平成5929日目
2005/04/02
【仙台アーケード街トラック暴走事件】
2日午前9時すぎ、仙台市青葉区中央の歩行者専用アーケード街に4トントラックが侵入し暴走、通行人ら6人をはねた。6人は病院に運ばれ、3人が死亡し、3人が重軽傷を負った。仙台中央署は業務上過失致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、暴走直後に交番に出頭した住所不定、無職、A容疑者(38)を逮捕した。
トラックは1日朝に同市内のレンタカー屋で三万数千円払って借りた。夜は市内の公園に止めたトラックの中で寝て、朝から市内を回った。「千葉から来た。死ぬつもりで人をはねた。車の中で灯油をかぶって火を付けた」などと話し、1日には仙台港へ行ったなどとしており、同署は死に場所を探していた可能性もあるとみている。《共同通信》
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【阪神・金本知憲外野手】通算1500安打
ヤクルト1−9阪神◇2日◇大阪ドーム
投打がかみあった阪神が快勝。一回、今岡の2点二塁打などで3点を先制。三回は金本の適時三塁打など5長短打で4点を加え、大勢を決めた。先発福原は球威十分で7回5安打無失点。ヤクルトの坂元は3回7失点と打ち込まれた。《共同通信》
鉄人にもう一つ新たな勲章が加わった。金本が三回にプロ87人目、阪神では10人目となる通算1500安打を達成した。3日で37歳の誕生日を迎える金本は、足掛け13年での達成となる。《共同通信》
【この日の民主党】
「政権交代を皆さんの力で」仙谷政調会長、仙台市内の街頭演説で
仙谷由人政策調査会長は2日、仙台市内で門間ゆきこ宮城県第2区総支部長らと街頭演説を行ったほか、事務所開きでの挨拶や意見交換会など、精力的な日程をこなした。
仙谷政調会長はまず2日朝、仙台市内で「障害者施策に関する意見交換会」に、鈴木寛参議院議員らとともに参加。障害を持つ皆さんの自立支援策について、地域によって格差が大きい現状なども指摘しつつ、忌憚のない意見交換を呼びかけた。鈴木参院議員も、自らのこれまでの経験を振り返り、「結局あと回しになる」政府の施策に疑問を呈した。参加者の皆さんからは、9項目にわたる要望書が手渡されたほか、障害者自立支援法の見直し問題等に関して活発な意見交換が行われた。
続いて仙谷政調会長は、仙台市内での門間ゆきこ後援会事務所開きにも出席。門間さんの笑顔の写真を指差して、「最後の最後までこの笑顔で通せるよう、民主党として全力を挙げる」と力強く決意を披露した岡崎トミ子副代表(参院議員)に続いて、挨拶を行った。仙谷政調会長はこの中で、小泉政権がいよいよ外交でも行き詰まったことを鋭く指摘。「この局面を打開するには、政権を代えるという新しい段階を、国民の皆さんにつくっていただく」しかない、とした。また、「志を立てて、今まで学んできたことを活かして」いく門間さんに対し、「その決意と情熱を実現できるようお力を」と力強く呼びかけた。なお、この事務所開きには、黄川田徹・今野東・内山晃・橋本清仁各衆議院議員、主濱了・鈴木寛両参院議員も出席して、門間さんを激励した。
仙谷政調会長らは更に仙台市内で街頭演説会も行った。まず鈴木寛参院議員が演説し、プロ野球界を例に挙げ、旧態依然とした長老たちが牛耳っていた世界に「きちんと勇気を持って対決をする、これができる若者がこの国を変える」と指摘。「その若者の輪の中にいる門間さんが、改革のために立ち上がった」などと述べ、民主党への支持を分かりやすく呼びかけた。
仙谷政調会長も、議連会長として自らも観戦したという前日の東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地での勝利に祝意を表し、地域主権・現場主権のスポーツの存在の必要性を強調。仙台を例に、「市民にとって夢のある地方分権とはこういうことだ」などとした。更に仙谷政調会長は、地域社会学を学んで、身をもって仙台の町の問題点を分かっている人だと、門間さんを紹介。「地域の皆さんが参加をして、政策をつくり実行することに充実感がもてるような関係をつくるため、中心になって動いてくれる」人物だとした。また少子化問題の解決のためには、「女性の実感、女性の感性がもっと入ってこなければ」と指摘し、民主党への支持を力強く呼びかけた。
