよう進めたい」と表明した。《日経新聞》
【民主、社民、国民新】連立政権樹立に向け協議
民主、社民、国民新3党は4日、都内で幹事長会談を開き、連立政権樹立に向けた協議を続けた。3党は政策責任者による連立協議で、基本政策の合意を目指しているが、外交・安全保障や政策決定への与党の関与を巡って調整が難航していた。
4日の会談では、アフリカ・ソマリア沖の海賊対策への海上自衛隊の派遣問題や、インド洋での海自の給油活動の撤退などを協議。与党が政策決定に関与するための「与党連絡会議」の設置などを巡っても議論した。8日に政策責任者の協議を開いて詰める。《日経新聞》
【公明党】新代表に山口那津男氏
公明党は4日、衆院選大敗で引責辞任する太田昭宏代表の後任に山口那津男政調会長(57)が就任するなどの執行部人事を内定した。幹事長には井上義久副代表(62)を充て、漆原良夫国会対策委員長(64)は留任。斉藤鉄夫環境相(57)は政調会長に据える。来夏の参院選を控え、参院議員で代表となる山口氏が党再建の陣頭指揮をとる布陣を整える。
新代表は7日の中央幹事会での推薦を経て、8日に開く全国代表者会議で正式決定する。公明党は衆院選で公示前の31議席が21議席に減る惨敗を喫した。太田代表と北側一雄幹事長の党首、ナンバー2がともに落選する事態に直面した公明党は、50歳代の山口氏が代表に就任することで世代交代を進めたい考えだ。
党内や支持母体の創価学会には退任する太田代表、北側幹事長に来夏の参院選への出馬を促す声もある。《日経新聞》
【兵庫県警】小5長男に万引き指示、窃盗容疑で元夫婦逮捕
小学5年の長男(11)に食料品を万引きさせたとして、兵庫県警明石署は4日、同県加古川市国、派遣社員、A容疑者(33)と同居している元妻の無職、B容疑者(31)を窃盗容疑で逮捕した。
長男は小学3年から万引きを強要されていたといい、「やりたくなかったけれど、万引きを断ったら、お父さんとお母さんから殴られるので、怖くてやめられなかった」と話しているという。
容疑は、両容疑者は共謀して今月3日午後5時半ごろ、同県明石市魚住町金ケ崎の大型スーパーで、10キロ入りの米2袋とリンゴジュース2本(計7756円相当)を長男に盗ませた疑い。長男がカートに商品を載せ、精算せずに店外に出たのを警備員が確認。
「お母さんから1万円をもらったけれど無くした」と話したが、駐車場で待っていた両容疑者を通報で駆けつけた同署員が任意同行し、事情を聴いたところ、B容疑者が「夫が米をとってこいと頼み、私もリンゴジュースを頼んだ」と認めたという。《毎日新聞》