平成5930日目

2005/04/03

【ヤンキース・松井秀喜外野手】開幕アーチ

米大リーグは3日夜、ニューヨークのヤンキースタジアムで伝統の一戦、ヤンキースーレッドソックスで開幕した。日本人大リーガーのトップを切ってヤンキースの松井秀喜外野手が「5番・左翼」で登場し、八回に中越えへ今季1号の2点本塁打を放つなど5打数3安打3打点。守ってもピンチで好捕と3年目も好発進した。

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過去最多12人の日本人選手が開幕メジャーを迎えた今季、開幕日はこの人気カード1試合だけ。小雨が降ったりやんだりの空模様だったが、約半年ぶりの球音にほぼ満員に膨れ上がった球場は歓声に包まれた。《共同通信》




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【SBI・北尾吉孝CEO】堀江貴文氏を批判

フジテレビジョンの筆頭株主になったソフトバンク・インベストメント(SBI)の北尾吉孝最高経営責任者(CEO)は3日、名古屋市内で講演し、ライブドアの堀江貴文社長について「(ニッポン放送の)役員から社員までライブドアが嫌だと言っている。株を50%持ったから、もうわたしの支配下だと。わたしはそういうことが嫌いだ」と強く批判した。

北尾氏は「相手のことを思いやることを堀江君も考えてほしい。わたしが買収するときは、相手にとっても良い状況をどう実現するかを真剣に考えている」と述べ、敵対的買収はすべきでないとの考えを強調した。《共同通信》

【政府】「郵政民営化法案」骨格固まる

政府は3日夜、郵政民営化法案の骨格を固めた。最大の焦点である経営形態に関し、持ち株会社の保有する貯金、保険両会社の株式は民営化委員会による3年ごとの経営状況の判断を踏まえ、段階的に売却する方針。両社の株式を民営化開始から10年後の2017年までに完全売却するかどうかの判断は小泉純一郎首相に委ねられた。

細田博之官房長官は同日夜、小泉首相を都内の首相公邸に訪ね調整結果を報告し、経営形態問題などを協議。細田氏はこの後、記者団に対し「首相は決断した。4日午前に首相と閣僚の会議を開いて骨格内容を正式に決定した上で、同日午後に発表する」と述べた。《共同通信》

【この日の民主党】

豊かな地域社会めざし「門間ゆきこ&ウィメンズフォーラム」を開催

宮城県第2区総支部は3日、「『豊かな地域社会をめざして』次世代の子どもたちのために、家庭や社会のつながり、地域の再生を考える」をテーマに、仙台市内において「門間ゆきこ&ウィメンズフォーラム」を開催し、女性を中心に約90人が参加した。

フォーラム前半では、宮城県子ども総合センター所長で精神神経医でもある本間博彰氏が「次世代育成支援・子どもと家庭のメンタルヘルス」と題して基調講演を行った。本間氏は不登校児童生徒や心身症の増加、子どもたちの犯罪の凶悪化と低年齢化といった子どもたちの崩れは、大人社会の孤立化と将来に対する閉塞感等に起因すると指摘。「親が親としての力を発揮できるような社会的なサポートが必要」と述べ、「不安の少ない親が、子どもにしっかりと向き合って子どもが望むケアができるような環境づくりが課題」と語った。

そうした基調講演を受けて第二部では、蓮舫参議院議員の司会のもと、門間ゆきこ同総支部長、党男女共同参画委員長の水島広子衆議院議員が登壇し、地域再生、地域・家庭・子どもたちの結びつきの問題、子育てと仕事の両立支援の問題等について話し合った。

門間総支部長は戸別調査を実践してきた社会学者としての日々を振り返るとともに、現代の日本社会について「街に声が聞こえない」と指摘し、孤立化が進んでいるとの見方を示した。また社会学の分野でソーシャル・キャピタルと呼ばれる「人と人との信頼関係や地域独特の規範や風習、地域の伝統行事」にも言及し、かつては地域ぐるみで共通した時間を過ごすことで信頼関係の構築につながっていたと説明。そうした時間が失われることによって、街に元気がなくなったのではないかと分析した。

蓮舫議員の問いかけに対して門間総支部長は、「地域の力を育みたい、一人ひとりの声を国政へ届けたい」と日頃から語る自らの訴えについて、地域の多くの人々に支えられて育ってくる中、地域の声は自分にとって励ましの声であり、背中を押してもらう希望の力であったと説明。そうした地域の声が不安の声となりつつある現代社会にあって、かつての希望の声に変えていくために「社会学論文」ではなく「行動すること」で自らの力を尽くしていきたいと訴えた。