続いて、門間ゆきこ総支部長も演説し、政府に「皆さんの肝心な声が届くには、政権交代の実現によるしかない」とし、「生活実感としての豊かさが感じられているか」と述べて、小泉政権のこれまでの政策に疑義を呈した。その上で門間総支部長は、「未来に期待や希望を持てるような政治、皆さまの声が届く政治」を目指して全力を尽くすとの決意を改めて明らかにし、力強く訴えを行った。
菅前代表、門間総支部長らとともに街頭演説で民主党への支持訴える
菅直人前代表(『次の内閣』ネクスト国土交通大臣)は2日午後、仙台市に入り、門間ゆきこ宮城県第2区総支部長の生まれ育った地区の商店街や箪笥店を訪れたほか、門間総支部長らとともに仙台駅前などでの街頭演説会に参加し、民主党への支持を力強く訴えた。
菅前代表はまず、門間ゆきこ総支部長の生まれ育った、仙台市若林区荒町・南鍛治町の商店街を訪問。門間総支部長らとともに、お店から出てきた人たちと次々に握手をしながら、気さくに写真撮影やサインに応じ、会話を交わしていた。
また途中、街頭演説会も行われ、菅前代表は、閉塞感の漂う現在の日本では、「従来のやり方では、うまくいかない」として、街を歩き回っていた研究者から政治の世界へ転進を遂げた、若さあふれる門間ゆきこ総支部長への大きな期待感を表明。地元での演説となった門間総支部長も、「喜びの声、元気の声が聞こえる街に」と訴え、参加した多くの議員も「政権交代へののろしをこの地から」などと、それそれ力強く訴えた。
仙台駅前に場所を移した街頭演説会では、フルキャストスタジアムからの試合観戦帰りの人たちも大勢通りかかる中、菅前代表がまず演説。昨日に引き続いて連勝した地元ゴールデンイーグルスの勝利をお祝いし、「地域の皆さんの応援があれば、まだまだ新しいエネルギーが仙台に、宮城に、地方にあることを示した」として、今回の補欠選挙も「地方にエネルギーがあるかどうかの戦いだ」などとした。
菅前代表は更に、仙台生まれ仙台育ちの門間総支部長について、地域のことは地域で決めるよう取り組んでいこうと、「立ち上がってくれたのが門間さんだ」とし、霞ヶ関の官僚に対して、その手玉に取られた政治を行うのか、協力してもらうところは協力してもらうが、決めるべきところは皆さんの声を聞いて、自分たちで決めることができるのかが、自民党との違いだと断言。役人の書いた文書を一字一句、「句読点からフリガナまで」読んでいる大臣のいる内閣をつくって「それの何が行政改革、構造改革か」と厳しく小泉政権を批判した。
また、社会保険庁の廃止も道路公団の改革も、何も進んでいない小泉・自民党政権が、今の今まで「何一つ変わっていないということだけは、自信を持って皆さんにお伝えすることができる」と痛烈に皮肉った菅前代表は、民主党による政権交代の必要性を改めて訴えた。
続いて門間総支部長も、「もんちゃん、がんばって!」などと声援も飛ぶ中、元気一杯に演説。研究者として街を歩き回って話を聞いて回った体験から、現状のこの閉塞感を打破するためには、「まずは政権交代の実現」だとの思いに至ったことを述べ、「皆さんの声を門間ゆきこ、民主党にお聞かせいただきたい」と呼びかけた。門間総支部長は更に、地域の声を大事にすることを強調し、国政の場に「皆さんの声を届けられるよう、精一杯がんばっていく」などと力強く決意を語った。
なお今回の街頭演説会には、門間総支部長や菅前代表のほかにも、岡崎トミ子副代表・円より子ネクスト防災担当大臣(ともに参議院議員)や、辻恵・樋高剛・阿久津幸彦各衆議院議員らも参加し、それぞれの会場で力強く民主党の主張を展開し、支持を訴えた。《民主党ニュース》