平成4258日目

2000/09/04

【三宅島】最後の住民が離島へ

噴火が続く伊豆諸島・三宅島は4日、一般住民に対する避難指示の期限の日を迎えた。午後、東京行きの定期が最後の住民を乗せて出港。人口3850人の島は役場の職員やライフラインの維持に当たる防災関係者約400人を残して、非常態勢になる。

三宅村によると、全島避難が始まった2日からの2日間で約800人が島外に脱出。村は一般住民の避難はほぼ終わったとみているが、警察官と村職員らが4日午前から島内の民家を一軒ずつ巡回し、残っている住民がいないかどうかを確認。

島に残るのは、警察官や道路維持にあたる作業員、電力会社などの要員。安全のため、午後5時以降は最低限の人員を除いて、島の沖合に停泊する客船で生活する。

噴火が続く伊豆諸島・三宅島の住民の生活を心配している天皇、皇后両陛下は4日、島から東京都立秋川高校(あきる野市)に避難した子供たちに、お見舞いとして栃木県高根沢町の宮内庁御料牧場で生産している牛乳を贈られた。

牧場から保冷車で届けられた200ミリリトル瓶入りの牛乳560本は、避難している小中学生計約350人や教職員のほか、秋川高校の生徒らの昼食に配布。

御料牧場は8頭の乳牛から週2回搾乳し、両陛下や皇族方に届けている。宮中晩さん会などの料理などに使われる量も含めて生産されているため、ふだんの余剰分は庁内食堂や牧場内で販売されている。

伊豆諸島・三宅島から避難し、全寮制の東京都立秋川高校(あきる野市)で生活する小中高生約350人の始業式が4日午前、同高で行われた。噴火に追われて親元を離れた子どもたちは「学校が楽しみ」「勉強でもしてないとやりきれない」と寂しさや不安と希望が入り交じる新学期をスタートさせた。

噴火活動が続く伊豆諸島・三宅島で4日、最後まで残っていた一般住民406人が定期船で避難した。同日夜に東京港竹芝桟橋に到着、島には保安要員となる村職員ら約400人が残るだけとなった。

定期船の「すとれちあ丸」は三宅島の三池港周辺で海が荒れていたため西部の錆ヶ浜港から出港。船が出る際には長谷川鴻村長も駆け付け「住み慣れない東京での生活は大変でしょうが、ぜひ頑張ってください。一日も早い再会を信じています。行ってらっしゃい」と住民を激励した。三宅村は港までの村営バスを運行。その後、警察官らが見回り、バスに乗り遅れるなどした住民2人を警察車両で送り、船に間に合わせた。《共同通信》




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【東京地検】詐欺容疑で衆院議員を逮捕

民主党を離党した山本譲司衆院議員(37)=東京21区=が、実際には就労実態がないのにもかかわらず、名義だけの政策秘書を雇い、国から支給された給与約2300万円をだまし取っていた疑いが強まり、東京地検特捜部は4日、詐欺容疑で山本容疑者と公設第一秘書A容疑者(35)の2人を逮捕、両容疑者の自宅のほか、東京都立川市の議員事務所や東京・永田町の議員会館など約10カ所を家宅捜索した。

山本容疑者らをめぐっては、元秘書の給与を流用したのに寄付金として政治資金収支報告書に記載した政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑のほか、ほかの元公設秘書の給与を流用した疑いも浮上。特捜部はさらに捜査を進める方針だ。

元秘書の山本譲司衆院議員が逮捕されたことについて、海外の旅行先から帰国した民主党の菅直人政調会長は4日夜、成田空港内で報道陣の取材に応じ、「大変残念なこと。逮捕容疑が事実なら責任を感じる。(疑惑について最初の)報道があった際、山本議員と直接話し、『ちゃんと会見した方がよい』などと個人的にアドバイスした。それ以降、表立った動きがなかったので一応決着したと判断していたのだが…」と語った。《共同通信》

【大相撲秋場所】2日目

大相撲秋場所2日目(4日・両国国技館)横綱、大関陣が安泰だった。横綱は武蔵丸が平幕の旭天鵬を難なく寄り切り2連勝とし、曙は栃乃洋を力強く突き落とし初日を出した。新大関の魁皇は小結安芸乃島を寄り切り、千代大海と出島の両大関とともに2勝目を挙げた。かど番の大関雅山は貴闘力をすくい投げで下し1勝1敗とした。大関とりの懸かる関脇栃東は小結貴ノ浪に寄り倒され初黒星を喫した。大関復帰を目指す関脇武双山は2連勝。《共同通信》

【大分一家6人殺傷事件】15歳少年を家裁送致

大分県野津町の一家6人殺傷事件で、大分地検は4日、殺人や殺人未遂などの容疑で逮捕、送検された高校一年の少年(15)を「少年院送致が相当」とする意見書を付けて大分家裁に送致した。これを受け、同家裁は少年について17日まで2週間の観護措置を決定、身柄を大分少年鑑別所に移した。

