平成7146日目

2008/08/01

【福田康夫首相】内閣改造(発足は2日)

平成20年8月1日、政権発足後初の内閣改造を行いました。

午後の臨時閣議で現閣僚の辞表を取りまとめた後、午後7時過ぎに留任となった町村内閣官房長官が閣僚名簿を発表しました。

夜、総理大臣官邸で記者会見に臨んだ福田総理は、「内閣として、中長期的な政策課題に取り組み、進めていくことは、これはもう当然でございますけれども、皆さんの日々の暮らしに目を向けて、不安や痛みの声にしっかりと向き合っていくことも、これまた国民目線での政治にほかなりません。 引き続き、国民本位の政治・行政の改革を強力に推し進めていくためにも、国民の皆さんが生活改善を実感できる政策の実現を重視した、そういう新たな布陣を敷いたわけでございます。この内閣の使命は、政策を実現・実行することであります。」と今後の方針を表明しました。

翌2日午前には、新閣僚に対する宮中での認証式が行われ、正式に福田改造内閣が発足しました。その後、総理大臣官邸に戻り、補職辞令を交付して初閣議を開催し、引き続き記念撮影が行われました。《首相官邸》

福田康夫首相は1日、内閣を改造し、財務相に伊吹文明・前自民党幹事長、経済財政担当相に与謝野馨・前官房長官を起用し、重厚な布陣で経済活性化を重視していくスタンスを示した。

福田首相は会見で「この内閣の使命は政策を実現し実行することだ」と述べ、政策の着実な実行で支持率の回復を図る意向を表明した。同時に直ちに解散を考えるべきでないとし、早期解散の意向がないことをあらためて強調した。《ロイター》

野党各党は1日、福田康夫首相が断行した内閣改造と自民党役員人事について「自民党最後の内閣」(鳩山由紀夫民主党幹事長)と酷評し、対決姿勢を鮮明にした。福田首相自らが衆院解散・総選挙に打って出るとの見方を強めており、次期臨時国会で後期高齢者医療制度の廃止などを引き続き求め、福田改造内閣への攻勢を強める考えだ。

鳩山氏は会見で「首相は自分の手で衆院を解散する腹をくくった」と指摘。記者団に「政党間の意見交換が必要であれば、話し合うことはやぶさかではないが、国会の議論を通じて結論を出すことが重要だ」と述べた。《共同通信》

新内閣の顔触れを見た放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は苦笑しながら「バイアグラ内閣ですね」と命名した。その理由は「平均年齢が高すぎる。ベテランがいてもいいけど、思い切った若手の起用も必要だった。世界のリーダーや国内でも地方の首長などは若返っているのに、時代の流れに逆行している。点数は40点ぐらい」とバッサリ。《スポニチ》




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【朝日新聞】「死に神」コラムで謝罪

朝日新聞が夕刊1面コラム「素粒子」で法相として計13人の死刑執行を指揮した鳩山邦夫氏を「死に神」と表記した問題で、朝日新聞社は1日、質問を受けていた「全国犯罪被害者の会」(あすの会)に、「適切さを欠いた表現だった」などと文書で回答した。あすの会は「謝罪と受け止めている」としており、コラム掲載から1カ月余りを経て、問題は終結することになった。

あすの会はこれまで、6月25日のほか、計3回質問状を送り、死に神の意味を問いただしてきた。朝日は3度目の回答で「(鳩山氏の)執行命令を批判するつもりはなく、13人の死刑が多いと言っているのではありません」とコラムの趣旨を説明。その上で「犯罪被害者遺族をはじめ多くの方々からのご批判を踏まえたとき、適切さを欠いた表現だったと言わざるを得ない」と謝罪した。

今回の回答に対し、あすの会代表幹事の岡村勲弁護士は「しっかりとした回答をしていただいた。今回で決着としたい」と述べた。《産経新聞》



8月1日 その日のできごと(何の日)