平成52日目

平成元年2月28日(火)

1989/02/28

【水前寺清子さん】故郷で挙式

歌手の水前寺清子さん(43)と所属プロダクション社長の小松明さん(37)が28日午後、水前寺さんの生まれ故郷・熊本市にある水前寺公園内の出水神社で結婚式を挙げた。

芸名をもらった水前寺公園で結婚するのが夢だったという水前寺さんは約3年前、バンドの指揮者をしていた小松さんと知り合い、交際してきた。

5000人を超える地元の人々の歓迎に「こんなに多くの人が祝ってくれて感無量です」と小松さん。和服の花嫁姿の水前寺さんに、集まった人の中から「きれいかよ(きれいだよ)」と声が掛かると、水前寺さんは思わず「幸せになります」とハンカチで目を押さえていた。《共同通信》




【衆院予算委員会】中曽根発言めぐり空転

衆院予算委員会は28日、昭和63年度補正予算案に対する2日目の審理に入り、社会党の佐藤敬治氏が江副リクルート前会長の政府税調特別調査員任命に関し「私は関与していない」と述べた前日の中曽根前首相の記者会見発言を取り上げ、任命権者は中曽根氏であり「疑問がある」と追及した。

竹下首相、大蔵当局とも江副氏任命に至る経緯について具体的説明を避けたため、佐藤氏が反発、今国会で初めて予算委審議が中断、空転した。

同日夜まで予算委理事会を舞台に打開の折衝が続けられたが、話し合いは物別れに終わり、同日に予定されていた補正予算案の衆院通過は3日にずれ込むことになった。《共同通信》

【竹下登首相】飲まず、食わずで臨んだのに

竹下首相は28日、日曜返上の弔問外交が続いたためか、やや疲れた表情。栄養剤の注射まで打ちながらの奮闘について、記者からの質問に「体調はいいよ。どのくらい食べればいいか、気を付けているから」と節食の効用を説明した。それによると、忙しい時は「飲まず、食わず」が一番だそうで、特に国会で“眠らず、怒らず、トイレに立たず”の三原則を守るには、そうすることが必要なんだ」とか。

そう言いながら衆院予算委員会に出席したが、肝心の審議は前リクルート会長、江副浩正氏の政府税調特別委員任命の問題をめぐり、開会後わずか30分でストップ。節食で臨んだ首相の意気込みも空回り。《共同通信》

2月28日のできごと