平成10441日目
2017/08/09
この日のできごと(何の日)
【自民党・岸田文雄政調会長】「ポスト安倍」に意欲
自民党の岸田文雄政調会長は9日午後のTBS番組で「戦う時には勝たないといけない。教訓として大事にしている」と持論を披露した上で、安倍晋三首相の後継「ポスト安倍」への意欲を重ねて表明した。来年9月の党総裁選で首相が立候補した場合の対応を問われると「政治の世界は、一寸先は闇だ。将来のことは何も言わない」と明言を避けた。
安倍政権を支えながら、情勢を見極めて総裁選対応を判断する姿勢を鮮明にした。政治信条として「多様性の尊重」を訴えた。「戦う時は勝つ」との教訓は2000年の党内抗争「加藤の乱」で得たと説明した。《共同通信》
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【豊田真由子衆院議員】政策秘書に青森の町議
青森県板柳町の松森俊逸町議(61)が9日、秘書への暴行や暴言が問題になり自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員=埼玉4区=の政策秘書に、6月30日付で就任したことを明らかにした。豊田議員の公設第1秘書を務める妻から頼まれたと説明し、「町議との兼職は全く問題ない」としている。
松森氏によると、妻は今年4月から豊田議員の事務所スタッフとして活動しており、5月から公設第1秘書として勤務。豊田議員の問題が発覚後、秘書が相次いで辞めて業務量が増えたため、妻から手伝ってほしいと頼まれたという。これまで一度も豊田議員と会ったことはないというが、後援会へのあいさつ回りなどの業務を始めているという。
「国会議員秘書給与法」では公設秘書の兼職は制限されているが、議員が許可した場合は他の職務に従事できるとしており、松森氏は衆院議長宛てに兼職届を提出したという。
板柳町と豊田議員の事務所がある埼玉県新座市は約550キロ離れている。町役場での記者会見で、松森氏は「地方議員が永田町や中央官庁に直接アクセスできる手段があることは、議員活動にとって非常に有益。まずは古里に貢献したいとの思いなので、(町議の仕事を)粗末にする考えは一切ない」と理解を求めた。《毎日新聞》
【安倍晋三首相】核兵器禁止条約「我が国のアプローチと異なる」
安倍晋三首相は9日、訪問先の長崎市で、国連で採択された核兵器禁止条約について「条約は、我が国のアプローチと異なるものであることから、署名、批准を行う考えはない」との方針を改めて示した。
同市で開かれた平和祈念式典などに出席した後の記者会見で語った。首相は「真に『核兵器のない世界』を実現するためには、核兵器国の参加を得ることが不可欠だ。しかし、条約には核兵器国が1カ国として参加していない」とし、「核兵器国と非核兵器国の隔たりを深め、『核兵器のない世界』の実現をかえって遠ざける結果となってはならない」と主張した。《朝日新聞》
【米・トランプ大統領】北朝鮮をけん制
北朝鮮が核弾頭の小型化に成功したとの米国防情報局(DIA)の分析を米紙が報じた。米本土を狙う核ミサイルの現実味は一層増し、米側の危機感は募る一方。トランプ大統領は9日、ツイッターで「現在の米国の核戦力は過去最強だ。できれば使わずに済むことを願う」と核兵器使用をちらつかせて北朝鮮をけん制した。
トランプ氏は8日「炎と怒りに直面することになる」との表現で武力行使をちらつかせ、北朝鮮との対決姿勢を示したばかり。強硬な発言は事態を悪化させるだけだとして危惧する声も上がっているが、米国の核戦力を改めて誇示し、北朝鮮に一層の圧力をかけた。《共同通信》
【北朝鮮】拘束のカナダ人牧師解放
朝鮮中央通信は9日、北朝鮮の中央裁判所の同日付の決定により、同国で2015年から拘束されていた韓国系カナダ人牧師、ヒョンス・リム氏が病気のため人道的見地から保釈されたと伝えた。事実上の解放とみられる。健康状態の詳細は明らかにしていない。
カナダのダニエル・ジャン国家安保首相補佐官が8日、リム氏の解放について交渉するため、トルドー首相の特使として平壌を訪問していた。
朝鮮中央通信によると、リム氏は先月、スウェーデンの駐北朝鮮臨時代理大使と領事面会した際、解放に向け努力してほしいとカナダ政府に伝えるよう依頼していた。《共同通信》