家裁は少年の性格や生育環境などと事件の関連を重点に調査。必要と判断すれば審判の開始を決定し、少年院送致や保護観察などの処遇を決める。一方、少年の弁護団は5日に少年の精神鑑定を申請する。少年側は犯行の事実関係について争わない方針だが、少年は16歳未満のため、少年法の規定で刑事罰は科されない。《共同通信》

【自由党・小沢一郎党首】韓国首相と会談

自由党の小沢一郎党首は4日午後、韓国の李漢東首相とソウル市内で会談し、在日韓国人ら永住外国人への地方選挙権付与問題について「自民党内で考えがまとまらず、今もってできていないのは遺憾だ。次の国会で成立させるよう努力したい」と理解を求めた。

李首相は「そのうち自民党も賛成ということでやってくれるのでは、と期待している」と述べ、今月下旬に召集される臨時国会での法案成立に期待を表明。23日から訪日する金大中大統領があらためて要請するとの見通しを示した。

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との関係をめぐり、李首相は「南北間の問題は(韓国側の)包容政策の中でいろいろ進展している」と説明した。《共同通信》

【森喜朗首相】ロシア・プーチン大統領と会談

森喜朗首相は4日午前、東京・元赤坂の迎賓館でプーチン・ロシア大統領と1時間半余り1回目の首脳会談を行い、日ロ平和条約問題を協議した。懸案の北方領土問題で首相と大統領は日ロ双方の主張を展開したが、交渉を継続していくことでは基本的に一致。大統領はこれまでの両国の合意を尊重するとして、具体的に1993年の東京宣言、98年のモスクワ宣言に加え、56年の日本とソ連の共同宣言を挙げた。両首脳は森首相のロシア公式訪問で合意、時期は外交ルートで調整することになった。

森喜朗首相は4日午後、東京・元赤坂の迎賓館でプーチン・ロシア大統領と2回目の首脳会談を行い、これまでの両国間の経済協力指針である「橋本・エリツィン・プラン」を拡充した新たな「貿易経済分野の協力深化のためのプログラム」(森・プーチン・プログラム)などで合意した。

プーチン大統領は日本の国連安保理常任理事国入り支持を明言するとともに、日本と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国交正常化交渉を歓迎した。《共同通信》

【米大統領選】終盤戦に

米大統領選で終盤戦皮切りとなる「労働者の日」の4日、民主党ゴア、共和党ブッシュ両候補は、五大湖周辺やフロリダなどの激戦州を回り、支持を訴えた。両候補の争いはまれにみる接戦となっており、11月7日の投票日に向け、総力戦となりそうだ。

支持率急上昇で波に乗るゴア氏は、キーワードである「働く家族」とともに「労働者の日」を祝う徹夜遊説を展開。3日にはペンシルベニア州で建設労働者を、ミシガン州で夜勤の医師や看護婦を訪ねた。4日未明にフロリダ州タンパに入り、24時間営業のコーヒー店で店員を慰労。早朝勤務の消防隊員らを激励し、「働く人々の意見を注意深く聞く」と、支持を求めた。

一方、ブッシュ氏も4日、イリノイ州での祝日行事に参加。やや押され気味だけに「厳しい戦いだ。小差の争いになるだろう」と支持者を引き締め、同行したチェイニー副大統領候補は「あと64日でクリントン−ゴア時代を終わらせよう」と、政権交代を訴えた。ブッシュ氏は今週、勝敗のカギを握る五大湖周辺の6州を重点的に回り、支持拡大に本腰を入れる。《共同通信》

【この日の民主党】

「残念。国民の皆さんに申し訳ない」山本譲司衆院議員逮捕受け、羽田幹事長が会見

民主党の山本譲司衆議院議員が4日午後、政策秘書の給与を国からだまし取ったとして、東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕された。 これに先だって山本議員は4日昼、「クリーンを旨とする民主党の立場に大きく背いた結果になった」として、江田五月参院議員を通じて、離党届を党に提出し、受理された。

逮捕の知らせを受けて、羽田孜幹事長は党本部で記者会見し、「こういう結果になってしまい、本当に残念だ。国民の皆さんにも大変申し訳ない」と陳謝した。

羽田幹事長は、「(一部マスコミで疑惑が報道された)5月の時点で事情聴取し、本人も記者会見をした。私たちもそれで大丈夫だろうと(衆院選で)公認をしたが、その結果がこういうことになってしまった」と反省の弁を述べるとともに、「さまざまな情報が入ってきているが、本当のところはどうなのか見極めていかなければならない」と前置きしながら、「選挙前に私たちが聴いていたことと(報道されている内容が)だいぶ違うと言う思いがある」として、明日5日の常任幹事会で報告し、倫理委員会に対して調査、答申を求める考えを示した。倫理委員会は7日に開催される予定。

その際、羽田幹事長は「厳しく受け止めていると言うことを土台にしながら、調査、答申を出してほしい」と述べて、さらに厳しい処分もあり得るとの考えを示した。

また、羽田幹事長は、国会議員本人、各都道府県連、総支部にあらためて通達を出すとともに、議員などを対象とした研修を行って、党として再発防止を徹底させる考えを示した。《民主党ニュース》



9月4日 その日のできごと(何の日)