蓮舫議員は、子どもたちの間で地域に暮らす大人との会話が格段に少なくなっている実態を指摘し、地域商店街がなくなり、スーパー・自販機が氾濫する社会にあって人間関係が希薄となるなか、「地域力」が失われたとの見方を示した。水島議員も「地域の子育て力が落ちてきている」と述べ、「地域でどれだけ人と人との関わりを取り戻せるかが日本再生の鍵になる」と語った。

水島議員は民主党が重視する「ワーク ライフ バランス(仕事と生活の調和)」に言及し、仕事人間ではなく地域にも居場所があり、まただれもが働きに見合った自分の望む形での雇用を確保できる、そんな社会の実現に向けて民主党がリードしていくとした。

最後には党副代表で宮城県選出の岡崎トミ子参議院議員もかけつけ、「門間総支部長は大きな可能性を秘めている」として阪神・淡路大震災後には現地に駆けつけ、NGOスタッフとして復興に力を尽くしてきた彼女ならではの地域再生へ向けた行動力への期待感が語られ、会場からも強い期待をこめた拍手が沸き起こった。

門間総支部長ら、女性議員プラスワン会議仙台キャンペーンで街頭演説

「女性議員ゼロ議会をなくそう!女性の政治参画で政権交代を実現しよう!」をテーマに結成された「女性議員プラスワン会議」は3日、仙台市内で街頭演説・フォーラム・パレードからなるキャンペーン活動を展開。街頭演説会では、会議に駆けつけた国会議員や全国の自治体議員が、衆議院宮城2区補欠選挙予定候補者の門間ゆきこ宮城2区総支部長とともに、リレートークを行った。

門間総支部長は、社会学の研究者として地域で調査を行う中、将来への不安や諦めを訴え、安心できる暮らしを求める声に数多く行き当たり、「切実な声が政治に届いているのか」との疑問を抱いたと紹介。「豊かな地域社会を次世代に残したい」と、地域にかける自らの熱意を示した。門間総支部長はまた、「声が届くシステムは、政権交代なしでは実現できない」とし、現場の声を聞いて問題解決につなげる民主党への一層の支援を訴えた。

続いて演説を行った水島広子衆議院議員(党男女共同参画委員長)は、「女性の議員を一人でも増やすことが、日本を立て直すことにつながる」との認識を表明。女性の政治家が国会・地方自治体に多く現れることにより、生活に密着した視点で政治の枠組みを立て直し、地域の構造が少子高齢化でがらりと変わる中、「暮らしやすい地域」の実現につながるとの考え方を示した。水島議員は、まだまだ日本で政治参加の声を挙げる人は少ないが、門間総支部長は勇気を出して声を挙げたと讃え、地域の役に立ちたいという気持ちをエネルギーに変えてがんばる女性議員を増やしていただきたいと要請した。

演説会では、西村智奈美・山花郁夫各衆院議員、神本美恵子・蓮舫各参議院議員もマイクを握って、民主党の政策を道行く人々に紹介し、民主党への支持を求めた。

鳩山元代表、田中長野県知事 平田候補とともに福岡市街を歩く

3日午後、鳩山由紀夫元代表(『次の内閣』ネクスト外務大臣)と田中康夫長野県知事は、平田まさのり予定候補者応援のため福岡市入りし、福岡市民の皆さんと対話を重ねた。

鳩山元代表と田中知事は、平田予定候補者とともに、まず福岡県西方沖地震によって大きな被害を受けた市内の大名地区を視察。被災家屋の前で市民の話を聞いたり、商店の中での対話を行った。一行は立ち入り禁止となっている家屋の前にたたずみ、生々しい被害の状況を再確認した。

続いて一行は、若手国会議員とともに天神地区の商業施設エルガーラに沿って練り歩きながら天神地下街に入り、商店で働く人々や行き交う市民との直接対話を交わした。とりわけ若い市民層からは、一行のエネルギッシュな姿に盛んな声援が送られた。

その後、雨天を衝いて、天神ソラリア前で街頭演説が行われた。鳩山元代表・ネクスト外相は、「福岡の地で、日本を変える熱い原動力を見た。平田さんのような困難を経た力強い人だから日本を変えられる」と語り、また田中知事は「郵政問題よりももっと生活に密着した課題が沢山ある。また、国民一人当たり800万円にのぼる公的な借金こそ大問題だ。改革を断行するには、平田さんのようなしがらみのない、力強くてやさしい人が必要だ」と語った。

平田予定候補者は、「ハコモノにはカネを出すが、国民生活にはカネは出さない政治は間違っている。地盤も看板もカバンもない私には、市民との太いパイプがある。同じ政治家が同じことを繰り返すことは止めさせなければならない」と力強く語った。演説に聞き入っている市民の間からは、「民主党頑張れ」の声援も送られた。同街宣には、九州地域を中心として多くの国会議員が参加し、市民に民主党への支持を訴えた。《民主党ニュース》



4月3日 その日のできごと(何の日)