平成6239日目

2006/02/06

【民主党・野田佳彦国対委員長】緊張感に欠ける政府を『一問入魂』で追及

野田佳彦国会対策委員長は6日午後、国対役員会を終えて国会内で記者会見を開催し、今日から始まった衆議院予算委員会での本予算の基本的質疑に向けて、その意気込みを語った。

野田国対委員長はこの中で、今日から明日にかけての基本的質疑で、民主党から前原代表をトップバッターに6人の議員が質問に立つことをまず紹介。「与党の質問を凌駕」し、「巷間言われている4点セットにプラスアルファをしながら、総攻撃をかける」との意気込みを力強く語り、国対としても「緊張感をもってサポートをしていきたい」とした。

また、中川農水相の閣議決定違反の「驚天動地の答弁が出た」だけでなく、参議院の質疑でも松田食品安全担当相が、閣議決定は必要に応じて守る、との答弁をしたことも野田国対委員長は取り上げ、「答弁が粗雑な部分がずいぶんある」と指摘。「一問入魂」の心構えで、相手側の一つ一つの答弁に「食らいついていく気持ちが必要だ」とし、その意識を徹底させたいとした。《民主党ニュース》




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【サラリーマン川柳】「わが社では部長のギャグがクールビズ」など100編発表

「わが社では 部長のギャグが クールビズ」。第一生命保険は6日、毎年恒例の「サラリーマン川柳コンクール」の入選作100編を発表した。夏の軽装を呼び掛けた「クールビズ」、衆院選の「刺客」騒ぎ、タレントのレイザーラモンHGの決めぜりふ「フォー」など昨年話題となった言葉をちりばめた川柳が目立った。

「娘まで 何を聞いても 『個人情報』」と父親の肩身の狭さを表現した作品が今年も多く、「年金の 出るころ妻は 家を出る」や「耐震の 強度増すのは 妻ばかり」の笑えない作品も。「フォー!に萌え~ 意味は知らぬが 言ってみる」と周囲に合わせるおじさんの切ない努力が伝わるものもあった。

「チルドレン 昔『かすがい』 今『刺客』」と風刺作品のほか、「“軽くヤバイ” ぜい肉よりも わが会社」という厳しいものや、「少子化を 食い止めたいが 相手なし」という切実な川柳も。《共同通信》

【東横イン不正改造事件】社長が謝罪会見

顔を紅潮させ「自分が上等な人間と思っていたことが悔しくて仕方ない」と涙をぬぐった。東横インの不正改造問題で6日、国土交通省の調査結果発表を受け、西田憲正社長が記者会見し、消え入りそうな声で謝罪した。発覚直後に居直り発言を繰り返した様子から一転し、平身低頭を貫いた。《共同通信》

【シンガポール】小泉首相の靖国参拝中止を要請

シンガポールのゴー・チョクトン上級相は6日の講演で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題について「靖国への参拝を日本の指導者は断念すべきだ」と述べ、参拝中止を強く求めた。

さらに「(参拝で関係が悪化している中国、韓国をはじめ)アジア諸国だけでなく、米国でさえ日本の立場に理解を示すことはできないだろう。日本は外交的に孤立している」と指摘。事態打開のため「(戦犯以外の)戦没者を追悼する、ほかの方法を探すべきだ」とし、新たな追悼施設を検討する必要があるとの考えを示した。

中国には、靖国参拝を含む歴史問題をあおって日本の反中感情を高めないよう自制を求めた。

大戦中に日本に占領されたシンガポールは参拝に批判的で、リー・シェンロン首相も昨年「戦犯をあがめる対象にすべきではない」と語った。《共同通信》

【麻生太郎外相】「台湾を『国』と言ったら問題になる」

麻生太郎外相は6日の記者会見で、4日の講演で台湾を何度も「国」と表現しながら、日本が植民地統治下に台湾の義務教育向上に貢献したと述べたことについて、「(台湾を国と言ったことは)一回もない。台湾を『国』と言ったら問題になることぐらい(わかっている)。そんなにバカでもない。台湾という『地域』の話」と釈明した。

