平成10268日目

2017/02/17

この日のできごと(何の日)

【この日の岸田文雄外相】

韓国・尹炳世外相と会談

岸田文雄外相は17日午前(日本時間同日夜)、ドイツのボンで韓国の尹炳世外相と会談し、釜山の日本総領事館前への慰安婦少女像設置は「極めて遺憾だ」として撤去を求めた。尹氏は、設置は不適切だとして「可能な限り最大限の努力を行っていく」と表明した。日本側は、韓国側の具体的な取り組みを見極め、一時帰国させた長嶺安政駐韓大使の帰任時期を慎重に検討する。

北朝鮮による今月12日の弾道ミサイル発射への対応については、緊密連携を確認した。両外相の会談は昨年9月以来で、釜山の少女像設置を受け長嶺氏らが一時帰国した今年1月9日以降初めて。《共同通信》

中国・王毅外相と会談

岸田文雄外相は17日、中国の王毅外相とドイツ・ボンで会談し、北朝鮮による弾道ミサイル発射への対応に関して国連安全保障理事会の決議に基づく制裁順守が重要だとの認識で一致した。今年が日中国交正常化45周年に当たるのを踏まえ、両国関係のさらなる改善に向け、努力していくことで合意した。日中外相会談は昨年8月に東京で開いて以来。

両外相は、東シナ海の情勢について意見を交わし、中国が公船派遣を続ける沖縄県・尖閣諸島を巡っても議論した。日本側は中国の動向に懸念を示して自制を求め、中国は反論したとみられる。《共同通信》

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【関東・北陸地方】春一番

日本列島は17日、低気圧から延びた前線に向かって南から暖かい空気が流れ込み、広範囲で気温が上がった。関東や北陸では「春一番」が吹いた。各地で雨や風が強まり、気象庁が落雷や竜巻、激しい突風に注意を呼び掛けている。

気象庁によると、オホーツク海で発達する低気圧から延びる寒冷前線が日本海を南下し、列島を通過する見込み。前線の通過後は強い冬型の気圧配置となり、冷え込みが厳しくなる。17日は、正午現在、東京都心で18・8度、金沢市で13・2度、和歌山市で17・0度など各地で季節外れの暖かさとなった。北海道では2月として過去最高の気温を記録した観測地点もあった。《共同通信》

【電力総連・岸本薫会長】民進の原発ゼロ前倒し「納得いかない」

電力会社などの労組でつくる電力総連の岸本薫会長は17日、共同通信のインタビューに応じ、民進党執行部が検討する「2030年代原発ゼロ」目標の「30年」への前倒しに反対する姿勢を明確にした。「議論の進め方が納得いかない。『30年ゼロ』とピン留めすべきでない」と述べた。

電力総連は、民進党の支持組織である連合に加盟している有力団体。蓮舫代表は3月の党大会までに新目標の方向性を示す構えで、調整は難航しそうだ。

岸本氏は、民進党内の原発政策見直しの動きを1月下旬まで知らなかったと説明。「冷静かつ現実的な議論をしてきたとは感じない。現場は困惑している」と批判した。《共同通信》

【民進党・細野豪志代表代行】「教育無償化は選択肢」

民進党の細野豪志代表代行は17日の記者会見で、憲法改正の項目として教育無償化が検討対象になり得るとの認識を示した。「憲法に書き込むという選択肢は十分にあり得る。大事なのは、家庭の経済的環境にかかわらず、学ぶことができる前提をつくらないといけないことだ」と述べた。

細野氏は16日、自らが率いるグループで憲法改正に関する見解をまとめる意向を表明していた。

教育無償化は、日本維新の会が改憲項目の一つに掲げ、安倍晋三首相も評価する考えを示している。民進党の蓮舫代表は16日の会見で「憲法改正をしなければ教育無償化できないというものではない」と述べている。《共同通信》

【新潟県】フェリー問題で前知事ら給与返納へ

新潟県と極東ロシアを結ぶ日本海横断航路開設に絡む中古フェリーの売買トラブルで、県は17日、泉田裕彦前知事と森邦雄前副知事の監督責任を問い、減給10分の2(1カ月)の処分に相当すると発表した。同日付で自主返納を求め、2人とも応じる意向を示したという。交通政策局長も10分の1(1カ月)の減給処分とした。

記者会見した米山隆一知事は「さまざまな段階で(トラブルは)防げたはず。再発防止に努めていく」と話した。

県の特別調査委員会は原因について、県庁内部や三セクとの間で情報伝達や指揮系統が機能していなかったと結論付けていた。《共同通信》

【北朝鮮】金正男氏の火葬を要求

マレーシアで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、在マレーシア北朝鮮大使館が遺体の司法解剖に強く反対、火葬を要求していたことが17日、分かった。このため解剖は2日間遅れた。マレーシア政府高官が明らかにした。正男氏は毒物で殺害されたとみられており、関係各国の情報当局者の間では北朝鮮側が証拠隠滅を図ろうとしたとの見方が出ている。

正男氏は13日にクアラルンプール国際空港で2人組の女に襲われたとされる。マレーシアの警察は17日未明、逮捕したこの女2人を立ち会わせ、同空港の現場で実況見分を行った。《共同通信》

【米・マティス米国防長官】NATO完全支持

マティス米国防長官は17日、ドイツ南部ミュンヘンで開幕した「ミュンヘン安全保障会議」で講演し「トランプ大統領は今、完全に北大西洋条約機構(NATO)を支持している」と強調した。トランプ氏は就任前、NATOを「時代遅れ」と批判していた。

マティス氏は「同盟の恩恵を受ける全ての国が、自由を守るために応分の負担をするのは公平な要求だ」とも述べ、NATO加盟国に負担増への理解を求めた。

同会議は19日まで3日間の日程で、ペンス米副大統領やドイツのメルケル首相、ロシアのラブロフ外相、中国の王毅外相ら世界の首脳や閣僚ら約100人が参加。《共同通信》



2月17日 その日のできごと(何の日)