平成5353日目
2003/09/04
この日のできごと(何の日)
【鈴木宗男衆院議員】保釈後初の地元入り
8月29日に約1年2カ月の長期拘置から保釈された衆院議員鈴木宗男被告(55) =受託収賄罪などで公判中=が4日、保釈後初めて地元の北海道釧路市入りに向け、羽田発の航空機で中標津空港に到着した。昨年6月に逮捕された鈴木議員の地元入りは約1年半ぶり。
黄色いネクタイにスーツ姿の鈴木議員は中標津空港で約40人の支持者らの出迎えを受けた。「先生これからですよ」と声を掛けられると、大きくうなずき、握手を交わしながら用意された黒塗りの車に乗り込んだ。
鈴木議員は4日午後に釧路市内で地元後援会幹部らと会合を開き、次期衆院選への出馬問題について調整する。5日夕には札幌市内で開かれる会合に出席する予定。 4日午前、東京・南青山の自宅を出た鈴木議員は、永田町の議員会館に立ち寄り、 羽田空港に到着。家族と共に航空機に乗り込んだ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大相撲】
大相撲の西横綱武蔵丸=米ハワイ州出身、武蔵川部屋=が左手首の故障のため秋場所(7日初日・両国国技館)を休場することになった。師匠の武蔵川親方(元横綱三重ノ海)が4日「左が完全に使えず、横の動きにも思うようについていけない。来場所は進退をかけて頑張るつもり」と語った。
武蔵丸は左手首を痛めて昨年11月の九州場所を途中休場。手術に踏み切ったが回復が遅れ、4場所ぶりに出場した先場所は途中休場した。今場所もけいこはしていたものの動きが鈍いため、この日、武蔵川親方と話し合って休場を決めた。武蔵丸の休場は6場所連続で9度目。横綱の6場所連続休場は、昭和以降では3代目西ノ海の8場所、貴乃花の7場所に次ぐ3位タイの長さ。《共同通信》
【プロ野球】
プロ野球セ・リーグは4日、首位の阪神が広島に1−4で敗れ、阪神の優勝へのマジックナンバーは「7」のまま変わらなかった。阪神はこの後、5日から甲子園で横浜と3連戦。パ・リーグは、首位ダイエーが12−9で日本ハムに競り勝ち、マジックを一つ減らして「16」とした。《共同通信》
【皇太子妃雅子殿下】9年ぶりの実家
皇太子妃雅子さま(39)は4日、長女の愛子さま(1つ)を連れ、9年ぶりに東京都目黒区の実家を訪問された。夕食には皇太子さま(43)も合流。父親の小和田恒さん(70)=国際司法裁判所判事=ら家族と約10時間、和やかに過ごした。
雅子さまが実家を訪れたのは1994年4月以来で、愛子さまにとっては初めて。愛子さま小和田家の愛犬ショコラ(15歳)の頭をなでたり抱いたりして仲良しになった。10年前、結婚で家を出る雅子さまを見送ったショコラだが、今は高齢で白内障を患い目が見えないという。
雅子さまは実家を出て車に乗り込む際、記者団が「久しぶりの実家はいかがでしたか」と問い掛けると「ええ、ゆっくりと。ショコラもすっかり年を取りましたが、愛子と仲良くしてもらいました」と笑顔で話した。
恒さんは「本当にしばらくぶりで…、和やかな時間でした」と感慨深げだった。《共同通信》
【小泉純一郎首相】公務に復帰
3日に結腸ポリープの切除手術を受けた小泉純一郎首相は4日午前、公務に復帰し、首相官邸で宋健・中日友好協会会長と会談するなど、8日に告示が迫った自民党総裁選に向け「元気」をアピールした。
普段よりやや遅目めの午前11時前、官邸に到着した首相は手術の翌日とは思えない軽い足取り。同日昼には記者団に「全然痛くないし、調子いいです」と笑顔で答えた。
宋氏との会談では「中国の科学技術の進歩は目覚ましい。私も昨日、ポリープの切除手術を受けたが、医療技術の進歩はすばらしいと思った」と前日の手術を振り返った。《共同通信》
【MLB】
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は4日、トロントのブルージェイズ戦で3打数無安打、2三振だった。2試合連続無安打で打率は2割8分4厘に下がった。松井は二回、四球の後、今季2個目の盗塁に成功した。ヤンキースは3−2で勝ち、連敗を2でストップ。
マリナーズのイチロー外野手は休養のため、デビルレイズ戦を欠場。マリナーズは0−1で2試合連続無得点負け。カージナルスの田口外野手はカブス戦で3打数1安打だった。カージナールスは6−7で敗れた。《共同通信》
【この日の民主党】
「2つのペテンが明らかになった」枝野政調会長
民主党の枝野幸男政策調査会長は4日の定例記者会見で、国土交通省が同日に阪神高速道路や首都高速道路の新規路線を税金で建設する方針を打ち出したことを取り上げ、「作ってしまった不採算路線の負債を全国民で負担し、あとは無料化するのが高速道路改革の趣旨だ。有料のまま民営化するという政策のペテンが明らかになった」と批判。
また、自民党総裁選をめぐり、同党の青木参議院幹事長が郵政・高速道路民営化には反対しながら小泉首相の再選への支持を表明したことについて、「首相は抵抗勢力と戦うと言いながら、結局裏で手を結んで国民を騙している」と断じ、高速道路民営化政策と小泉改革路線の「2つのペテン」が明白になったと厳しく指摘した。《民主党ニュース》