平成8851日目
2013/04/02
【歌舞伎座】こけら落とし
新装なった歌舞伎座(東京都中央区)で2日、人気俳優が出演して門出を華やかに彩る「こけら落とし公演」が初日を迎え、開場した。400年余の歴史を持つ歌舞伎は、新たな拠点で伝統を未来へ受け継いでいく。
開場を告げる「一番太鼓の儀」に続き、午前11時からの第1部では、人間国宝の坂田藤十郎さんらがお祝いの舞踊「鶴寿千歳」を披露。立ち見も含め約2千人の観客からは「待ってました」などの声が掛かり、盛大な拍手が湧いた。
昨年12月に死去した中村勘三郎さんにささげる舞踊「お祭り」には息子の勘九郎さん、七之助さんらが登場した。《共同通信》
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【ゴルフ・松山英樹選手】プロ転向を表明
男子ゴルフの松山英樹(東北福祉大)が2日、プロ転向を表明した。18日開幕の東建ホームメイト・カップ(三重県東建多度CC名古屋)がプロデビュー戦となる。同じ21歳の石川遼が米ツアーに本格参戦している今季、2011年マスターズ・トーナメントのベストアマなど輝かしい実績を残した松山には国内ツアーの新たなスターとして期待がかかる。
大学生活を1年残してプロになる決断をした。寮生活を続けながらツアーを転戦する。記者会見では「昨年のマスターズで、プロになりたいという気持ちが強くなった。メジャーで勝てるようになりたい」と大きな目標を掲げた。《スポニチ》
【レンジャーズ・ダルビッシュ有投手】完全試合逃す
米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)は2日、今季初先発したテキサス州ヒューストンでのアストロズ戦で、完全試合を続けていた九回2死から安打を許し、日本投手初の快挙を逃した。試合は7―0で勝ち、ダルビッシュが勝利投手になった。
ダルビッシュは一回から八回まで毎回の14三振を奪う好投だったが、九回、あと一人の場面で中前打を許して降板した。
ダルビッシュは昨季プロ野球日本ハムからポスティングシステムを利用してレンジャーズ入り。1年目のシーズンは16勝9敗、防御率3・90の成績でチームのプレーオフ進出に貢献した。《共同通信》
【中国】大気汚染での死者123万人
2日付の中国紙、21世紀経済報道によると、中国で2010年に大気汚染が原因で健康を損ない死亡した人は123万4千人で、中国全体の死者の約15%を占めた。清華大で先月31日に開催された研究会で明らかにされた。
専門家によると、呼吸するたびに微小粒子状物質「PM2・5」などの汚染物質が血液に流入するため、呼吸器系にとどまらず、脳や心臓の疾患も増加するという。
また、有害物質を含んだ濃霧が最大で中国全土の4分の1を包み、全人口の5割弱の約6億人が影響を受けた昨年末から今年初めにかけては、大気汚染に関わる発病率が例年と比較して20~30%増加した。《共同通信》
【米・ケリー国務長官】北朝鮮に警告
ケリー米国務長官は2日、国務省で韓国の尹炳世外相と会談後、共同記者会見し、北朝鮮が黒鉛減速炉(原子炉)を再稼働させれば「国際義務の直接的な違反となる」と批判、「深刻な状況」を引き起こすと警告した。米国が厳しい対応で臨むことも示唆した。
核兵器の原料となるプルトニウムの製造が可能な黒鉛炉は6カ国協議で無能力化に合意、朝鮮半島非核化への成果とされた。再稼働は簡単ではないとの見方が強いが、ケリー氏は北朝鮮の対応が非核化に「完全に逆行する」動きだとして米国が強く警戒していることを示した。《共同通信》
【日銀の黒田東彦総裁】物価目標へ決意
日銀の黒田東彦総裁は2日午前の衆院予算委員会で、2%の物価上昇目標の達成について「2年程度を念頭に置き、質的にも量的にも大胆な金融緩和を進めることによって、一日も早く実現する」と決意を示した。
予算委は金融や経済、財政をテーマに集中審議を実施した。日銀は黒田新体制が発足して初めての金融政策決定会合を3、4両日に開くことにしており、新たに打ち出す金融緩和策が注目されている。
デフレ脱却について、黒田氏は「容易なことではないが、日銀の持っている政策手段の全てを動員する」と強調した。《共同通信》
【平野達男前復興相】民主党に離党届
民主党参院議員の平野達男前復興相(58)=岩手選挙区=は2日、党本部に離党届を提出した。改選を迎える夏の参院選で保守層など幅広い支持を得るため、無所属で立候補する意向だ。同日夕に地元の岩手で記者会見する。
党執行部は午後の常任幹事会で離党届の扱いを協議する。慰留してきただけに、閣僚経験者の離党は大きな痛手となる。
平野氏は、2001年の参院選で生活の党の小沢一郎代表が当時率いた旧自由党から初当選し、現在2期目。昨年7月、民主党を除名された小沢氏が結成した新党に参加せず、同12月の政権交代まで復興相を務めた。岩手選挙区の民主党公認候補に内定済みだった。《共同通信》
【日本維新の会・石原慎太郎共同代表】国会に復帰
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は2日、国会議員団役員会に出席し、約1カ月半ぶりに国会に復帰した。あいさつで、夏の参院選に関し「争点は憲法になる」と強調。選挙結果が政界再編の引き金になり得るとの見方も示した。
憲法改正をめぐっては「公明党は尻込みし、はっきり言わないだろう。再編の大きなメルクマール(指標)になる」と指摘。参院選候補には「(憲法に関する)基本的なことを知ってものを言わないと説得力がない」と注文を付けた。
石原氏は2月27日に東京都内の病院に軽い脳梗塞で入院し、3月29日に退院した。《共同通信》
【安倍晋三首相】麻生副総理らと経財、財政巡り協議
安倍晋三首相は2日夜、都内の私邸で麻生太郎副総理、甘利明経済財政・再生相、菅義偉官房長官と会談した。日銀の黒田東彦総裁の下で3、4両日に開かれる金融政策決定会合を前に、今後の経財・財政運営などをめぐり協議。夏の参院選情勢についても意見交換した、《日経新聞》