麻生氏は4日の講演で「識字率などが向上したおかげで今、台湾という国は極めて教育水準が高い国であるがゆえに、今の時代に追いついていける」などと述べた。日本政府は台湾を国家として承認していない。《毎日新聞》

【民主党】皇室典範改正めぐり党内調整が迷走

女系天皇を認める皇室典範改正案への対応をめぐる民主党の党内調整が迷走している。前原誠司代表は4日、埼玉県熊谷市で意見集約を急ぐ考えを示したが、野田佳彦国対委員長は6日の記者会見で「拙速」を戒めた。政府・与党に賛否両論が混在する中、民主党にとって意見集約することとしないことのどちらが得策か、執行部の見解も分かれている。

女系天皇について前原氏は容認論に、野田氏は慎重論に立つ。ただ、意見が分かれるのは、改正案が今国会に提出されるかどうかの見極めの違いが影響している。

前原氏は6日「郵政法案の二の舞いにならないことだ」と記者団に強調した。自民党内の対立を静観して郵政の対案を出さず、衆院選で惨敗した悪夢を繰り返したくないとの思いがにじむ。

一方の野田氏は「与党側は混乱しているように見受けられる。(改正案を)国会に出すのか、判断できかねる」と語る。「4点セット」で攻勢をかける中、この問題で「党内に混乱を招くのはどうか」との慎重論が強い。《毎日新聞》

【小泉純一郎首相】皇室典範改正に自信

小泉純一郎首相は6日の自民党役員会で、女性、女系天皇を認める皇室典範改正案について「慎重に、じっくり焦らず議論すれば、良識的な判断がされると思う。必ず理解を得られる」と述べ、今国会での法案提出と成立に自信を示した。《共同通信》

【民主党・前原誠司代表】官僚組織の闇にメスを入れずに何が改革か

前原誠司代表は6日午後、衆議院予算委員会での質疑を終えて、国会内で記者団の質問に答え、所感を述べた。

この中で前原代表は、政府・与党がこの国会を「行革国会」と言うのであれば、官製談合の問題、天下りの問題こそを徹底的に議論することが重要だと指摘。防衛施設庁の問題を含めた官製談合の問題は、「官の世界全体に蔓延している闇だ」とし、「それを正さずして予算の審議はできないという思いで質問した」と述べた。

更に前原代表は、小泉政権が「本当に改革政権なのか、という疑問を常に持っている」とし、官製談合防止や天下り規制に関して、民主党が何度も法案を提出しているにも関わらず、それを無視し、抜本的な対策をとらなかったことに言及し、この日の質疑でもそうした観点から、具体的な天下り組織の例を挙げて質問したことを改めて紹介した。

そして前原代表は、そうした「闇を正さなければ税金のムダづかいはなくならない」とし、様々な観点から小泉首相に提案も行ったが、「乗ってこられなかった」と述べ、「官僚組織の闇にメスを入れずして何が改革か」と批判。きわめて残念な、おざなりの答弁だった、とした。

防衛施設庁の官製談合の問題についての、額賀防衛庁長官の責任論について問われた前原代表は、「長官の責任はきわめて重い」とし、総理の任命責任ともども追及を強めていく意向を示した。同時に前原代表は、徹底追及をしつつ、天下り問題や官製談合問題などを例に、「われわれが政権を獲ればこういうことをやるということを提案もしていく」と述べた。

また、皇室典範改正問題の対応についても記者団から問われた前原代表は、「郵政の法案の二の舞にならないように」とし、与党が意見をまとめられないだろうと油断するのは、厳に慎まなければならないと指摘。「しっかりわが党としても議論をしておくことが重要だ」としつつ、「結論を急ぐつもりは全くない」と述べ、「むしろ、慎重審議を求めていくことは大事だ」との考えを示した。同時に、法案が出された時には、堂々と議論ができるような、しっかりとしたバックグラウンドを党内で共有するために、研究をしてもらいたい」とも語った。《民主党ニュース》



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